タスク管理をしても、仕事の効率は、変わらないと思っています。

 

これは、タスク管理しても、大抵のタスクは増えます。

 

そして、タスクをタスクとして消化していきます。

 

タスクは、タスク以上にもならず、タスク以下にもなりません。

 

なので、タスク職人になっていきます。

 

 

例えば、メールの返信です。

 

メールの返信は、即レスがマストみたいになりがちです。

 

ですが、即レスが当たり前になると、

 

即レスするための準備がない状態で、即レスすると、

 

今後は、余計な仕事がふえていきます。

 

 

人は、処理できる人間関係の数は、どんなに優秀な方でも、多くて150人が限界です。

 

普通は、50人でも、なかなか管理できません。

 

ちょうどよいのは、10名程度で、

 

頻繁に連絡を取るメンバーは、3名いれば、

 

いいほうです。

 

 

何十人とやりとりして、その人数に触れて、満足感を得ることもあるのですが、

 

それぞれのコミニケーションで、成長や変化が起きるかと言うと、

 

むしろ、効率化とは、いいつつ、手を抜くしかありません。

 

 

どんなにタスクの消化が速く増えるようになっても、

 

それは、タスクの消化がうまくなってるだけで、

 

仕事やコミニケーションが良くなってるわけではないのです。

 

 

相手からしてみると、忙しいんだろうなぁ。とか、

 

大量にこなしてるんだろうなぁ。とか、

 

どこがそういう風に見えるか、うまく説明できませんが、

 

わかってしまうのです。

 

 

 

起業や事業で、多くは、集客で悩んだり、求人で困ったりします。

 

事業主として、仕事をするにあたっては、

 

タスクがあまりにも多く、大量消化しがちですが、

 

どんなにたくさんのタスクを消化しても、

 

仕事の質が上がらなければ、仕事も人も集まりません。

 

 

私の、仕事に関する考えのベースは、

 

誰もが知ってるような「7つの習慣」や「嫌われる勇気」の内容です。

 

 

書籍「7つの習慣」は、自己啓発のノウハウ本と思われがちですが、

 

そのへんのキャッチーなビジネス本(とはいえ、教科書的に読み込めば、そういう本もちゃんと役に立つ)と

 

違うのは、

 

自分の「変えられること」にどれだけ集中できるかに

 

気付かせる点だと思います。

 

 

 

今一度、タスクを消化するのではなく、

 

メール一つにも、何を変えられるのか?

 

を意識して、みてほしいと思います。