NASAが発表した宇宙飛行士候補12名。

 

2015年12月14日から2016年2月末まで応募がありました。

 

応募総数は1万8300名。

 

その中から12名だから、

倍率は1525倍!!!!

 

 

前回2012年のNASAの宇宙飛行士試験では800倍の倍率だったので、

確実に宇宙への裾野や興味が広がっていることを感じますよね!

 

 

 

選出された12名を見ていきましょう。

 

 

・Kayla Barron:女性、29歳。米海軍大尉。

米海軍兵学校でシステム工学の学士 号、英ケンブリッジ大学で核工学の修士号を取得。潜水艦に乗務経験あり。 

 

 

・Zena Cardman:女性、29歳。

ノースカロライナ大学で生物学の学士号及び海洋 科学の修士号を取得し、現在ペンシルバニア州立大学で微生物学の博士課程在学 中。複数回の南極探検隊参加や、カナダのブリティッシュコロンビア州・米アイ ダホ州・米ハワイ州におけるNASAのミッション参加の経験あり。 

 

 

・Raja Chari:男性、39歳。米空軍中佐。

米空軍士官学校で宇宙航行学とエンジ ニアリング科学の学士号、米マサチューセッツ工科大学(MIT)で宇宙航空学の修 士号を取得。米海軍テストパイロット学校を卒業し、米空軍でF-35戦闘機などの 試験飛行に従事。

 

 

 ・Matthew Dominick:男性、35歳。米海軍少佐。

サンディエゴ大学で電子工学の 学士号、米海軍大学院でシステム工学の修士号を取得。米海軍テストパイロット 学校を卒業。空母ロナルド・レーガンに乗務経験あり。 

 

 

・Bob Hines:男性、42歳。

ボストン大学で航空宇宙工学の学士号を取得。

米空 軍テストパイロット学校を卒業し、アラバマ大学で航空宇宙工学の修士号を取得。 NASAのジョンソン宇宙センター(JSC)で研究飛行のパイロットを務めた経験あり。

 

 

 ・Warren "Woody" Hoburg:男性、31歳。

MITで宇宙航空学の学士号、カリフォル ニア大学バークレー校で電気工学及びコンピュータ科学の博士号を取得。現MIT の宇宙航空学助教。自家用機パイロット免許保有。

 

 

 ・Jonny Kim:男性、33歳。米海軍大尉、医師。

米海軍特殊部隊に所属し、その 活躍により銀星章、青銅星章を授与した功績をもつ。その後、サンディエゴ大学 で数学の学士号、ハーバード医科大学で医学博士号を取得。現在は、マサチュー セッツ総合病院で研修医として勤務。

 

 

 ・Robb Kulin:男性、33歳。デンバー大学で機械工学の学士号、カリフォルニア 大学サンディエゴ校で材料科学の修士号及び工学博士号を取得。南極での氷の採 掘業やアラスカでの漁業に従事した経験あり。2011年から米スペースX(SpaceX) 社に勤務。

 

 

 ・Jasmin Moghbeli:女性、33歳。米海兵隊少佐。

MITで情報技術・宇宙航空工学 の学士号、米海軍大学院で航空宇宙工学の修士号を取得。米海軍テストパイロッ ト学校を卒業し、H-1ヘリコプタの試験飛行などに従事。 

 

 

・Loral O'Hara:女性、34歳。

カンザス大学で航空宇宙工学の学士号、パデュー 大学で航空宇宙学の修士号を取得。現在は、米ウッズホール海洋学研究所研究員。 

 

 

・Francisco "Frank" Rubio:男性、41歳。米陸軍少佐、医師。

米陸軍士官学校 で国際関係の学士号、軍人保健科学大学で医学博士号を取得。ヘリコプタパイロッ トとして1100時間以上搭乗経験あり。現在、陸軍特殊部隊群軍医として勤務。

 

 

 ・Jessica Watkins:女性、29歳。スタンフォード大学で地質環境科学の学士号、 カリフォルニア大学ロサンゼルス校で地質学の博士号を取得。NASAのエイムズ研 究センター(ARC)、ジェット推進研究所(JPL)で勤務経験があり、現在はカリフォ ルニア工科大学(Caltech)のポスドクとしてNASAの火星探査ミッション「Mars Science Laboratory (MSL)」(2011年11月26日打上げ)のローバ「キュリオシティ (Curiosity)」(2012年8月6日火星着陸)の共同研究を行っている。

 

 

 

もう、、、みなさんのキャリアが大爆発しています、、、!!

これを見ると、「自分なんて、、、」というネガティブが発動してしまいます、、。

 

 

男性7名、女性5名。

 

 

応募条件の一部として、

 

・アメリカ国籍を持っている

 

・数学、自然科学、エンジニアリング、生物科学の学士、あるいはそれ以上の学位を取得していること

 

・加えて3年以上の専門分野での経験か、あるいはジェット機の機長として1,000時間以上の経験があること。

 

他にも身体的な条件もあります。

 

 

1年にもわたる試験をくぐり抜けて、

これから2年のトレーニングに参加し、正式に「宇宙飛行士」になります。

 

 

長い道のりですよね。

 

「自分なんて」を

「自分だからこそ」に変えるエネルギーを心に持って

私もいつかまた来るであろうJAXA宇宙飛行士試験にそなえたいと思います!!