どーこだw どーこだっけw

今日は、いいにんじんの日
2012(平成24)年1月12日
に株式会社韓国人參公社
ジャパンの設立記念
パーティーが開かれたこと
【い(1)い(1)に(2)んじん】
の語呂合わせにちなんで
同社が記念日に制定しております。
にんじんが日本に伝承されたのは
奈良時代の中期頃とされており、
当時はとても貴重な
輸入品とされておりました。
江戸時代には健康マニアだった
初代将軍・徳川家康が
滋養強壮のため、
にんじんの国産化を推奨
したとの記録も残っており、
にんじんを食べること
によって得られる
健康面での有用性は
現在の科学的でも実証
されております。
徳川家康が推奨した際の
にんじん国産化は失敗に終わります…。
が、その後江戸幕府 8代将軍
・徳川吉宗の時期に
今の東京都文京区に建設された
小石川薬園にて、
日本初となるにんじんの
国産化に成功しております。

にんじんの名前の由来
にんじんは漢字で
「人参」と表記されます。
この「人が参る」という漢字なのは、
その形が人の姿に
似ていることが由来です。
たしかに先端の細い根が
分かれている様子は
人間の足に見えないこともないです。
ただ、普段わたしたちが食べている
にんじんではありません。
これが、本来のにんじんだったのです!
「にんじん」は「高麗人参」のことだった
にんじんという名前は、
本来「高麗人参」を指す言葉でした。
高麗人参って、
漢方薬とかに使われています。

高麗人参とは
別名:朝鮮人参・おたねにんじん
セリ目ウコギ科に
属する薬草・野菜で、
日本をはじめ中国・朝鮮半島で
古くから親しまれてきた。
胃腸虚弱や食欲不振、
嘔吐・下痢などに効果的とされる。
この高麗人参こそが、
かつて「にんじん」
と呼ばれる野菜でした。
では、なぜ現在のにんじんが
「にんじん」と呼ばれるようになったのか。

「にんじん」になった理由
現在「にんじん」と呼ばれる
野菜がにんじんになった理由は単純、
今のにんじんの方が広く
一般的に使われるように
なったからです。
使われないものが
廃れ消えていくのは、
いつの世も同じ。
諸行無常・・・。
現在のにんじんは江戸時代に
日本に伝わったもの。
伝わってからしばらくは
「セリ科のにんじん」
という意味でセリにんじん
と呼ばれていました。

「セリにんじん」が勢力を伸ばし、
今ではメジャー「にんじん」
の座を奪ったのです。
実際、家庭でにんじん(セリにんじん)が
お目見えすることはあっても、
高麗人参が登場することは
ほぼありません。
昔から薬として使われており
食卓に並ぶことはなかった
野菜ですので、マイナーな
存在になるのは必至だった。

にんじんの種類
分類上のにんじん
にんじんはセリ目セリ科
ニンジン属の二年草です。

セリ科
にんじんはセリ科
ニンジン属に分類されます。

上記した「にんじんの名前」
でご紹介した高麗人参は
セリ目ウコギ科でした。
同じにんじんでも属する科が
異なるので、
まったく違う野菜だったのですね。
ちなみに、にんじんと同じセリ科には、
セロリ(オランダミツバ属)
パクチー(コエンドロ属)
パセリ(オランダゼリ属)
などが属します。

香草・ハーブが多いのが特徴です。

わたしたちが普段
食べているのは「根」の部分。
流通が少ない「葉」は、
独特ながらもハーブのように
香り高いのが特徴です。

二年草
また、にんじんは二年草
(二年生植物)であるのもポイント!
二年草とは生長するのに
2年がかかる植物のことです。
この二年草は、
1年目に栄養器官(茎・葉・根)を形成
冬を越すために休眠
翌年の春~夏に開花
種子を残して枯れる
というサイクルでその一生を終えます。

一年草とか多年草とかは
知ってるけど、
たしかに二年草って聞かない。
そんな珍しい二年草の野菜まとめました。
にんじん
キャベツ
レタス
パセリ


上記した野菜たちは、
本来なら二年草です。
しかし、にんじんなら根、
キャベツなら葉など、
食用の部分は1年で生長します。
そのため、栽培目的のために
一年草とみなされているのです。

にんじんの品種
わたしたちが普段食べている
にんじんは西洋系にんじんです。
西洋系にんじんとは、
その名の通り西洋からきたにんじんです。
西洋系があるということは、
もちろん東洋系にんじんもあり、
にんじんは大きく
この西洋系・東洋系に分けられます。

にんじんの品種の違い    
    西洋系        東洋系
原産    ヨーロッパ    中国
長さ    15~20cmほど    20cm~が多い
太さ    太い    細い
色    主にオレンジ    赤みが強い
匂い    少なめ    強め
ここからは、西洋系・東洋系にんじん
のそれぞれを詳しくまとめていきます。

西洋系にんじんが日本に
やってきたのは江戸時代末期。

東洋系にんじんに比べ
栽培が簡単だったので、
戦後に広く流通しました。
その中でも特に流通が多いのは
五寸にんじんと呼ばれる品種。
五寸=約15cmの大きさで、
先端にかけ少し細くなる形が特徴です。
基本的にどんな風に料理しても
おいしくなる万能型の
にんじんと言えます。

東洋系にんじんは、
江戸時代から戦前まで
日本で主流だったにんじんです。
栽培の難しさがネックとなり、
いつしか西洋系にんじんに
覇権を奪われてしまいました。
現在も「京にんじん(金時にんじん)」
という品種は残っていますが、
今でも流通しているのは
この京にんじんのみと言われています。

煮崩れしにくいという利点から、
現在ではお正月用の煮物として
使われることが主です。

にんじんの旬は
秋~冬の寒い時期です。
そもそも、にんじんは
栽培・収穫時期によって、
秋に種をまき冬に
収穫する秋冬にんじん
春に種をまき
収穫する春にんじん
に分けられます。
特に、春先になると
採れたて新鮮な春にんじんを
スーパーで見かけることも増えます。
春にんじんは甘味が強く、
千切りラダなどで生食
しやすいのが嬉しいポイント!
しかし、春にんじんには
芯が硬くなりやすいという
デメリットがあります。
いわゆる「とうが立つ」
というやつです。
その分、秋冬にんじんは
作りやすい上にとうが
立ちにくいので
たくさん収穫できます。
もちろん、秋冬にんじんは味も抜群です。
よって、にんじんの旬は収穫高が多く、
味もおいしい秋~冬の季節になります。
にんじんは1年中スーパーで
見かける通年野菜のイメージが強い野菜。
けれども、にんじんをより美味しく
食べるなら寒い季節がオススメですよ!

まとめ
にんじんの名前は、
形が人の姿に似ていることが由来。
しかし、この名前はもともと
「にんじん」と呼ばれていた
高麗人参の形が由来となっている。
現在広く流通しているにんじんは、
かつて「セリにんじん」と呼ばれていた。
にんじんはセリ科ニンジン属の二年草。
現在の日本で流通しているのは、
ほとんどが西洋系にんじん。
旬は秋~冬。春にんじんは
甘味が強いが硬くなりやすい
デメリットがある。
にんじんという名前は、
現在のにんじんはヨーロッパが
原産というのも。

人参は栄養価も高く、

重宝な野菜でしゅw

色取りに入れたり、

ハンバーグの付け野菜に使ったり、

便利でしゅw

でもメインにあまり使わないので、

便利七副菜の一臂をご紹介しましゅw

 

人参と卵の炒めもの
材料2人分
にんじん            1本
卵                  2個
Aしょうゆ         小さじ2
Aみりん           大さじ1/2
白ごま            小さじ1
サラダ油          小さじ2

作り方
1 にんじんはせん切りにする。卵を溶く。
2 フライパンにサラダ油を中火で熱し、
  にんじんをしんなりするまで炒める。
   A しょうゆ小さじ2、みりん大さじ1/2を
   加えて炒め合わせ、
   卵をまわし入れてかきまぜる。
   白ごまをふる。

 

ここにツナ缶を加えると、

沖縄の郷土料理「人参しりしり」

のようになりましゅw

おためしあれw