うーん。

 

DXが流行って、リスキリングが流行るって、

 

「風吹けば桶屋が儲かる」的な話なんでしょうけど。。

 

ITって言葉が古くなってきたら、

 

デジタルって言葉をつけて、

 

なんとなくシュッとしてカッコいい感じは、

 

するんですけど。。

 

 

なんだかんだで、アプリとか、システムとか言っても、

 

エクセルを使いこなせるほうが、

 

システムとしては、優秀なわけで、

 

 

 

じゃあ、エクセルとか、スプレッドシートを

 

使いこなせるようにしましょうって言っても、

 

みんな、エクセルぐらい使えるよ。って

 

思い込んじゃってるんで、

 

そこからお金を取れる仕事が発生しないのも

 

わかります。

 

 

高校の情報処理の教科書の内容は、

 

身につけたら、最先端に近い情報技術の知識が

 

身につくんですけど、

 

見てると根本的な内容を身につけるのとは程遠い

 

感じがします。

 

 

使いこなせる人は、エクセルでもパイソンでも、

 

どっちでも、自分が使いやすい、使い勝手の良い

 

システムを組んでいくんですけど、

 

社員全員で使い勝手の良いものを!ってなってくると、

 

急に、ショボく高いだけのソフトができあがるんですよね。

 

 

だから、リスキリングして、そもそものITの

 

リテラシーを上げとこうよ、ってのもわかりは、しますけど。。

 

 

そのへんは、そもそもの、デジタルのスキルは、

 

使いこなしてなんぼ、身につけてなんぼってのが、

 

無い限り、抜本的な解決は、まだまだ、遠いのかなって思います。

 

 

 

だから、私が思うのは、

 

リスキリングとか、実は、エクセル使いこなせるほうが

 

実務としては、効率が良いってことを、遠回しに教えるより、

 

人の中身の部分を育てたほうがいいと思います。

 

 

ITの技術は、使いこなすことのほうが重要ってことを

 

理解するためには、何のために、それをやるのか?ってことを

 

意識しないといけません。

 

 

業務改善したいなら、

 

ITの技術っていうより、現状把握と現状分析だよね。

 

それなら、原価計算をしっかり身につけたり、

 

本当に、改善したかどうかは、何によってわかるのか?

 

っていう、指標を自分で作れるようになることが必要だと思うわけです。

 

 

リスキリング的な感じで、デジタル勉強しようねっていうことより、

 

なぜ、それをやったら、改善するのかを、

 

自分で言える人になるってことが大事だと思うんです。

 

 

そういう自分で考えていける人になるのは、

 

リスキリングより、むしろ、育て直しのほうがいいんだと思います。

 

 

自分に学歴コンプレックスがあると思うなら、

 

大学入り直せばいいんです。

 

英単語を一つ覚えればいいんです。

 

国家資格が取りたいと思えば、

 

一問だけ、問題を解けばいいんです。

 

体力が無いと思えば、

 

ジョギングすればいいんです。

 

 

今日、今から、ちょっとずつ、やればいいんです。

 

何も、やらなければ、ゼロですし、

 

何も、やらなければ、やってる人を羨ましがったり、足を引っ張ったりします。

 

 

マネジメントとは、今、目の前のことを、

 

ちょっとずつ、変えるところから始めるんです。