昨日、
慶應義塾女子高等学校で、宇宙授業の講演をさせていただきました。


宇宙授業というのは、
「宇宙=理科」という 固定概念を外し、
広く宇宙についてとらえ、
宇宙を身近に感じようというもの。


第33回の昨日、
私、黒田有彩が登壇させていただきました。


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テーマを
「タレントとして宇宙の魅力を伝えるということ」として、
私の活動内容や、こういう活動をするようになった経緯、
自分の学生時代を振り返り、今の学生さんたちに伝えたいことを
お話しました。



初めての講演。



最初にお話をいただいたときは
自分に果たして務まるのか、
何を話せばいいんだろう、
90分も自分の講義でもつのか、など
不安がたくさんでしたが、
これから多くの方に自分の声で宇宙の魅力を伝えたいと思った時、
講演するということは切っては切れないものだと感じ、
出演させていただくことにしました。



進路を決める前の高校生の自分に伝えたいこと、
そんな過去の自分が、未来の自分に教えてもらいたかったことも
込められていたかもしれません。




私は今から10年前の2006年に上京し、
そのときから芸能活動を始めたので
今年で芸能生活10年目なのです。



その10年、
今までは自分の中で誇りに思えない部分もたくさんありました。



でも今回、
自分自身と向き合って
そこに自ら切り込んでいきました。


長所、短所、悩み、いろいろなことを。



すると、その過去の出来事や過去の自分の見え方が
変わったことに気づきました。



「過去は変えることはできないが、過去の価値は未来から変えることができる」


私のお気に入りの言葉ですが
それをまさに体現した自分を
何より誇らしく思えました。


自分と向き合った分だけ返ってくるものがあることを知れたのも
大きな収穫でした。




昨日はたくさんの慶應女子の生徒さんが
朝からの6時間の授業を終えたあと
講演を聴きに来てくださりました。



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質疑応答でも
たくさん質問をしてくださり
元気で真っ直ぐなエネルギーを感じ
なんだか救われたような気持ちになりました。



そしてまた、
自分一人では決してここまで頑張れなかったなと思いました。


講演に関するアドバイスをしてくださったり、
写真や動画の素材を提供していただいたり、
こういう場をつくってくださったり、
また自分は支えていただきながら生きていることを感じられました。



誇れなかった10年を
誇れるようにしてもらったことは、
何よりの財産になりました。


感謝でいっぱいの1日でした。



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