kuroame-55のブログ

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猫ブログを別で書いてましたが、そちらはしばらくお休みをしておりまして、新規でAmebaで好きな芝居やドラマや映画の感想とかイラストとかその他もろもろ徒然なるままに書いていきたいなと思っています。

イ・ミンギさんを愛するようになって早数ヶ月が経ち、まずは全部出演した作品を観ようとしております。

でも、絶対刃物と血が飛び交うに違いない『その怪物』だけは、あまりに怖すぎてなかなか観られなかったのですが、先ほど観ました。

 

でも、ごめんなさい。怖すぎて、グロテスクなかんじになりそうになると、つい、1分くらい早送りしてしまったため、また、そういうシーンが多すぎて、これは観たとはいえないかもしれない!!でももはや見直す勇気はなく、怖すぎて、死にそうです。あんまり暴力が多すぎて、血が出過ぎて、刃物が出過ぎて、わたしには無理な映画です。でも、ミンギさんはすごいと思います。あの怖さもそうですし、背筋がぞっとするような美しさもそうですし、何よりも、この映画でに出ることにしたところに非常に強い役者魂を感じます。

 

ストーリーとしては、幼い時から血のつながらない?家族に愛されずに育ったテスが、なのに、いつも酷いことするとわかっているのに、母親と兄のために働いては、利用されていることがわかっていて働いては、時々、ブチ切れるんです。そのブチギレ方がものすごいんですけど、まあ、どのシーンを見ても、壮絶に美しいです。ちょっとバレエの悪役のような感じもします。動きも顔も何もかも美しすぎて。そして殺人の目撃者である子供を、自分の見えないところにまで逃げるならば殺さない。でも見つけたら絶対殺すし、子供が頼って庇ってもらうとしたらその人も殺すと言って逃げさせるという、そういうストーリーです。

 

でも私的にはいまこうやって映画を見終えて(飛ばし見としかいえないのですが)思い起こすと一番グロテスクなのは、血のシーンじゃなくて、最初に女の子たちがちゃぶ台で食事をしていて、ひとりがちゃぶ台をひっくり返したときに、もう一人の子の口元に海藻がぶら下がるのが、一番グロテスクに感じましたね。血飛沫血糊のシーンはミンギさんに関して言うと激しいダンスを踊っているトップダンサーのような美しさで、あんまりグロテスクじゃなかったかも、と今思ったりします。

 

しかしあれですね、こういう役を引き受けるミンギさんの役者魂、ちゃんとどんな作品に出ても、他の作品に出られる、ひとつのイメージでは引きずられない自信があるんでしょうね。すごいと思いません?どこから俳優ってスイッチが入るんでしょうね。

 

ちょうど今日、別の俳優でわたしはこのひともすごいなあと思ったのは鈴木亮平さんですね。このかたの化けること化けること、もはやロバート・デニーロだって叶わないんじゃないんですか、と言ってしまうのは、西郷さんを演じるときは、体重100kg以上まで増やしたそうな。やさしい、朴訥な笑顔で、おかかをかけたごはんをかっこむ姿は素晴らしかったですね。で、そうかと思うとスーツ着て男性ファッション誌でモデルをしたかと思うと、また全然違う役を、、、、。特にこの方ですごいのは、『変態仮面』ですよね。あんなすごい衣装、あんなめちゃくちゃなはなし、トップイケメン俳優がしちゃっていいの?というのをやってますよね。しかもテレビでよく「『変態仮面』こそぼくの代表作。」とニコニコ言ってました、、、、 今度『シティ・ハンター』の冴羽リョウを演じるようで、ええ、ヅカでも咲ちゃんが演じてましたけどね、でも実際のマンガの方は、少年マンガ、いや青年マンガ?ですし、結構超下品なこともしちゃったり言っちゃったり、それはすみれコードに引っ掛かりますからあり得ませんが(と書きながら、もはやいじめ問題を解決しない宝塚歌劇団のすみれコードなんかちゃんちゃらおかしいですけどね。ヅカを愛して40年超えでいま、もうヅカを忘れることにしたわたくしです。)ともかく、それをまた楽しそうに演じているようですよね。下品だったり超B級だったり、そこも役者として楽しそうに演じちゃう鈴木亮平もすごい。ファンです。とはいえ、ミンギさんの話に戻りますが、ミンギさんにはそっちは行かないでほしいw そっち系は多分行かないとは思うのですが。しかし、ここまですごい暴力作品の殺人鬼を演じちゃうんですものねえ、、、、

 

ミンギさんは目がすごい。あの、白目が大きくて黒目がそこにあるような感じにすると凄みがありますよね。そうかと思うと唇はぽってりとしていて肉感的ですらあります。冷たさと暖かさを両方持っている顔ですし、そこに役者魂と演技力でどんな役でも演じられる役者さんだと思います。

 

怖いサイコパス役でも「背の高いイケメン」は言われていました(笑) ここでは超細マッチョでした。この映画は2013年。あら、私的には『ヒップタッチの女王』ですごく筋肉ついたなあと思っていたんですが、これもやっぱり役柄ですごく体を作っているわけですね。

 

しかしわたしは今日もドラマ『Beauty Inside』の好きなシーンをいくつか見て、また気持ちを落ち着けたいと思います。

 

怖い役を見て、でもやっぱり一層ミンギさんへの敬愛は高まりました❤️

 

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