知り合いで、ずーっと

 

一石二鳥狙い

 

ばかりしている人がいます。

 

 

ちょっとでも、儲かりそうな気配がすると、

 

フルベットといって、

 

お金を突っ込みます。

 

 

そして、儲かるどころか、

 

回収もできずに、

 

次会う時は、もう、別の儲かりそうな話をしています。

 

 

うまい話に、その気になって、

 

本業は、そっちのけで、

 

新しいビジネスに飛びついては、

 

損ばかりしています。

 

 

話を聞くと、

 

一石二鳥が好きらしいのです。

 

 

過去、確かに、インターネットの普及に際し、

 

美味しいビジネスは、存在しました。

 

 

ブログにしても、アフィリエイトにしても、

 

SEOやウェブ広告を駆使し、

 

一石二鳥のボロ儲けできる時期がありました。

 

 

でも、それは、ITバブルのちょっと後に来た、

 

インターネットバブルのようなものです。

 

 

その人は、それが、また、来ると思ってるようなのです。

 

 

私は、一度、美味しいビジネスを味わってしまうと、

 

いつまでも、その幻影を追いかけるものだなぁと、

 

思ってしまいました。

 

 

だから、一石二鳥を追い求めるんだな。

 

って、思ったんです。

 

 

私は、その人の生き方だし、

 

失敗は、たくさんしていいと思っています。

 

だから、否定するつもりは無いのですが、

 

毎度、無駄金を突っ込んでは、

 

何でうまくいかないんだ!って、怒ってるというか、

 

困ってるのを見ると、

 

言いたくなるときもあります。

 

 

ていうか、それとなく、言っちゃうんですけどね。

 

なんていうか、微妙に反発されるんですよね。

 

「でも、自分は、一石二鳥が好きなので!」って。

 

 

だから、

 

私は、私で、

 

「一石二鳥よりも、二石一鳥」で行こうって。

 

美味しい思いをすると、そればかり追いかけます。

 

苦労するのが良いこと、とは、思いませんが、

 

成果を出すために人の2倍やろうと思います。

 

 

一石で一鳥が普通なのに、二石で一鳥は、

 

普通以下です。

 

でも、仕事って不思議なもので、

 

あえて、じっくりやろうと思うと、

 

逆に早くできて、お客さんもとても満足してくれたりします。

 

 

一石二鳥で、自分だけ、儲かろうと思ってる時は、

 

なんか、だんだん、お互いに疲弊していくんですよね。

 

消耗していきます。

 

 

なんとなく、一石二鳥よりも、二石一鳥でいこうって感じです。