難関中学に受かる子ってどんな子なんでしょう?

結論からいって、うちの娘は、最終的に難関中学を受けていないので、答えはわかりません。

 

 

 

ただ、僕が中学受験塾に最初に問い合わせ電話した時の、塾の先生の話は今でもはっきり覚えています。

 

 

 

「難関中学に受かる子、やっていける子は、1人で何でもできる子です」

その時は、さっぱり意味がわかりませんでした。ですが、今ならその意味がわかります。

 

 

 

キーワードは自学力です。中学受験は親が9割という言葉もありますが、親が9割やっている子ではなくて、自分で勉強をコントロールできる子が、難関中学に受かるし、向いている。

 

 

 

「難関中学に受かったけど、その後苦労している子を何人も知っている」

これも塾の先生がおっしゃっていた言葉です。

 

 

 

中学受験ドラマ「二月の勝者」の主人公・黒木先生のセリフで

 

 

私はその生徒の合格後の人生を想像できていなかった。よかれと思ってやったことがその子の人生をつぶしてしまったんです。

 

 

というのがあります。

 

 

 

 

 

難関中学に子どもを送り込むことをよかれと思ってやってきたけれど、その子が中学で勉強についていけず不登校になったことをトラウマとして語られるシーンです。

 

 

 

娘は今、中堅の私立中学に通っているのですが、中堅であっても宿題の量は多いです。かといって、親がいつまでも勉強に付き合うというのは無理があります。

 

 

 

塾の先生は我が子が仮に難関中学に受かったとしてもその後がきっと大変になると、遠まわしにアドバイスをくれていたのだと思う。

 

 

 

難関中学でやっていける子は、小学生から自ら勉強をコントロールできる子。そうでないとやっていけない。とはこういう事だったんだと、妙に納得したものです。