お盆休みに突入されている方も多いのでしょうか?


僕は社会人になって働くようになってからというもの、

職種は多々あれど、サービス業に就いていた時期が一番長いので、

お正月、お盆、ゴールデンウィークなどの大型連休は、

働いていることのほうが当たり前の感覚になってしまっています。


むしろ稼ぎ時なので、逆に働きたくて血が騒ぐのです。




そんなお盆の大型連休ですが、

どこか旅行に出かけたり、緑に囲まれた場所でキャンプしたり、

海やプールで涼んだり、家でまったりリラックスなどなど、

いろいろな過ごし方があると思います。


その中でも去年頃から注目されているファッションのひとつに、

『マリンスタイル』というものがあります。


『マリンスタイル』のコーディネートに欠かせないのが、

『トリコロール』という配色技法ですよね。


トリコロールと聞けばフランスの国旗を思い浮かべる方も多いと思います。

そして主にファッション業界でも 赤・青・白、

この3色の組み合わせをトリコロールカラーと呼びます。


例えばこんな感じのアイテムですよね。



楽色時間



楽色時間


※ どちらも私物です。




こういったトリコロールカラーのアイテムを1つ取り入れるだけで、

簡単に流行のマリンコーデが完成しますよね。




ですが。


実は『トリコロール』という配色は 赤・青・白 だけではないんです。




トリコロール配色の定義はこうなっております。

『彩度の高い有彩色に白や黒を合わせた、メリハリのある3色配色』


もともと語源は tri (3つの) color (色) でトリコロールなので、

当然と言えば当然の定義ですよね。


でも、鮮やかな色ばかりだと組み合わせによっては、

お互いの色の差が小さくてぼやけてしまうこともあるので、

白や黒などを合わせてコントラストをつけ、メリハリ感を演出します。


ということは、この 赤・青・白 だけでなく、

イタリアなどの国旗に見られる 赤・緑・白

ドイツなどに見られる 赤・黄・黒

これらもトリコロールになるんですよ。


そうは言っても、ファッションを中心に配色の意味が決められることも多いので、

『トリコロールカラー = 赤・青・白』は定番中の定番になっています。

夏の暑い日差しにこの配色は、軽快さと爽やかさを演出できますしね。




どこかで自慢げに披露できるかどうかはわかりませんが、

ちょっとした豆知識として記憶の片隅に残しておいてみてはいかがでしょうか?