渡嘉敷島へ②
車に乗ってまずは集団自決跡地へ作品の中では「二三四高地」と呼ばれていた場所頑丈なゲートが閉まっている…まさか入れない…?と、思いきや、まさかのハブ避け「ご自由に出入り可能」と書いてある…ハブにこんな頑丈なゲート…?そんなヤバいんすね、ハブ…私ここに入るんすよね…?怖くなってきたけど行くっきゃねぇ…入ると案内板があった向こうに見えるのが慰霊碑奥へ進む慰霊碑の前でお線香を焚いて手を合わせいよいよ集団自決があった藪の中へ集団自決跡地は手すりで囲われていてすぐそばにせせらぎが流れていまは木々や草が茂っているいまは静かで穏やかで平和そのものここで家族や隣近所の人たちが互いに殺し合ったのか…連日の雨で手榴弾は着火せず紐で首を絞めたりそこにあるものでどうにか殺し合おうとした人たちがここにいた…なぜそんなことが起きたのか忘れてはいけないーーーーーーーー集団自決跡地から赤松隊本部壕跡地へ写真右端、大きな建物の影に入口が見えるこちらにもハブゲート入口でちょっと足がすくむ降りていくと意外と明るく整備もされていたここにもせせらぎ水がないと生きられないものね…本部壕が続く垂直に割れたような崖みたいな場所にいくつも壕を作ったらしい壕のすぐ上からは太陽光が射し込む人ひとり通れるくらいの入口中も狭い避難壕10の奥にも避難壕11, 12があるここでもお線香を焚いてお祈り壕を出て戦没者慰霊碑である白玉之塔に向かう途中、山の上から見える海が綺麗すぎて思わず車を止める海が綺麗なほど胸が苦しくなるこの海も、綺麗なままでいられたらどれだけよかっただろう白玉之塔に向かう階段白玉之塔ここからも海が見える次の目的地に向かおうと階段を降りていくと黒い大きな蝶々がつがいで飛んでいる羽には立派な白い点があって紋付きの羽織りみたいに見えたもう少し進むと次は黄色い蝶々がつがいで飛んでいた蝶々は亡くなった人の魂の象徴黄色い蝶々は「慰安婦」被害者の方々を象徴するモチーフとしても使われているよく来たね、と言われているきがして嬉しかった。つづく