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今日は、9月3日は、アフタヌーンティー文化の日
日英アフタヌーンティー協会が制定。
人々に癒しと喜びと学びを
与えてくれるアフタヌーンティー
の歴史やマナーを学び、
この文化を大切にして
ほしいという願いを込めて。
日付はアフタヌーンティー
の習慣を始めたとされている
イギリスの第7代ベッドフォード
侯爵夫人アンナマリアの誕生日
(1783年9月3日)から。


イギリスにおける
アフタヌーンティーの発祥

アフタヌーンティーの発祥は
イギリスと言われており、
1840年頃に第7代ベッドフォード公爵
フランシス・ラッセルの夫人、
アンナ・マリア・ラッセル
によって始められたと伝えられています。
当時は、ランプの普及や夜の社交を
兼ねていたこともあり、
晩餐は遅い傾向にありました。
そのため、貴族は朝の朝食から、
夜8時ごろの夕食までの間の
空腹に悩まされていたと言います。
そんな中、アンナ・マリアは、
午後の4時ごろに空腹を
紛らわせるため、
お茶とサンドイッチや菓子を
楽しむようになります。
始めは夫人一人の楽しみでしたが、
社交的だった彼女は、
このひとときに他の貴族を招いて、
ともに楽しむようになりました。
この習慣がアフタヌーンティー
の発祥と言われています。
当時、夫人はイングランド
のベッドフォードシャーに
佇むウォーバンアビーの館に
住んでいたそうです。
発祥の地であるこの館は、
現在は一般公開されており、
館内の見学だけでなく、
実際にお庭を眺めながら
アフタヌーンティーも楽しめます。

アフタヌーンティーの歴史
イギリスの一人の夫人から
始まったアフタヌーンティーは、
貴族の間の習慣として広まり、
やがて庶民にまで
広まるようになります。
また、アフタヌーンティー
以外にも、イギリスには
さまざまなティータイムが
あると言われています。

アフタヌーンティーの広まり
アンナ・マリアの個人的な
日課として始まったお茶の習慣は、
やがて貴族の間に広まり、
複数人でお茶やお菓子を
楽しむ夫人たちの社交の場
となりました。
始めは寝室でこっそり
食べていましたが、
お茶を楽しむ専用の
ドローイングルームが設けられたり、
こだわりのフードや茶器を
用意するようになったりと、
次第に習慣として確立していきます。

1870年ごろには、
「アフタヌーンティー」
という名前で呼ばれるようになり、
19世紀後半には、中産階級にも
この習慣が広まりました。
やがてインドやスリランカでの
茶の栽培に成功したイギリスは、
中国から茶葉を買う必要がなくなり、
一般の人々も手に
入りやすくなったため、
さらに文化が広まっていきます。

アフタヌーンティーが
一般化していくにつれ、
貴族の間では階級の差別化
をするため、よりマナーや
質が重要視されるようになりました。
紅茶やお菓子の質はもちろん、
テーブルコーディネート
や食器、室内装飾や庭園、
礼儀作法などにこだわった
優雅な貴族のアフタヌーンティーは、
「ヴィクトリアンティー」
と呼ばれるようになり、
アフタヌーンティーのお手本
とされていたそうです。

アフタヌーンティー
以外のティータイム

紅茶が一般化してから、
時間帯や状況に合わせて、
さまざまな飲み方が
楽しまれるようになり。
一日の中で何度も紅茶を
飲む文化が定着していきます。
アフタヌーンティーを含めて、
イギリスには以下のような
ティータイムがあります。

【7:00】アーリーモーニングティー    
  目覚めの一杯として、渋めの紅茶を
  ミルクティーで。
【8:00】ブレックファーストティー    
  盛りだくさんのイングリッシュ
  ブレックファーストとともに。
【11:00】イレブンジスティー    
  昼食前のティーブレイクとして。
【15:00】アフタヌーンティー    
  夕食前の小腹を満たす目的として、
  軽い軽食とともに。
【19:00】ハイティー    
  スコットランドの労働者階級
  の人々が始めた夕食とともに
  楽しむティータイム。現代では、
  観劇の鑑賞前などに軽い夕食
  とともに楽しむティータイムを指す。
【23:00】ナイトティー    
  ベッドに入る前のくつろぎの一杯。
  リキュールやブランデーを垂らして
  香りを楽しむのも◎

このようにさまざまな時間に、
さまざまな目的で紅茶が
楽しまれています。
現在の日本でも、
アフタヌーンティーとあわせて、
食事メニューの多いハイティー
が楽しめるお店も増えてきています。

アフタヌーンティー
の伝統的なメニュー

アフタヌーンティーと言えば、
紅茶とともに提供される
3段のティースタンド
が特徴的です。
アフタヌーンティーが
発祥したころの伝統的
なメニューは、
下段にサンドイッチ、
中段にケーキ、
上段にクロッシュ
で保温されたスコーン
とされています。

また、サンドイッチも
キュウリのサンドイッチ
が伝統メニュー。
当時イギリスの気候では
栽培しにくかったキュウリは、
貴族としてのステータスの
証とされていたそうです。
スコーンも、クロテッドクリーム
とジャムと一緒に提供されるのが
伝統スタイル。
クロテッドクリームは、
バターと生クリームの間のような
クリームで、
イギリス南西部では、
2000年以上前から作られていた
という歴史もあります。

現代では、メニューの内容も
お店によってさまざまに

なってきましたが、
伝統的な英国式アフタヌーンティー
にこだわるお店では、
このメニューに則って
提供されています。

現代のイギリスに
おけるアフタヌーンティー

現代のイギリスでは、
この紅茶文化を楽しむ
習慣がそのまま続いており、
アフタヌーンティーも一般的です。
ホテルやティーハウスで
楽しむ本格的で高級な
アフタヌーンティーから、
カフェやテムズ川のクルーズとともに
楽しむカジュアルな
アフタヌーンティーまでさまざまです。

イギリスでは、フォートナム&メイソン
などの紅茶ブランドや、
ハロッズ、リバティなどの
老舗デパートでのアフタヌーンティー
も人気。
イギリスならではのクラシックな
お部屋を活かした
アフタヌーンティーもたくさんあり、
貴族気分のティータイムを味わえます。

イギリスに行ったら、
ぜひさまざまなお店の
アフタヌーンティーに
訪れてみたいですね!

日本のアフタヌーンティー
の発祥と歴史

アフタヌーンティーは、
日本でも今やホテルからカフェまで、
身近なところで気軽に
楽しめるものですが、
そもそも日本にこの文化が
伝わったのはいつごろ
なのでしょうか?

7世紀に遣唐使が
茶が持ち帰られてから、
日本でも喫茶の文化はありましたが、
紅茶が初めて飲まれたのは
江戸時代です。
伊勢の船頭であった大黒屋光太夫が、
ロシアに漂着した際に、
豪商と間違われ、
紅茶でもてなされたことが
一番の初めであると言われています。
しかし、英国式の
アフタヌーンティーが上陸したのは、
昭和46年の紅茶輸入自由化を経て、
バブル期へと向かう昭和50年代でした。
フォートナム&メイソンや
ローラ・アシュレイといった
イギリスのティールームが人気で、
優雅な3段のティースタンドに
女性たちが憧れたと言います。

さらに人気が広まっていく中で、
日本のホテルもトレンドの波に乗り、
独自のアフタヌーンティー
を提供してきました。
日本で初めて英国式アフタヌーンティー
を提供したのは、
ホテル椿山荘の「ル・ジャルダン」。
ここでは、現在も伝統に則った
英国式アフタヌーンティーを楽しめます。

近年の日本では、英国の伝統に
沿ったクラシカルな
アフタヌーンティーだけでなく、
和の食材は使ったメニューや、
お店独自のこだわりが光る

アフタヌーンティーも増えました。
「ヌン活」と呼ばれる、
アフタヌーンティーを
巡る活動も人気です!

各国のアフタヌーンティーの習慣
アフタヌーンティーは、
イギリスから各国に広まっています。
植民地であった歴史背景もあり、
シンガポールやアメリカなど、
さまざまな地域で
アフタヌーンティーの文化
や紅茶が広まりました。

シンガポールの
アフタヌーンティーの発祥と習慣

イギリスの植民地であった
シンガポールでは、
ハイティーの文化が今も
強く残っています。
植民地時代、シンガポールに
滞在していたイギリス人女性たちが
涼しくなった夕方以降に
お茶会を楽しんでいたことが
きっかけと言われています。

イギリスでは、夕食を兼ねた
ティータイムとして
位置づけられていますが、
シンガポールでは、
優雅な空間を楽しむ
ティータイムとして解釈されており、
軽食やスイーツだけでなく、
飲茶などの食事も
ビュッフェ形式で提供されています。

どちらかというとイギリスにおける
「アフタヌーンティー」
の考え方に近い、
シンガポールの「ハイティー」。
現在でもグッドウッド・パーク・ホテル
など伝統的なホテルで、
このハイティーが提供されています。

アメリカの
アフタヌーンティ―の発祥と習慣

イギリスの植民地であった
アメリカでは、「ハイティー」
という言葉が、気取った
ティーパーティーを意味します。
これは「ハイティー」の「ハイ」
の意味を「フォーマル」
の意味と誤解したことに
由来するそうです。

そのため、夕食を兼ねた
イギリスのハイティーとは異なり、
軽めの食事やデザート
とともに楽しまれます。
ちなみに、紅茶のティーバッグや
アイスティーが生まれたのはアメリカ。
それまで紅茶を急須や茶瓶に
淹れて飲むというイギリス
の伝統的な飲み方が一般的でしたが、
サンプルとして作られた
一杯分のティーバッグが
効率と利便性を求める
アメリカ人によって広められました。

また1893(明治26)年
にシカゴで開かれた万国博覧会では、
アイスティーという新しい
紅茶の飲み方が生まれ、

大人気に。この盛況ぶりが、
一般に広まるきっかけに
なったと言われています。

発祥の地・イギリスに思いを
馳せながらアフタヌーンティーを楽しもう
最近では日本でも
アフタヌーンティーは一般化しており、
さまざまなホテルやカフェ
で楽しめますが、
上陸したのは意外にも最近です。

そもそもはイギリスの貴族の間で
始まった習慣ですが、
200年程経った現在のイギリスや
その他の国でも親しまれている
なんて素敵なお話。
イギリスではもちろん、
日本でも、この英国式の伝統に
則ったアフタヌーンティーを
楽しめるお店はたくさんあります。
当時のようなクラシカルな
内装のホテルや、お庭を眺めながら
過ごせるお店で、
ぜひ英国のアフタヌーンティー
の歴史に思いを馳せながら
ティータイムを楽しんでみては。

この様な、お洒落なお茶は、

 

やった事無いでしゅねw

でも紅茶はだいしゅきでしゅw

本音は、紅茶も自分で作ってみたいでしゅw

煎茶は経験あるんでしゅが、

紅茶はまだ作った事が無いでしゅw

早く畑がほしいでしゅw

願望w