おはようございます。
昨日はEテレ『高校講座物理基礎』を
Twitterで生解説してみました。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20160511/19/kuroari-19871029/f3/0d/p/o0800051313643365941.png?caw=800)
番組は20分間ですが、
やはり内容が詰まっているだけあって
実況が間に合わない…という感じでしたが、
フォロワーさんの温かい声もあり
楽しく解説させていただきました。
第4回が放送だった今回は
変化する速度について考える ~加速度~
見逃した方や、もう一回ご覧になりたい方は
ホームページからどうぞ。
ついに加速度が出てきます。
加速度とは、
単位時間あたりの速度の変化率のこと。
横軸が時間t、縦軸が速度vのグラフ
v-tグラフを描いた時の
傾きが加速度になります。
番組では、
熊谷くんの20メートルダッシュの
0.5秒ごとの位置を測定し、
0.5秒ごとの平均の速度を出しました。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20160511/18/kuroari-19871029/80/d1/p/o0640035413643360295.png?caw=800)
この画像の一番右が、平均の速度ですね。
スタートからゴールまで
速度が変わっているのが分かります。
速度が変わる運動、
これが加速度運動です。
この表からグラフを作ると…
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20160512/08/kuroari-19871029/e8/1f/p/o0644035913643808708.png?caw=800)
このようになりますね。
グラフを作るのは面倒かもしれないですが
パッと見ただけで
どの単位時間にどれだけの速度か、さらにどれくらい距離が進んだのかが
すぐにイメージがつくため
とりあえずやってみましょう。
さらに、単位時間を0.5秒でなくさらに細かくすると…
(こういう作業は、今後もバンバン出てきます)
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20160512/08/kuroari-19871029/12/e9/p/o0642035113643808709.png?caw=800)
こんなふうになりますね。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20160511/19/kuroari-19871029/42/09/p/o0800074613643365942.png?caw=800)
この運動の中で、
時間tに対して速度vが一定(横にまっすぐ)のところはありませんね。
加速度は常に変化していて
この運動はずっと加速度運動をしていることが分かります。
さて、
ベクトルのことを方向と向きと大きさをもつもの、
と説明しましたが、
こんな質問がありました。
「方向と向きって、同じじゃないですか?」
確かにそんな感じがしますね。
例えば物理でよく出てくるのが
鉛直方向
という言葉。
これは水平に対して直角の方向ですが
さらに上か下か、どっち向きかの2択がありますね。
方向と向きというのは
こういう意味で使い分けがされています。
でもまあ、
言葉はどっちでもよくて(教える立場でこんなこと言ってはいけないかもですが)
イメージがついていれば大丈夫。
物理では基準の向きを決めて
それと同じ向きであればプラス、
逆の向きであればマイナスで表します。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20160511/19/kuroari-19871029/71/4f/p/o0800079113643365943.png?caw=800)
こういった運動の分野は
日常生活の中で実際にある運動です。
分からないなぁと思う前に
一回深呼吸してみて
とりあえず何かイメージしてみてくださいね。
昨日の作業風景、アフター。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20160511/18/kuroari-19871029/42/8e/j/o0800094313643361878.jpg?caw=800)
今日も1日がんばりましょう!
昨日はEテレ『高校講座物理基礎』を
Twitterで生解説してみました。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20160511/19/kuroari-19871029/f3/0d/p/o0800051313643365941.png?caw=800)
番組は20分間ですが、
やはり内容が詰まっているだけあって
実況が間に合わない…という感じでしたが、
フォロワーさんの温かい声もあり
楽しく解説させていただきました。
第4回が放送だった今回は
変化する速度について考える ~加速度~
見逃した方や、もう一回ご覧になりたい方は
ホームページからどうぞ。
ついに加速度が出てきます。
加速度とは、
単位時間あたりの速度の変化率のこと。
横軸が時間t、縦軸が速度vのグラフ
v-tグラフを描いた時の
傾きが加速度になります。
番組では、
熊谷くんの20メートルダッシュの
0.5秒ごとの位置を測定し、
0.5秒ごとの平均の速度を出しました。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20160511/18/kuroari-19871029/80/d1/p/o0640035413643360295.png?caw=800)
この画像の一番右が、平均の速度ですね。
スタートからゴールまで
速度が変わっているのが分かります。
速度が変わる運動、
これが加速度運動です。
この表からグラフを作ると…
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20160512/08/kuroari-19871029/e8/1f/p/o0644035913643808708.png?caw=800)
このようになりますね。
グラフを作るのは面倒かもしれないですが
パッと見ただけで
どの単位時間にどれだけの速度か、さらにどれくらい距離が進んだのかが
すぐにイメージがつくため
とりあえずやってみましょう。
さらに、単位時間を0.5秒でなくさらに細かくすると…
(こういう作業は、今後もバンバン出てきます)
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20160512/08/kuroari-19871029/12/e9/p/o0642035113643808709.png?caw=800)
こんなふうになりますね。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20160511/19/kuroari-19871029/42/09/p/o0800074613643365942.png?caw=800)
この運動の中で、
時間tに対して速度vが一定(横にまっすぐ)のところはありませんね。
加速度は常に変化していて
この運動はずっと加速度運動をしていることが分かります。
さて、
ベクトルのことを方向と向きと大きさをもつもの、
と説明しましたが、
こんな質問がありました。
「方向と向きって、同じじゃないですか?」
確かにそんな感じがしますね。
例えば物理でよく出てくるのが
鉛直方向
という言葉。
これは水平に対して直角の方向ですが
さらに上か下か、どっち向きかの2択がありますね。
方向と向きというのは
こういう意味で使い分けがされています。
でもまあ、
言葉はどっちでもよくて(教える立場でこんなこと言ってはいけないかもですが)
イメージがついていれば大丈夫。
物理では基準の向きを決めて
それと同じ向きであればプラス、
逆の向きであればマイナスで表します。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20160511/19/kuroari-19871029/71/4f/p/o0800079113643365943.png?caw=800)
こういった運動の分野は
日常生活の中で実際にある運動です。
分からないなぁと思う前に
一回深呼吸してみて
とりあえず何かイメージしてみてくださいね。
昨日の作業風景、アフター。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20160511/18/kuroari-19871029/42/8e/j/o0800094313643361878.jpg?caw=800)
今日も1日がんばりましょう!