夜って何もかもが静寂に包まれて神秘的ですよね


時がゆったりと流れるので無駄なこともたくさん考えます



昔、夜中によく不安の波が押し寄せてきて相方に泣き付いたものです


すると相方は

『夜は悲しいことばかり考えてしまうから、早くお休みなさい』

と言ってくれました




それでもどうしても耐えられないときは決まって

『空を、見てご覧』

と優しく言ってくれました


『自分の存在は宇宙からみたらちっぽけな存在なんだよ。そんな俺たちの悩みなんかそりゃもうちっぽけなもんだよ』

と呪文のように話してくれました


あの時は情緒不安定で、相方の優しい言葉の数々を受け入れられなかった…


今なら受け入れることができそうです


でも、今、本当にくだらないことを思い付いてしまったので書き留めておきます





失恋って、フラれたときに起きる悲しみじゃないんですね


悲しみを乗り越えて、恋する気持ちを手放してしまったときに起きる哀しみなんですね




私は、随分前に恋する気持ちを手放せていた気がします


やっと自覚できました



涙は止まらないけれど、元相方には沢山の感謝を言いたいです


恋する気持ちは手放してしまったけど



元相方を応援する気持ちや、心配する気持ち

愛と情は手放せません



やっと『ともだち』に近付けたのかなと思います


自覚するのに時間がかかったな…







以上、夜のひとりごと完了です