どーこだw うまーくさがしてねw

今日は、夏の長野県産レタスの日
全国1位の生産量を誇り、
夏場のシェアは圧倒的な
長野県産レタスの販促を
行っているJA全農長野が
【な(7)つ(2)】
の語呂合わせにちなんで
7月2日に記念日を
制定しております。
気温上昇に伴いサラダの材料
としての需要が高まる
レタスの中でも、
長野県産のレタスは
高原の冷涼な気候を生かして
栽培されており、みずみずしく
シャキシャキとした歯ざわりで
甘く美味しいと定評があります。

レタスの名前の由来
レタスの名前の由来はラテン語の
「lac(ラク)」という言葉。
この「lac」から現在の
「lettuce(レタス)」に変化して
いったと言われています。
また、レタスは和名で
「チシャ」と言います。
「チシャ」って聞き慣れない名前。
「チシャ」は漢字で『萵苣・苣』
と表記されます。絶対に読めませんね・・・。

レタスの名前の由来となった
「lac」と和名「チシャ」。
一見、まったくつながりが
なさそうですが、実はある
共通点がありました!
「lac」と「チシャ」の共通点
「lac」と「チシャ」
の共通点は牛乳です。
レタスの名前の由来は牛乳だった
「lac」はラテン語で『牛乳』
という意味です。
そして和名「チシャ」は
『乳草(ちちくさ)』が転じた
ものとされています。

由来が牛乳なのはなぜ?
レタスの名前に牛乳が
関係しているのは切り口から
白い液体が出ることが由来です。
この白い液体がまるで牛乳のように
見えるため、「lac」や「チシャ」
という名前が付けられたのですね。
ちなみに、この白い液体は乳液
と呼ばれます。
そのままのネーミングです。
この乳液の正体は
ラクチュコピクリンという
ポリフェノールの一種です。
なめると苦いですが、
身体に悪影響はありません。
ラクチュコピクリンには
催眠促進・鎮静効果があり、
韓国では居眠り運転防止のため、
職業ドライバーは仕事前に
レタスを食べないとか。
また、イギリスの有名な絵本
「フロプシーのこどもたち」
(ピーターラビットのことです)では、
ピーターがレタスの食べ過ぎで
眠ってしまいます。

※俗説なので科学的な根拠はありませんが、
大きなレタスを1/4ほど食べると
安眠効果が得られるそうです。


昼間にたくさん食べるのは
眠気に襲われるためよろしく
なさそうですが、夜ごはんに
食べれば快眠につながる
嬉しい成分ですね。

乳液が出る=新鮮なレタス
切ると乳液が出るレタスは
新鮮な証拠です。

鮮度が落ちるとポリフェノールなどが
空気と反応し、時間が経つと
赤茶色に変色(褐変)してしまいます。
「切り口が白いレタスは新鮮」
とよく言われますが、
切り口が白いということは切ってから
時間が経っていないので
新鮮ということですね。
また、包丁で切ると褐変が
進みやすくなるので注意が必要。

褐変に注意赤く変色します
これはレタスのポリフェノール
と包丁の鉄が反応して
しまうためです。

だからレタス料理のレシピには
「手でちぎる」と書かれて
いるんだね。
ちなみに、切り口が赤くなっていても、
鮮度が多少落ちているだけで
品質に問題はありません。
茶色や黒ずんでいるレタスは
腐っているので食べない
ようにしましょう。

普通の「レタス」の分類
わたしたちが普通に「レタス」
と呼ぶレタスはヘッドレタス
に分類されます。

和名は「タマチシャ」。
この名前の由来は
丸い球体のレタスだからです。
また、このヘッドレタスは
クリスプヘッド型
バターヘッド型
という2つに分けられ、
球体型のレタスは
クリスプヘッド型のレタスになります。
ちなみに、このクリスプヘッド型
のレタスは「玉レタス」
と呼ばれるのが一般的です。

サラダ菜の名前の由来
サラダ菜の名前は主に
サラダに使用することが由来です。
というか、その理由じゃなければ
「サラダ菜」という名前には
ならないでしょう。
また、サラダ菜はベビーリーフ
の俗称の1つともされます。
ベビーリーフとは発芽してから
10~30日ほどの若い菜っ葉
全体を指す言葉。
スーパーやコンビニなどでは、
数種類を合わせたサラダ
として売られていたりします。
特定の野菜を指す言葉ではなく
「サラダに使う若葉」
ならベビーリーフとみなされます。
ちなみに、全然関係ないですが、
日本では4月8日がベビーリーフ
記念日と定められています。
4=幼、8=葉とみなし「幼葉」、
つまりベビーリーフの語呂合わせですね。
また4月8日ごろから気温の上昇とともに
生野菜サラダの需要が伸びる
ことも記念日制定の理由とのこと。

サラダ菜の分類
サラダ菜は玉レタスと同じ
ヘッドレタスに分類されます。
そのうちサラダ菜はクリスプヘッド型
よりも巻きがゆるい
バターヘッド型です。

同じ結球型のレタスですが、
バターヘッド型は内側の部分しか
葉が巻かれず外側は重なるだけです。
ヘッドレタスの分類の違い
クリスプヘッド型
しっかり巻かれる
食感がクリスプ(シャキシャキ)
バターヘッド型
巻きはゆるい
バターを塗ったみたいに葉がテリテリ

サニーレタスの名前の由来
サニーレタスの名前は、
太陽(sunny)の恵みを受けて
葉がきれいな赤色になった
というイメージが由来です。
そもそも、サニーレタスの
赤色はポリフェノールの一種
・アントシアニンの色。
葉が巻かれる玉レタスと違い、
葉が巻かれないサニーレタスは
葉が直接日の光に
さらされてしまいます。
その強すぎる日光から
葉が傷むのを防ぐため、
サニーレタスはアントシアニンを
細胞内に蓄え、身を守ります。
葉を守るための赤への変色ですが、
太陽の恵みから赤く育ったとも言えます。
そんな太陽によって特徴的な
赤色になることから
「太陽のレタス」という意味の
サニーレタスという名前になりました。

もともとは違う名前だった?
サニーレタスは、もともと
レッドレタス(レッドリーフレタス)
という名前で売られていました。
葉が赤いからレッドレタス。
なかなかに安直なネーミングですが、
英語圏での名前
「red leaf lettuce(レッドリーフレタス)」
が由来です。
しかし、レッドレタス時代の
サニーレタスは、駐在している
外国人には好評だったものの
日本人にはあまり売れませんでした。
理由はいろいろですが、
販売を開始した1970年代に
赤いレタスというのは
新しすぎたのかもしれません。
その後、日本人にも親しみやすい
名前をと「サニーレタス」と改名。
1980年代ごろから人気が高まり、
現在ではどのスーパーにも
売っているというほどメジャーな
野菜となりました。
ちなみに、サニーレタスの「サニー」は、
日産自動車の車種・サニーの
人気にあやかったという
せつもあります。
当時、日産サニーは国産車で
トップシェアでした。
いずれにしても日本人に
親しみやすい名前
という意味では一致していますね。
サニーレタスは日本で
付けられた和製英語なので、
海外では通じません。
英語の「レッドリーフレタス」
と言えば通じます。

サニーレタスは日本生まれ
サニーレタスは日本で
発明されたレタスの品種です。
生みの親は、愛知県豊橋市の
農家・朝倉昭吉さんという方。
サニーレタスを生み出した
きっかけは、レストランの厨房で
料理人が玉レタスの葉を
1枚ずつ剥がす姿を見たため。
玉レタスの葉を1枚ずつ
剥がすのって大変ですよね。
その手間をなくせないかと
思いついたのが、葉が丸く巻かれない
非結球型のレタスでした。
さらに、赤い方が彩りがあるとも考え、
葉が赤い品種であるプライズヘッドを
海外から取り寄せ、
日本で試作を重ねました。
そして朝倉さんを中心に
地元の仲間8人と試行錯誤を繰り返し、
作り上げたのがサニーレタスです。
初出荷は1971年11月14日と、
今から50年も前のこと。
サニーレタスにそんな歴史が
あったなんて、これから食べる時は
味に深みが増しそうですね。

サニーレタスの和名
サニーレタスの和名は
チリメンチシャ・アカチリメンチシャです。
漢字で表記すると
縮緬萵苣・赤縮緬萵苣
となります。

チリチリという意味の
「チリメン」のレタスなので
チリメンチシャ。
たしかに、葉先はチリチリ
と縮れています。
また赤いので
アカチリメンチシャですね。

まとめ
レタスの名前の由来は牛乳
切り口から牛乳のように
白い液体が出ることが理由だったんでしゅw
和名は「チシャ(萵苣)」
サラダ菜はサラダに使う
ことが名前の由来
サニーレタスの名前は
太陽の恵みで赤く育つことが由来
もともとはレッドレタス
と呼ばれていましゅたw
和名は「チリメンチシャ(縮緬萵苣)」
レタスの名前の由来が
牛乳だったなんて意外すぎましゅたねw
また、名前よりもサニーレタスが
日本発祥ということが
一番の驚きだったかもしれましぇんw