こういう商売を続けているとよく見かける人種がいる。
「パチプロくずれ」
とでも呼んだらよいのか。
パチンコでなんとなく食っていた、食えた、が急に食えなくなった。
あるいは、
パチンコで食うための知識としての期待値の概念は分かっているけど、ツキ負けが込んで、資金ショートを起こして足を洗わざるを得なくなった。
大きく分けてこの2種類のようだ。
かと言って、パチンコからきっちり足を洗って、仕事をするか?
と言えば、「仕事を探してる」といいつつ、やっぱりホールに出没してしまったり、「仕事を見つけるまでの繋ぎ」と言いつつウチコのアルバイトでやっぱりパチンコを打っていたりする。
パチプロはパチプロでしんどいよ!
と言いつつ、真夏の太陽の下、営業で移動を繰返す営業マンや立ちっぱなしのコンビニの店員。
あるいは、次から次へと書類が降ってくるストレスと戦う内勤サラリーマンに比べれば、パチプロは楽な商売。
一度冷房の効いたホールでパチンコを打つだけ、といったことを生業にしてしまうと、なかなか足が洗えない。
(パチンコを打つだけ、と言い切ってしまうと少し語弊がありますが・・・)
こんなの、山ほど見てきました。
もう一つのパターン。
食えてる。
なんなら、サラリーマンやるよりよっぽど稼ぎが良い。
でも、パチンコ、もう見るのもイヤ。
パチンコに飽き飽きしてしまったパチプロたち。
これはこれで辛いのです。
だったら就職すればいいのに・・・
と周りは言うが、本人にとって見れば、稼ぎは減るし、人にこき使われるし・・・
と二の足を踏んでしまう。
この不景気、なんだかんだ言って、パチプロは比較的おいしいんでしょうね。
そんなわけで、今日もホールに溢れるパチプロの皆様。
積極的にパチプロをやっている訳じゃない、という意味でこれはこれで「パチプロくずれ」なのかもしれません。
(長い時間、くろべえも「そこ」にいたような気がします)
さて、くろべえが今やりたいこと。
急に話が変わったようで、実は変わっていない。
パチプロで食えている方にひとつ大きな提案をしたいのです。
その提案の内容は、来週の水曜日、ということにします。