さっきマーケットに買い物にでかけた。
どこからか沈丁花の香りが漂ってくる。
姿は見えないけれど、たしかに沈丁花。
東京の春はこの香りがつれてくるのだ、と思った。
放射能が混じっているかもしれない雨がしとしとと降っている。
でも、春はやってくるのだ。
春は必ず、来るのだ。

八方塞がりのように見えても、
世の中、「不変」のものはない。
明けない夜はないように。
春のこない冬がないように・・・。

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東京もだいぶ落ち着いてはきているようだが、
それは「日常生活」の部分なのであって
やっぱり混乱は続いている。

さまざまイベントが中止になった。
江戸っ子の誇り、「三社祭」が中止というのだから
大変なものだ。
春休みの旅行などもキャンセルが相次ぎ
ツアー自体が取りやめになるような例も多々あるらしい。

ですが、私の企画である27日の浦項行きは決行ですので
ご心配なく。
むしろこんなときだからこそ、
あちらでの「交流会」が心温まるものになるのではないかと思います。

東京での仕事のスケジュールがなかなか見えません。
「ホンギ君ファン」から沢山のコメントを戴きまして
ありがとうございます。

本来なら18日に私とホンギ君の「親子」のシーンだけ
「抜き稽古」がある筈だったのですが、
その日程も飛んだきり、いつになるのか分かりません。
クランクイン自体も少し延びているようですが、
そのうち見通しが立つでしょう。

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ところで予告いたしました「非常用持ち出し袋」のお話です。
今東京は非常時に必要なモノなどどこにも見あたりません。
備蓄できる食糧の類も店頭から姿を消しましたが、
私としてはとっても不思議。
「みんなそんなに日頃の準備がないの?」と。

阪神淡路で学習したこともあるけれど、
もしかすると「職業的」なこともあって備蓄は
私にとって自然なことなのかもしれないと思った次第。

忙しくなると買い物もおっくうになりますから
日頃精神力のあるときに、たとえばミートソースなんか
大量に作って小分けにして冷凍していたり。

秋口に生筋子の良いのが出回ると、醤油漬けにして冷凍しておいたりね。
もちろん、パスタやお餅、乾麺、キャンベルのスープとか
缶詰類も準備してありますよ。
でも、こんなのは非常時のためというより、
常備しておくと、いざというとき困らないからです。

そう、「いざというとき」の解釈なんですね。
多忙や病気で買い物にいけなくなるかもしれないとか。
「いざ」というのは災害だけじゃないわけで・・・。

だからといって異常になにかをため込んでいる訳ではありません。
適度に消費してローテーションもしないと
いくら缶詰とはいえ消費期限もありますしね。

だから今回の人々のパニックはちょっと不思議な気もしました。

日本人は
「無い!!!!!!!!!」
と言われるとすぐパニックになりますね。

「マグロがない!」
「バターがない!」
それなら他のモノを食べればいいじゃない。

潤沢に消費する日常にしがみつかないで、
「ない」ことを楽しんで、別の「ある」を発見しましょうよ!


と、ここまで書いて「非常用持ち出し袋」の話しの枕には
あまりにもブログとして長い気がしたので、
急遽タイトルに(1)をつけることにして、
次回、その全容についてお話しすることに・・・・。
悪しからず。
許されよ。
(^^)m(_ _)m(^^)