経営相談の際に、よく、プレイヤーのままで行くのか?

 

マネージャー、マネジメント側になるのか?というお話が出ます。

 

下請けの仕事から、自分の事業にスポットライトを当てた事業をやりたいというお話も出ます。

 

また、依頼される仕事は、できる仕事で得意だけれども、その仕事は、もうやりたくない。だから、自分が役に立つ、やりたい仕事をしたい。との話も出ます。

 

今回は、そんな、依頼される仕事はできるのに、自分のやりたい仕事ができない時、どうすれば良いかというお話です。

 

 

7つの習慣でも、「重要かつ急ぎでないこと」を優先するべきと、述べられています。


重要で緊急なことは、誰でも、対応します。

 

病気やケガの対応。緊急の依頼。締切の差し迫った案件。など、誰でも、そこに労力を割きます。

 

しかし、よく見てみると、なぜ、緊急になるかというと、普段から、やってないから、緊急になることが多いのです。

 

だから、普段から、ちょっとでいいから、やっとけばいいんです。

 

でも、それが、なかなかできません。

 

例えば、求人募集などは、どうでしょうか。「普段から、やっても、対応できないよ。」という、気持ちになります。

 

しかし、平素から、余裕がある時に、面接をしておけば、じっくり話をして、会社の内容に興味を持った状態で、入社してくれたら、ちょっとやそっとで、辞めることは、ありません。条件も、じっくり納得して入社してくれます。

 

毎回、急募!の緊急、緊急なところとは、違います。必要性緊急性ではなく、重要だけど急がない形で決めるのです。

 

 

私は、「練習の場を持つ」と表現しますが、面接ならば、普段から、練習のつもりで、面接するのです。

 

案件も、練習のつもりで、話を聞く。

 

自分のやりたい事業についても、練習のつもりで取り組んでみる。

 

そこを、必要性、緊急性が無くても、やるところに、「重要かつ急ぎでないこと」ができるアンテナというか、芽のようなものができてきます。

 

依頼される仕事はできるのに、自分のやりたい仕事ができない時、普段から、練習の場を持つことをやってみてほしいと思います。