最近のいろいろなニュースで

第2回国際宇宙探査フォーラム(ISEF2)が日本で開催されたこと、

ご存知の方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 

 

3月2日にウェスティンホテルで行われた、

産業界を対象にしたI-ISEFには、

各国の宇宙業界の錚々たる方々の姿が。

 

私はこの日は見学だけでしたが、

宇宙系、非宇宙系に関わらず

各国政府関係者、事業者、起業家、投資家、、、

様々な方がいらっしゃり、

これからの宇宙産業界の可能性にワクワクしました。

 

 

遡って2月28日〜3月1日、

私は次世代を担う若手を対象としたサイドイベント「Y-ISEF」に

参加いたしました。

 

 

Y-ISEFでは、

様々な職業、国籍のメンバーが

8〜10人のチームとなり、

月や火星や小惑星を舞台にした新しい活動や事業についてのアイデアを出し合うんです。

 

 

2ヶ月前からオンラインでやりとりし、

筑波宇宙センターへの見学や

アイデアソンを行いました。

 

 

 

Team4のみんな。

 

 

この日は

頭の中がパンクしそうなくらいのインプットがありました。

 

全編英語というのが、

より拍車をかけていました、、、。

 

 

私の隣に写っている女の子はタイ出身で、

筑波へ行くバスの中でも

いろいろ話しました。

 

今まで、自分がホスト側で

海外の方と日本をまわる経験ってあまりなかったから、

彼女に日本の感想を聞いたりするのが

とても新鮮で、いい時間でした。

 

話していると

私はあんまり知らない日本のこと、たくさんあるな、ということにも

気づいてきます。


 

彼女は

広場に横たわるHーⅡロケットや、

展示されている実物大の人工衛星、日本実験棟きぼうの

その大きさに驚いていました。

 

私ももちろん初めて見たときは

こんなに大きいものを

人類は宇宙へ持って行ったのかと

驚きを隠せなかったことを思い出しました。

 

 

タイには日本でいうJAXAのような、

国の宇宙機関はありません。

 

Team4では多くの時間を、

タイ出身の彼女が感じている

BIG5(米、露、日、欧、中)とそれ以外の国々の宇宙産業の格差について

話し合いがもたれました。

 

 

日本人だけのアイデアソンでは

きっとこういうテーマには辿りつかなかった、

今まで自分が目を向けていなかった(気づいてもいなかった)テーマに出会えて

感謝でした。

 

 

 

 

 

 

Y-ISEFに参加して、

今の自分が見えました。

 

 

もっと広く、もっと深く、もっと自由に、

人と、宇宙と、向き合いたいですね。

 

 

Team4のみんなに教えてもらったことです。

 

 

 

今回初めてお会いした

油井亀美也宇宙飛行士。

 

 

油井さんのお人柄は、

各方面から伝説的に伝わってきます。

 

今回はあまりお話できなかったので残念でしたが、

今後インタビューなどの機会をいただけるよう

精進したいと思います。

 

 

 

 

初めてお写真を撮る大西卓哉宇宙飛行士。

 

 

大西さんとは、宇宙と地上での交信生中継をさせていただいたことがあります。

 

今回は、

英語で、海外の方からも笑いをとる大西さんの姿に、尊敬の眼差しでした。

 

 

 

 

あと、こちらの写真は

I-ISEFの展示のひとつ、

VRで体験できる“月面ラージヒル”で、

1位の記録を塗り替えた瞬間。

 

 

(4回もやらせていただきました(笑))

 

月面は地球の重力の6分の1なので、

斜面での速度が出づらく、

ふわっと浮き、

地球よりも滞空時間が長かったです。

 

確かに力学の方程式に当てはめるとそうなります。

 

 

行ったことのない場所でも

科学を使えば再現ができることを

楽しく教えてくれる展示でした。

 

 

 

いろんな出会いがあったISEF。

この出会いをきっかけに、

自分を前に進められるよう、頑張ります。