今回も雑談です
今回はマザーボード(MB)です
CPUソケットやメモリーソケット グラボをつけるスロットなどなどが
付いている大きい基盤でATXと言うサイズが標準です
小さい順から Mini-ITX MicroATX ATX E-ATX となっています
(規格サイズですので違うメーカーでも互換性があります)
ミドルタワータイプのPCケースはATXまでのMBが入ります
(ミドルタワーでもE-ATXが入るものもあります)
PCケースは決まったサイズ規格は無いのですが
高さが50cm以下ぐらいをミドルタワー それ以上をフルタワーと言います
もちろん小さいMBは小さいケースにも入ります
(ミニタワーやスリムケースと呼ばれてます)
小型のMBは基盤が狭いので
メモリスロットやPCIeスロットの本数が少ないことが多いです
これは今回組んだ ASUS TUF GAMING Z790-PLUS D4 です
(ATXサイズです)
赤枠は CPUソケットです (LGA1700)
黄枠はメモリースロットです(4スロット メモリー4枚まで差せます)
紫枠はM.2スロットです(上と下にはヒートシンクが付いています)
(M.2 SSDが4枚までつけられます)
青枠はPCIeスロットです 上のスロット白っぽく見えてるのがグラボ取付用です
CHIPSET HEATSINKの下にZ790チップセットが付いています
その右側にSATAコネクターが2基 右下に2基の合計4つのコネクターが付いています
VRM HEATSINKの下には CPUに電力を送る回路があります
(左と上)
最近のCPUは消費電力が高いので 強化された電源回路があり発熱も高いので
大型のヒートシンクが付いていることが多いです(特にゲーム向けMBは)
CPUの取り付けは レバーを上げてると固定枠も上がるのでCPUを置いて
レバーを下げて 固定するだけですCPUの向きだけ注意すれば簡単です
メモリーの取り付けも スロットにある切り欠きを合わせて押し込むだけです
(対応メモリー以外だと切り欠きの位置が違うので差せません)
メモリースロットの片側または両側にロックがあるので
ロックがかかるまで押し込みます
PCIeは汎用拡張スロットで x1からx16までの長さが違うスロットがあります
(PCI-Express=PCIe)
グラフィックボードはx16に取り付けます(一番長いところ)
MBによってはグラボが重いのでスロットを金属で補強しているものもあります
短いスロットにはWifiカードやUSB増設カードや増設LANカードなどなどが差せます
(長いスロットに短いカードを差しても問題ありません)
PCIeは1.1~5.0まで規格があり 今の主流がPCIe4.0とPCIe5.0です
(実際に実装されているもの 規格は7.0まであるようです)
ちょっと前のMBではPCIe3.0のものもあります
PCIe3.0の2倍の転送速度が PCIe4.0で さらに2倍なのが PCIe5.0です
(数が大きいほど転送速度が速いです)
PCIeは上位互換なので
PCIe5.0スロットに PCIe4.0のグラボを差してもPCIe4.0で動きます
逆にPCIe4.0のグラボをPCIe3.0のスロットに差してもPCIe3.0で動きます
(どちらか低い方の転送速度で動きます)
S-ATAコネクターは
S-ATAのHDDやSSD DVDドライブなどを接続することができます
(内蔵タイプのドライブなど)
これは PCの後ろ側に出ている MBの外部インターフェイスです
HDMI PORTやDISPLAY PORTは内臓グラフィック付きのCPUだけ使えます
内臓グラフィックなしのCPUの場合は
取り付けたグラフィックカードより画像出力します
長くなりましたので また次回に またね~ノシ