探し物をしていたら出てきた懐かしいもの。

某スクールでカラーコーディネートの勉強をしていた時の、
色の様々な対比現象についての課題制作。
デザイン、レイアウトは自由だったので、
何を思ったのか27、28歳頃の僕はこんな事をしてました。
だいたい皆さん、背景色の上に四角や丸を貼るんですけどね。
たぶん、PCCS表色系の色の記号で作ることで、
視覚で先入観を植え付けても対比を感じるか、みたいな、
なんかそんな捻くれた直感だったような気がします。
この時の先生には何年かに1度くらい会わせていただくんですが、
ほぼ毎回この課題のお話になるんです。
「こんなデザインをしてきた生徒さんは初めて」
「他の授業でもこの課題を出す時はいつもこのデザインの話をする」
当の本人は初めて聞いた時、面白いほど記憶に無くて、
「先生、きっとそれは記憶違いで俺じゃないです」とか言ってました。
いざ帰って探してみたら「すんません、俺でした」みたいな。
この課題の裏には先生のメモが貼られていて、
かなり嬉しい評価、感想を書いていただいてます。
それはちょっと胸の内に秘めておきたいので書きませんが。
本格的な色の勉強を始めた時に出会ったのがこの先生で、
理論だったり基礎だったり、色に対する考え方、価値観、センスなど、
そのベースを築いてくれたのがこの先生で良かったと思ってます。
じゃなきゃたぶんここまでやってないでしょう。
そんな気持ちをこの課題の偶然の発掘と同時に思い出したので、
新年度ですし、気持ちを新たに、引き締めてやっていきます。
皆さんも新年度に心機一転、こちらはどうですか?
いろいろ内容盛り沢山ですよ。

水曜日です。もうすぐです。
ご来場、心よりお待ちしております。