実は今年の初め頃、話すには長くなるような出来事がありました。
簡単に言えば、辛い終末と夢を明確にするための始まりでした。
そんな時期に狂ったように僕が求めてた色があります。
今日は僕の思い出の色、「マゼンタ」です。
マゼンタというと、パソコンでプリンターを使う方からすれば、
どのメーカーにおいてもインクでお馴染みの色だと思います。
青みのある濃いピンク、または鮮やかな赤紫、
この辺の色を総称してマゼンタと呼ぶことが多いです。
ということで、マゼンタにはピンクから得られる意味と赤紫の意味があります。
赤紫というと、木の実などが熟して食べ頃になるサインの色です。
これを動物が食べ、排泄物と一緒に種を出し、
そこからまた新たな芽が吹き出して成長し、また実をつけます。
この一連の流れは、自分達の種の繁栄のために実を犠牲にしていると言えますよね。
つまり、赤紫は食べてもらうために動物を引き寄せる誘惑のサインです。
犠牲と誘惑、この意味が赤紫にあります。
犠牲と言うと悪いイメージもありますが、次の発展に向けてのものでもあります。
例えば、自分がヘトヘトになるまで頑張った甲斐があって仕事が成功した、
このような、自分の時間や体力を犠牲にして結果を得ることなどですね。
しかし悪い意味では、自分を大切にしていないということになります。
結果ばかりを追いすぎて、気がつけば病気になっていたってこと、ありますもんね。
そして誘惑、これはもうそのまま、誘い惑わすことなんですが、
赤紫ということで、赤が入ってますよね?
なので、性的誘惑という意味も当然ながらあるんですよ。
狙っている異性がいるそこのあなた、赤紫の服などいかがですか?
女性なら口紅なんかも良いかもしれませんよ。
この今までのお話と関係していることなのですが、
犠牲になって、誘惑をして、という行為は自分から動くことです。
リアクションではなくアクションですよね。
こういったことから、自分から先に動く、与えるという意味があります。
また、何らかの結果のために動くので、見返りを求めるという意味にもなります。
赤の物欲の強さもこの意味に絡んできます。
この2つの意味から生まれるのが、先行投資です。
どうしても金銭を連想してう言葉ですが、恋愛でも言えると思います。
自分からアプローチをかけて、あれこれいろいろ手を尽くして、
そして好きになってもらって付き合う、結婚するとかそういうことですね。
その「手を尽くして」の中にプレゼントみたいな金銭絡みもあるでしょうね。
しかし、ピンクには無条件の愛という意味がありましたが、
見返りを狙った愛は本物ではないと考えると、見せかけの愛とも言えますね。
はい、そして。
木の実ということで、「実を結ぶ」=結果を得る、という意味の言葉があります。
このことから、結果が得られることを目指すという意味もあります。
逆を言えば、結果が得られないものは拒否、拒絶をしてしまいます。
結果が出そうなものには惜しむことなく身を切り崩し、
そうでないものはバッサリ切ってしまう。
こういったことから、お金や人、物の使い方、扱い方が上手いという意味が生まれます。
または、それらをコントロールしたいという欲求ですね。
次に、赤やピンクの意味が含まれるマゼンタなので、
愛情や友情、人情に関する意味も多くあります。
その赤やピンクに青の包容力や水の意味が少し加わるので、
同情心、情が深い、情に流されやすいという意味もあります。
この意味と犠牲心から、人の面倒を見るという意味にもなります。
こうやって見てみると、経営者やマネージャーなどに好まれそうな色ですね。
以上のような意味がマゼンタになります。
これはピンクの心理テスト のDの色とリンクしてる部分がいくつかあります。
あれもマゼンタと呼ばれる色のひとつなので、この意味を取り入れています。
そして冒頭の僕のお話なんですが・・・。
周囲の人間関係や状況が上手くいくように自分が身を引いた時期でもあり、
カラーセラピーの勉強が始まり、これが自分の求めていたものだと実感した時期でした。
「犠牲心」と「結果が得られることを目指す」という心理状態でした。
授業中の練習でもマゼンタを多く選んだり、服も赤紫が多かったので、
先生にそう指摘されたこともあり、この色の意味は真っ先に覚えました。
でも、未だに目に止まる色なので、まだまだ道の途中なんですかね~。