どーこだw このばしょどこだw

今日は、猫の日
猫の鳴き声がニャンと
表現されることから
【ニ(2)ャンニ(2)ャンニ(2)ャン】
の語呂合わせにちなんで
ペットフード工業会が
2月22日に記念日を
制定しております。
2月22日の日付けは
猫の日制定委員会が
中心となって募集した
全国の愛猫家からの
約9,000通以上にもなる
公募によって決定
されております。
例年2月22日には各地で
愛猫家たちが主催する
イベントが、
多くのペットショップなどでは
猫に関する催しが行われている他、
近年では
#猫の日のハッシュタグとともに
SNS上で自慢の愛猫や、
自身の猫コスプレをお披露目する
のが恒例となってきております。

猫の日本史
ネコは紀元前2世紀頃(弥生時代)
には既に日本におり、
7世紀の初めには人々の作業場に
自由に出入りしていたことが、
分かっています。
また奈良時代の後期には、
仏教の経典と共に中国から
やってきたネコ達が
唐猫と珍重され、
上流階級のペットとして
飼われていました。
このようなネコに関する
日本史はすでにいろいろな
メディアで紹介されて
きていますので、
ネコ好きな方達には
よく知られています。
では、ネコが「ねこ」
と呼ばれるようになった
語源や由来、
「猫」という漢字の成り立ち
などについてはどうでしょうか。
実は諸説あるものの、
詳細は分かっていません。
そこで今回は、
「猫」の語源や由来、
漢字の成り立ちに関する
代表的な説をいくつか
ご紹介したいと思います。

なぜ「ねこ」と言うの?
鼠を狙う猫
1.「ねこま」が略されて定着した
平安時代の延喜末頃(918頃)に
編集された漢和薬名辞書の「本草和名」
や承平年間(931-938)に編集された
漢和辞書「和名類聚抄」の中に、
「禰古萬(ねこま)」
という言葉が載っていて、
ネコのことを指している
といわれています。
他にも、漢字表記には
「鼠小待」
「鼠神」
「寝熊」
「鼠熊」
「寝駒」

など諸説あり、
いずれにしても「ねこま」
と呼ばれていたものの、
やがて「ま」が省略されて
「ねこ」になったという説です。

ただし、本草和名や和名類聚抄
よりも古い文献である
「新訳華厳経音義私記」
(奈良時代末(794)頃成立)
や「日本霊異記」(823年頃成立)、
「新撰字鏡」(892年頃成立)などに、
既に「ねこ(尼古)(禰己)(袮古)」
の記載があるため、
「ねこま」が語源という説には
反対意見も多いようです。

2.よく寝る動物だから
肉食動物であるネコは
体力を温存するため非常によく眠り、
1日の内の約16時間程を
睡眠時間に充てます。
そのため、「寝子」や「睡獣(ねむりけもの)」
「寝好」などから「ねこ」と呼ばれるように
なったという説です。

3.ネズミ好きだから
江戸時代の書物の中には、
「鼠を好む」から「ねこ」に変化した』
と記されているものがあるといわれています。

4.鳴き声から
現代人の私達がネコのことを
「にゃんこ」と呼ぶように、
鳴き声から「ねこ」

と呼ぶようになったという説があります。

私達が使っている
「にゃーにゃー」
という表現は、江戸時代に
生まれたようです。

それ以前は「ねうねう」
と表記されていました。
平安時代は「ねんねん」
と発音したようですが、
鎌倉時代以降は表記と同じく
「ねうねう」
と発音される
ようになったようです。

この「ねうねう」の「ね」
に小さい者を意味する
「こ」を付けて「ねこ」
と呼んだという説です。


ちなみに犬の鳴き声は、
平安時代が「ひよ」、
室町時代が「びよ」「びょう」で、
江戸時代から「わん」となったようです。
今でも、狂言では犬の鳴き声を
「びょうびょう」と表現します。

 
「猫」という漢字の成り立ち
昔は「狸」がネコだった
中国では、ネコを「猫」と「狸」
の2つの漢字で表し、
飼い猫を「猫」、
野生の猫を「狸」として
使い分けているようです。
ちなみにタヌキは、
「狢(らく)」とか「狸」
という漢字で表すそうです。
日本でも、平安時代まではネコを
「狸」で表していたといわれています。
日本霊異記に書かれている
ネコの説話も、「狸」と表記されて
いるものを指しています。
また、本草和名では、
「家狸、一名猫、和名禰古萬」
と書かれています。

ネコは、平安時代は貴族に、
室町時代頃から庶民にも
飼われるようになっていきました。
日本での漢字表記が「猫」
だけになったのも、
飼い猫の普及に関係している
のかもしれません。

「猫」という文字の構成
「猫」という漢字は、
けものへんに苗という2つの
漢字でできています。

「苗」をさらに分解すると、
くさかんむりと「田」
という文字になります。
けものへんは、
耳を立てた犬を象形化したもので
獣という意味を表し、
狩猟を行う動物によく使われます。
くさかんむりは、並んで生えている
草を象形化したもので、
「田」の字は区画された
耕地を象形化したものです。

「猫」の成り立ち
「猫」という漢字の
成り立ちにも諸説あります。
主なものを下記にご紹介しましょう。

漢字の構成からの解釈
区画された耕地に生える
作物を荒らすネズミを
捕まえてくれる獣という意味から、
けものへん、くさかんむり、
田を組み合わせて「猫」
となったという説です。
ネコの様子が苗と似ているから
ネコの体はしなやかで
とても細いため、
その姿や身のこなしが
苗に似ていることから
けものへんと苗を組み合わせて
「猫」となったという説です。

鳴き声から
苗という漢字は、
ビョウとかミョウと読みます。
この読み方がネコの鳴き声に
似ているからけものへんと
苗を組み合わせて「猫」
となったという説です。
ちなみに、中国語で
猫の鳴き声を表す漢字は
口偏に苗の組み合わせで、
ミャオと読むそうです。

まとめ
日本では、ネコと共に
日本にやってきたと思われる「猫」
と「狸」という漢字、
そして古来から日本で使われていた
「ねこま(表記は禰古萬など)
・ねこ(表記は禰己など)」
という4つの言葉が、
ネコを表していたようです。
その詳細な使い分け、
現在の言葉の使われ方が
定着した経緯などは不明です。

しかし諸説を総合的に考えると、
『日本では昔からネコのことを
「ねこ」とか「ねこま」
と呼んでおり、
当て字でさまざまに表記されていた。
やがて仏教と共に中国からネコが
「狸・猫」という漢字と
共に日本にやってきて、
上流階級やがて庶民の間に
飼われていく。
その過程で飼い猫を表す
「猫」が漢字表記として定着した。』
という仮説が成り立ちそうです。

 

くろは、自由に生きるを好みますので、

猫の自由さに合わせることが、

難しいでしゅw

ですので、飼うとしたら犬の方が、

合ってると思いましゅw