どーこだｗ うまーくさがしてねｗ
今日は、蒸しパンの日
精製食品関連事業を
行っている日糧製パンが
【む(6)し(4)パン】
の語呂合わせにちなんで
6月4日に記念日を
制定しております。
空海が日本に伝来！
蒸しパンの元祖
時は804年7月6日、遣唐使として選ばれた
「空海」が31才のとき、中国に渡りました。
彼は日本にいた時から天才的な
語学力があったために、
通訳がいらないほどペラペラに
中国語が話せたそうです。
すごいですね！
2年の在住ののち、
日本に帰国するとたくさんの経典や曼荼羅、
法具などを持ち帰りました。
その中に、蒸しパンの元祖となる
食べ物も入っていたのです。
はじめて見るふっくらとしたパンを見て、
当時の日本人たちは「蒸餅〜チョンピン〜」
という名をつけました。これが、
現代の蒸しパンへと繋がっていくのです。
806年、空海は中国から蒸餅を
持ちかえりました。
蒸餅とは、生地を自然発酵させて
蒸しあげたパン。
この「蒸す」という行為、
実は東洋独特の製法なんだそうですよ。
時は流れ、中国から老麺を
利用して作られた「包子」や
「饅頭」も伝来してきます。
「老麺」って、あまり聞いたことない
名前ですよね？
老麺とは、中国の古い時代から
使われている天然酵母のこと。
饅頭をふくらませる素として使います。
この酵母、種の一部を残して
培養するのが基本です。
モノによっては、つぎたし、
つぎたしで何百年、何千年と
受け継がれてきた老麺もあるそうですよ。
時を超えて食べられる酵母。
なんだかドラマティックなお話ですね。
この老麺という酵母を駆使して、
日本の蒸しパンも進化を
遂げていくのです。
酒種から酒饅頭へ
時はすぎ、蒸しパンも
バージョンアップしていきます。
日本での製法も、老麺をつかった
ものだけでなく、酒種をつかった
蒸しパンが登場！
この酒種酵母で、「酒まんじゅう」
という蒸しパンも誕生するのです。
これは「日本最古の饅頭」
とも言われていて、日本全国、
各地の名産品にもなっていますよね。
酒饅頭は小麦粉に清酒あるいは、
どぶろくもろみ、ふくらし粉を
混ぜて皮に加工します。
餡をくるんで蒸すと
酒饅頭のできあがり。
日本に古くからある
調理器「蒸篭」にかけて
作ることができる、蒸しパン。
今では栗やさつまいもだけでなく、
抹茶、マンゴー、かぼちゃを
混ぜて紡がれたおいしい
蒸しパンもたくさん、ありますよね。
2008年以降、米粉の蒸しパンも
開発されました。
米粉で作られた蒸しパンは、
もちもちした食感が人気で、
おいしいですよ。
今でも進化し続ける、蒸しパン。
すこし懐かしい味のあのパンを、
改めて歴史を振りかえりながら、
あじわってみたいと思いました。
米粉の蒸しパンは、米粉パン作り
研究中に思いついて、作ってみましゅたｗ
米粉蒸しパン
材料
米粉 100g
きび砂糖 40g
サラダ油 大さじ1杯
ベーキングパウダー 小さじ1杯
牛乳 100cc
カップ 今回は直径5cmを使用
作るときのコツ
パカッとお花をさかせるためには…
蒸しパンといえば、
パカッとお花がさいたものを
思い浮かべましゅよねｗ
コツはグツグツ沸いたお湯で蒸しゅことｗ
湯気が十分に出た蒸し器の中で
やや強火で蒸すことできれいに
仕上がりましゅｗただし、
水分を含んだものを入れると
花が咲きづらくなりますから、
水分量を減らすなどして
調整してくだしゃいねｗ
牛乳アレルギーの方は水でもOK！
牛乳アレルギーの方は、
牛乳の分量を水におきかえてもOKでしゅｗ
なるべくやさしく、コクのある
仕上がりに近づけたい場合は、
調整豆乳に置き換えてもよいでしゅｗ
作り方
1.粉類をすべて入れてボールでまぜましゅ
米粉、砂糖、ベーキングパウダーを
ボールに入れてよく混ぜ合わせましゅｗ
水分や油分を入れる前にムラが
ないように混ぜるこの工程は意外と大切。
2.牛乳を入れましゅ
生地に牛乳を入れてしっかり
混ぜ合わせましゅｗ
米粉はなじみがよいので1分ほど
ゆっくりかき混ぜると
トロトロになりましゅｗ
3.サラダ油を入れてよくなじませましゅ
生地にサラダ油をゆっくり入れて、
よく混ぜ合わせましゅｗ
レーズンやサツマイモを
入れたい方はここで入れましゅｗ
4.カップに生地をながしこみ、
鍋に入れて蒸しましゅｗ
カップの3分の2あたりまで
生地をながしこみましゅｗ
ぐつぐつ湯が沸いた鍋に蒸し器を
セットしてやや強火で10分ほど
蒸しましゅｗ
ふたを開けると、パカッと花が
咲いた蒸しパンが顔を出してくれましゅｗ
これは、もちってして、案外いけましゅよｗ
おためしあれｗ