グレさん「寝ぼけ娘を撤去した所で、授業を再開するか」
ディーにゃん『その前に、先生。
春になると、どうして眠くなるのです?』
グレさん「医学的には解明されていないという事であるが、
自律神経の乱れに寄るものではないか、とは言われている」
ディーにゃん『自律神経というのは、脳が無意識の内に、
身体の要求をコントロールする神経なのです』
グレさん「そうだ。その、自律神経。冬~春の気温変動に対処し切れず、
バランスを崩してしまう。その乱れが、眠気になって現れる」
ディーにゃん『他の説は無いのです?』
グレさん「気温上昇から、新陳代謝が活発化。糖質をエネルギーに変換。
その過程で消費されるビタミンB1が不足すると、気だるくなる」
ディーにゃん『あと、眠くなる脳内物質……“メラトニン”でした?
日照時間が長くなると、それが出易くなって眠くなるとかー』
グレさん「うむ。よく知っているな。
それでは、雑談はこのくらいにして……」
ディーにゃん『眠気対策は無いのです?』
グレさん「眠気対策か。ビタミンB1を摂取する。コーヒーや紅茶。
グレープフルーツの香りも眠気に効くと言う」
ディーにゃん『それでも眠くなったら?』
グレさん「あまりに効かぬ様であれば、単に寝不足かもしれぬ。
可能なら20分程度、仮眠を取るのも良かろう」
ディーにゃん『なるほどー。参考になりましたのです』(ぺこり
グレさん「それは良かった。では授業を……と言いたい所だが、
長話が過ぎた様だな。授業の時間が終ってしまった」
ディーにゃん『あ、じゃあ、私も補習を受けるのです。
続きはまた後でー』
グレさん「よもや、妹が一人で補習では不憫だからと、
狙ったのではあるまいな」
ディーにゃん『さぁー。何の事やら、です』
エディ子「どうせなら、補習無しが良かったですー。
……むにゃむにゃ」
へるみん「うわ、何か電波受信してる?」