イチローが、

「お前には無理だ」とか、

「そんなのは

誰もやったことがない」

「だからできない」

と、聞くと、

絶対にやってやると

燃えるのだそう。

 

イチローは、

その言葉通り、

成果を出していきます。

 

とても、立派ですし、

その成果は、

野球に詳しくない

人にも、大きな

影響を与えました。

 

しかし、

この「誰もやったことがない」に、

ひたる人がいます。

 

 

私の知り合いに

食品系の商品販売を

行っている人がいます。

 

売れないと悩んでいたので、

私がアドバイスしました。

 

すると、

売れるようになってきました。

 

そこで、

「季節外れの商品を

売りたい」と

言ってきたので、

これも、アドバイスすると

売れるようになりました。

 

その人は、

気を良くしたのか、

自分は、

「誰もやったことがない

をできる男だ。」

と、

言い出したのです。

 

私は、「これは、

一時的なもので、

今回は、たまたま

うまくいっただけ。」

「継続的に

努力しなければ、

長続きしない」と

何度も忠告しました。

 

しかし、

その人は、

「誰もやったことがない

をできる男だ。」と

かたくなでした。

 

その後、

やはりというか、

売れなくなっていきます。

 

裏側の努力をしないで、

どうやったら売れるか

ばかり考えています。

 

しかも、

下手に成功体験を

してしまっているので、

「誰もやったことがない」

ばかり考え

一発逆転ばかり

狙うように

なっています。

 

 

イチローがやった

「誰もやったことがない」

への挑戦は、

全く違います。

 

誰もやったことがない

に対し、

誰でもできることを

人の何倍もやって、

そして、考え、

また、何倍も努力する。

 

その積み重ねです。

 

私の知り合いは、

全く違います。

 

「誰もやったことがない」

ことを

自分がやったという

手柄や成果だけ欲しいのです。

 

だから、

「誰もやったことがない」ところで

売って、売れてるんですね。

凄いですね。

 

って褒められるのが

一番嬉しいと言います。

 

おそらく

「誰もやったことがない」に、

ひたってるんだと

思います。

 

 

うーん。

どうですかね。

 

イチローの言ってることは、

そういうことじゃ

無いと思うんです。

 

自分のやりたい

成し遂げたいことのために

どれだけ努力してるか。

 

努力を努力と

思わないぐらいに努力して、

その結果が出て、

誰もやったことがない領域まで

到達する。ことが

大事だと言ってるんだと

思います。

 

 

さて、

おそらく、私の知り合いは、

自信がないのだと思います。

 

だから、

誰かから認められたり

賞賛されないと

気が済まないのだと

思います。

 

 

自信をつけるには、

誰かの評価や

売り上げの金額では、

難しいです。

 

自信は、

当たり前のことを

地道に継続し、

変えられることを

変えた時、

身についてきます。

 

 

私の言ってることは、

当たり前のことです。

 

賢い人は、

みんな、わかって

地道に努力しています。

 

 

今日も、目の前の

一歩に集中しましょう。