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黒部菜々佳のつれづれにっき

応援宜しくお願い致します((*´∀`*))

こんばんは!
お陰様で、昨日無事に帰って参りました。
Wi-Fiは最後まで不調だったので
書き溜めたものをちょこちょこ更新していきます。

photo:01



ティアハイムベルリンの翌日には
ザクセンハウゼン強制収容所へ

ティアハイムの前に
ホロコースト慰霊碑を見ていたので
覚悟をしながら中へ入りました。

入口手前の壁の写真以外撮る気にはなりませんでした。


入口に入ると石畳みが続いており、
それは強制連行されたユダヤ人が
ナチスドイツの軍隊に連れられて
収容所へ入る道そのものでした。

自分の歩く足音が、まるでその行進のようで恐ろしかったです。

死の行進と呼ばれていたそう。

少しいって左に曲がると、大きな門。

その手前には右手にビル(ザクセンハウゼンカフェがありました。入る気しないけど)、
左手に慰霊碑が立っていました。

大きな門は、収容所の入口です。

一度くぐったら戻ってこられない
当時のことを考えて
ゾッとしながら入ると
殺風景なただただ広い地面が広がっていました。
本当に広かった。
収容人数の多さを感じさせます。

建物が一部残っていて
トイレやお風呂、拷問部屋などがそこにありました。

高い塀で囲われている秘密裏に殺す場所、首つり刑の場所、銃殺場、

そして焼却場。

跡が無くても、
何もかもが生々しく残っていました。

ユダヤ人を殺すための高い塀は
ユダヤ人自らが作らされたものだと知って
惨さと悔しさを感じました。

淡々とした説明書を読みながら
戦争を憎めとよく言うけれど
その戦争を作ったのは人間じゃないか
と思っていました。

国家間でも国内でも。

戦争を無くすためには、
力やお金に踊らされない人間を
増やさねばなりません。

ウルグアイの大統領のような
権力者ばかりであれば
利益のための戦争は起こらないのです。

もちろん命を脅かされる心配もなく
自ら死を選ぶ人もいる国も(日本も含めて)大問題だけれど

生きたくても生きられない戦争の方が
よっぽど大問題です。
人災で亡くなる命はゼロでいい。

ユダヤ人というだけで大勢殺された
彼らの命を無駄にしないためにも。
他にも人災で亡くなった方のためにも。


全世界がいつか、
戦争をしない決まりを作れたら
誰も襲ってこない
自国を守る必要もない


戦争をして気持ちの良い人は
普通であれば一人もいません。

だから日本は平和憲法というものに
当時は大賛成しました。
今は賛否両論ありますがね。

国の発展のことを考えて戦争をしても、
多すぎる犠牲を払うことを学びました。

良い事を考えるけれど、
一方で悪いことも考えて成功し
甘い汁を吸う人もいる。

そのために人間は輪廻転生、
学んで学んで学んで学ぶために
死ぬのかもしれませんね。

そして、そのために人は繰り返し
生きているのかもしれませんね。


暗い話題ですみません。

自国の過去の過ちをちゃんとした形で残しているんだな、ドイツは。

でも全部デザインが格好良すぎて
過ちという感じはあまりしないのですが。笑
ザクセンハウゼンの壁もなんだか格好良いでしょ?

写真が少なくてすみません。
それではまた次回☆