では、今回は僕が現在使用している名刺のご紹介です。


こちらがその名刺です。




楽色時間



今回も個人情報は控えさせていただきますが・・・。


実はこれ、2代目になります。

最初は横向きの一般的なデザインに、

名前の下に赤いライン、名前の前に小さく色相環を入れてました。


シンプルで良かったんですが、なんとなく固さが前面に押し出されていたので、

カラーの仕事っていうふうに考えた時に、どうなんだろ?みたいな感じでした。

営業とかで使うならそれでも良いんでしょうけどね。


ただ、この仕事をやっていると、お客様はほぼ女性なんですよね。


ということで、思いっきり女性に媚び、いやいや、ウケの良さそうな、

そして、名刺を一目見て何をやってる人なのかがわかりやすいように、

そう意識してデザインしたのがこの2代目です。




初代で名前の前に小さく控えめに存在していた色相環を大きく前面に押し出し、

12色相環で華やかに、なおかつ 『色を自在に操る人』 というイメージを表現しました。


上半分を華やかにした分、下はシンプルに、空間(余白)作りを意識しています。

あくまでもゴテゴテしないように、メリハリをつけました。




そしてこの名刺の主役の12色相環の色の位置なんですが、

純色の中で最も明度が高いイエローを右上に、明度が低いバイオレットを左下に配置しています。

これは、暗→明の流れが右肩上がりになるようにしたかったんですね。


なんか縁起良さそうじゃないですか、そういうのを密かに忍ばせておくと(笑)




あとは、この名刺の裏にズラズラと資格や肩書きなんかが並んでおります。

やっぱりなんだかんだでそれがないと信用されませんからね。




まぁ、こだわりの部分をいろいろ書きだすと、もっと長くなりそうだし、

それに自分自身なんだか恥ずかしいので、ここらで止めたいと思います。


実際にこの名刺に変えてから、女性の方の反応は良かったですね。

カラーってなんだか楽しそう、っていうのが伝わると言ってくださる方もいました。

狙い通りで非常にありがたいお言葉です。




このように、ターゲットとするお客様の層がどの辺りに属するのか、

それを元にして名刺を作成するのも、非常に効果が高いことだと思います。


まぁ、このデザインは男性にはちょっとキツイかもしれませんけどね。




「なんかよーわからんけど、色を使って面白そうな話をしてくれる人」

これが僕の 『55mm × 91mm の自己表現』 です。


僕自身非常に気に入ってるので、きっと長く使い続けるだろうと思います。


あとは裏の肩書きをもうちょっと増やしたいなー、ってところですね。