平等でないと気が済まない症候群というのがあります。
これにかかると、
人生は、プラスマイナスゼロとか、いろんな言い方をします。
人は、平等でないといけない、
不公平があってはいけないと
思い込みすぎるのです。
世界を見渡すと、水と食料不足で一生を終える人もいれば、
一生恵まれてる人もいます。
それぐらい、不平等で不公平は、いくらでもあるのです。
だけど、教育のおかげで、法の下の平等だったり、
人権ということについて、学ぶと、
今度は、なんでもかんでも平等と思い込んでしまいます。
そうすると、平等でないとおかしい、
不公平があるのが納得いかない、
と、今すぐに、平等で不公平の無い社会を求めます。
すると、行き過ぎたビーガンや環境活動家のような人を始め、
主義主張の極端な人たちが出てきます。
今ある、問題を解決しつつ、理想的な解決も実現していくことが
大事なのですが、
今ある問題を見ないで、理想だけを追求すると、
どこかで無理がくるのかなと思います。