【短編】トリック・オア・トリート! | 黒揚羽のAKB小説&マジすか学園小説ブログ

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マジすか学園の二次創作を書いています。マジすか学園を好きな方、又同じく二次創作を書いている人良かったら読んでください。


おはようございます。黒揚羽です。
本日はハロウィンという事で、ハロウィン短編小説を書いたので、ぜひ読んでください。


では、マジすか学園episodeof欅坂


【短編】


【トリック・オア・トリート】


ーー。




「トリック・オア・トリート!お菓子くれないとイタズラしちゃうよ?」


「……しちゃうよ?」



扉を開けた平手友梨奈は硬直する。
現時刻朝の8時と26分。起きたばかりで回っていない頭が、その光景を捉えた瞬間、一気に覚醒した。



彼女の視線の先には仮装した2人の少女がいる。1人は冒険譚や童話に登場する魔女が被りそうな鐔の広いトンガリ帽子に、首からデフォルメされた髑髏の顔を模したネックレスを下げ、裾の長い漆黒の外套を羽織っている。左手に先端部に横を向いた髑髏の顔が括り付けられた棒、恐らく魔法を発動するのに使う杖だろう、を握り、右手は大きく横に広げている。その細く、しなやかな指には5つの指輪が嵌められており、何やら紙袋を持っている。


魔女の仮装をした長濱ねるは魔女とは思えぬ実に可愛らしい笑顔を浮かべている。


その隣にはジンベエザメの顔を象っているが、左右の頭頂部から熊のような耳が生えている帽子を被っている。顔はジンベエザメなのに、耳が生えている事に違和感を覚える平手だが、そこは突っ込まない方が良いだろうと、こみ上げてきた言葉をグッと抑え込む。



首からいつものようにジンベエザメのぬいぐるみ、アオコをぶら下げているが、アオコの頭に小さな帽子が乗っている。ねるが被っているとんがり帽子によく似ている。


そこまでなら問題はなく、可愛いなという印象で済むのだが、その下が些か問題があるというか、首を傾げなるというか、そんな格好であった。


彼女の首から下は薄桃色の怪獣の着ぐるみに包まれていた。両手や両足は恐竜の手足のように鋭い爪が生えおり、腕の部分だけ緑色になっている。更に臀部から同じく恐竜の尻尾が伸びていた。



上が可愛いだけあって、下との違和感が拭いきれないが、それを抜きに考えても可愛いとしか言いようがない。


怪獣(後に判明)の仮装をした梨加だ。
梨加は両手を前に出し、一生懸命威嚇のポーズをとっているが、怖いというより可愛いという印象しか残らない。



「……何してるの?」


「何って、今日はハロウィンだよてち。お菓子を貰いにきたの」


朝からテンションが高いねるがそう言うと、隣で梨加がコクコクと頷いている。平手は乱れている髪をクシャと撫で、ハロウィンかと口内で呟く。


季節が秋から冬に流れようとしている今日10月31日はハロウィンである。そう言えば昨日テレビで仮装している人々が渋谷や池袋に出没しているニュースを観た。良くやるよと呆れていた。



「お菓子?ウチにお菓子あったかな……」



「お菓子くれないとイタズラしちゃうからね」



ねるが左手に持つ魔法の杖を振りながら言うと、梨加が両手を前に出す。イタズラと聞き、嫌な予感しかしない平手は頰を掻きながら、お菓子あったよねと必死に記憶の引き出しを開ける。



「あ、可愛いね。いらっしゃい」



と、そこに平手の伯母である島崎遥香がやってくる。彼女は仮装などしておらず、茶髪を後頭部で結い上げ、ジャックオーランタンが描かれたエプロンを着用している。


「トリック・オア・トリート!お菓子くれないとイタズラしちゃうよ?」


「……しちゃうよ?」



「ふふ、お菓子なら用意してあるよ。良かったら上がってく?」



遥香の言葉に2人が物凄い勢いで首を縦に振る。平手がお菓子あったんですねと視線を送ると、遥香がウィンクして、平手はねると梨加を家へと招く。


ねると梨加は初めての平手の家に幾ばくかの緊張を胸に抱え、家の中に入る。




「ねる、それ何?」


「ん?これ?秘密だよ」



2人をリビングへ通すと、平手がねるが右手に持っている紙袋の中身を尋ねたが、ねるは微笑んでそう返す。平手は小首を傾げながら椅子を引いて、腰を下ろす。


遥香はキッチンに行き、お菓子の用意をしている。



「ここでお菓子を貰ったら今度は友香ちゃんの家に行くんだよ。てちも行く?」


「……まあ、暇だしね」


「じゃあ、仮装しないとね」


「へ?」


平手の顔からサーっと血の気が引いていく。ねるが持っている紙袋を膝の上に乗せて中をガサゴソと漁り、隣に座っている梨加と小声で何か話している。平手は今すぐにでも逃げたい衝動に駆られる。


生まれてこのかた、仮装やらコスプレとは縁遠い人生を歩んできた。というより避けてきた。何が楽しくてゾンビやら吸血鬼の格好をするんだろうと思ってきた。それを自分が経験する日が来るとは。逃げたいけど逃げられない。平手はどう躱そうかと頭を回転させる。



「ん〜これ、これにしよう」



「……それは可愛いよ」



「だよね。持ってきて良かった」



ねるが紙袋から取り出したのはフード付きの上下が繋がった繋ぎ服である。フードにとある動物のデフォルメされた顔が描かれており、仮装というよりコスプレに近い用品として取り扱われている。



「じゃあ、てち。お菓子が来る間に着替えちゃおうか」



「……」



平手の顔が更に青くなる。
逃げようにも、2人のギラギラとした絶対に着させてやるという執念というか、責任感というか、そんなモノが宿った瞳で射抜かれた平手はその場から動く事が出来ない。普段燦然と輝く瞳を有する平手の双眸が、肉食獣に睨み付けられた小動物のように揺れており、最早避けようがなかった。





「きゃ〜可愛いよ!てち」


「……てち、可愛い」



(……恥ずかしすぎる。てかなんでカワウソなの?)



平手がねるの手によって、強引に着させられたのはデフォルメされたカワウソの顔が描かれたフード付きの薄茶色の繋ぎ服である。


ねるは魔女、梨加は怪獣なのに、何で自分だけ動物で、しかもカワウソなのだろうと考えると、小学生の頃にカワウソに似てると言われた事を思い出す。



眼前ではねると梨加が可愛い可愛いとはしゃいでおり、平手は2人に気付かれぬよう小さく息を吐いた。


「お菓子持ってきたよ。ん?てち、可愛いね」


そこにキッチンでお菓子の用意をしていた遥香が戻ってきて、平手を見るなり微笑みながらそう言うと、平手がうっと見られたくないモノを見られ、恥ずかしさで頰を赤く染める。



「わ〜可愛い〜」


「……可愛い」


2人は遥香が持ってきたお菓子に興味津々だ。それをジャック・オ・ランタンの形をした手作りクッキーであり、包装している袋もハロウィン仕様の物で、いつの間にこんなのをと平手が目を丸くする。



「よし、次は友香ちゃん家だ〜行こう」


「……おー」


ねるがクッキーを紙袋に入れるとそう言った。梨加が左手を小さく挙げると、平手は2度目のため息をつき、トボトボと2人の後を追った。


遥香がその様子を微笑みながら、見送った。




ねる達が次に向かう菅井友香がいる柏木家では、壮絶なる攻防戦が繰り広げられていた。




「観念しろ義姉ちゃん。もう逃げられねえぞ」


「そうですよ姐さん、今日ぐらい良いじゃないですか」


「断る」



壁際に追い詰めた筈の菅井の姿が忽然と消える。彼女の舎弟にして、ドクターの仮装をした土生瑞穂が、こんな事で“能力”を使うと呆れるが、コレは死活問題なのだ。


菅井はハロウィンが苦手だ。
何故仮装をしなくてはいけないのか、そもそも何であんなに仮装する人間がいるのか不思議でならない。


ハロウィン自体は否定しない。否定しないが、仮装する理由が分からない。普通にお菓子を食べるだけではダメなのか?それで良いじゃないかとハロウィンを否定しているが、それに気付かず菅井の思考は進んでいた。



義母の柏木由紀はそんな3人のやり取りを微笑ましく見守りながら、懐かしいと口内で呟いた。脳裏にその時の記憶が蘇る。


自分も無理矢理仮装させられたので、良く覚えている。当時は優子も元気であり、玲奈と小嶋の3人でハロウィンパーティーやるぞと騒いでおり、自分は腹黒いという理由から魔女の仮装をした。



あの時の事で、特に印象に残っているのは氷の女王ともいえるサドが仮装した事だ。ただ、その事に触れると怒られる。



何事も経験と、2人を止めようとせず、柏木が買っておいたハロウィン用のお菓子を用意しようとすると、インターフォンが鳴った。



「はい」


「トリック・オア・トリート!お菓子くれないとイタズラしちゃうよ?」


「……しちゃうよ?」



柏木が扉を開けると、何とも可愛らしい仮装をしたねる、梨加、平手がいた。土生達にとっては友軍、しかし菅井にとっては地獄の使者ともいえる来訪者であった。



「友香、お友達が来たよ」


と柏木が3人を連れてくると、菅井の表情が凍り付いた。この状況は予想していた。寧ろ前日からねると梨加は仮装するだろうし、自分達は巻き込まれる可能性があると読んでいた。


しかし、ねる達が来るのは早かった。予想ではもう少し遅くなる筈で、何より平手が仮装している事に驚愕する。


菅井が平手を見ると、平手は気まずそうに視線を逸らした。菅井の中では平手は自分と同じと思っていた。仮装が苦手で、ハロウィンの趣旨が分からない同類だと。


けれど、蓋を開けてみれば平手も仮装している。しかもカワウソという最早仮装というよりコスプレに近い装いだ。


貴女もハロウィンに毒されたのですねと瞳が言うと、それは違うと即座に否定した。けど、耳を傾けようとはしない。



平手が仮装するという信じられない出来事により、生じる隙を土生が見逃す程甘くはなく、


「姐さん、王手です」


土生に両肩を掴まれ、しまったと目を見開いたが、はあと諦めたように体から力を抜いた菅井。



そして、土生、ねるによって菅井はメイクされら仮装用の服を着させられる。



「何だ?コレは」


「ドクターゾンビだよ」


「どっちだ」


「両方だね」


鏡に写る自分を見て、ねるに問うとそんな答えが返ってくる。鏡には、ゾンビメイクを施し、唇に真紅の口紅を塗り、両端からリアルな傷痕のシールを貼り付ける。
まるでゾンビメイクをした口裂け女のような顔であるが、ここから更に首にも傷痕シールを貼り、着ていたパジャマを脱がされ、血糊を塗したシャツを着て、上から白衣を羽織り、聴診器を首から下げている菅井の姿がある。



噛んだ相手をウィルスに感染させるゾンビとそのウィルスを治す医者という矛盾した仮装に、苦笑するしかない菅井。



「似合ってるよ友香。はい、お菓子」


「わ〜ありがとうございます」


「……次はどこに行くの?」


「渋谷だよ。理佐ちゃんに会いに行くの」



理佐という名前を聞いて、平手の菅井の2名は顔から血の気を引かせる。自分達が仮装している事が知られれば、何を言われるか。死ぬまでいじり倒されるだろう。


そんなのゴメンだと、ねるを止めようとするが、ねるの瞳はキラキラと輝いており、何が何でも行くという覚悟を秘めており、平手は無言で菅井の肩を叩いた。



「じゃあ、行こうか」


「……おー」


こうして、平手、ねる、菅井、梨加、土生の5人は理佐のいる渋谷へと向かった。






「トリック・オア・トリート!!!」


その頃、理佐のいる渋谷のPink Tiaraの本部では仮装した原田葵が理佐を驚かせようとしていた。


葵の仮装は頭にお化けのカボチャの帽子を被り、首から小さいカボチャのアクセサリーを下げ、黒の肩と胸にカボチャのイラストが描かれたメイド服を着用し、両足を包むニーソックスにもカボチャがおり、カボチャ尽くしの仮装である。


その姿に理佐の表情は固まった。それは他の少女達も同じだった。ここに居る殆どこ少女は葵よりも歳上だ。普段は副総長として慕っているが、この時ばかりは副総長というより、妹を見るような目で見てしまう。


(副総長、気合い入ってるな)


(流石の姐さんもグロッキーか?)


(姐さんがついにデレるのか)



2人を他所にコソコソと話し込む少女達だが、理佐は少女達が思うより、ずっと堅牢であった。



「何それ?」


(耐えた!!!)


少女達が内心で叫んだ。理佐は無表情で葵を見上げており、コレには葵も少々驚いているが、すぐに前に出た。



「コレですか?ジャック・オ・ランタンって言うんですよ。知らないんですか?」


そう言って葵が腕を組むと、理佐の頰が微かに痙攣し、読んでいた雑誌を放り、ソファーから立ち上がる。


「知ってるけど。ジャック・オ・ランタン。アイルランド、スコットランドなどが発祥の地になってる鬼火のようなモノでしょ?

さまよう魂の伝承がアメリカとか、イギリスとかに伝わった後、ハロウィンの日にはカボチャのロウソクをたてるようになった。これには善霊を引き寄せ、悪霊をを遠ざける効果がある、だっけ?」


「そうなんですか?」


「知らなかったの?だったら生意気言うな」



そう言って理佐が葵の額を弾くと、葵が額を押さえ、むう〜と唸る。理佐がハアと息を吐いて、ソファーに座り直す。


少女達は理佐がやけに詳しい事を訝しみ、理佐が読んでいた本を覗き込む。


『誰でも分かるハロウィンの基礎知識』と書かれており、姐さん可愛いなと口内で呟く少女達。


「姐さんも何か仮装しましょうよ」


「仮装ねぇ〜」


葵が言うも、理佐はイチゴ牛乳を口にして、そこを動こうとしない。葵が周囲を見る。誰一人として仮装しておらず、しているのは自分だけ。


今日はハロウィンだというのに、Pink Tiaraはいつも通りだ。寂しいのか、眉が垂れ下がる。それを見た理佐が息を吐きながら、頭を掻いた。



「……あるの?」


「え?」


「何があるの?仮装」


「するんですか?」


「見てからね」


理佐がそう言って立ち上がると、葵が元気よく頷いて、理佐と共に仮装道具(葵の私物)がある場所へと向かう。その2人の後ろ姿を温かい目で見送る少女達。



「副総長って分かりやすいな」


「姐さんもな」



そう言って笑い合う少女達。





「姐さん、カッコいいです」


「そう?」



2人が戻ってくると、理佐は仮装していた。左目はジャック・オ・ランタンが描かれた眼帯をつけ、頭にはジョリーロジャーが刻まれた海賊帽を被り、同じく海賊が着るようなロングコートを羽織っており、左手にはレプリカのフックをつけており、腰にベルトを巻き、そこから何本もの金色のチェーンを下げている。更に右手に銃身の長いピストルの玩具を携え、ミニスカートにロングブーツを穿いており、その風格は総長というより、海賊女王である。



その完成された仮装に少女達はおーと声を上げてしまう。仮装している理佐もまんざらでもないのか、カツカツとブーツを鳴らしながら、ソファーに腰を下ろす。



「姐さん、ラッパッパの皆さんが来ましたよ」


そこにそう伝えてくる少女がいた。理佐はすぐに通すように伝え、イチゴ牛乳を口にする。どんな仮装をしているのだろうと考えてみるが、平手と菅井が仮装するとは思えない。


しかしそれはねる達が現れた事で崩れ去る事になる。



「あ〜理佐ちゃん仮装してる。せっかく用意してきたのに。でもかっこいいなぁ」


「ありがとう。で、後ろの2人は何なのかな?」



意地悪い笑みを浮かべながら理佐がねるや梨加の背後で小さくなり、存在感を消している平手と菅井に向けて言うと、2人が顔を顰める。


ねると梨加がそこを退くと、平手の菅井の姿が露わとなり、その仮装に目を丸くする。平手は動物のカワウソで、菅井はドクターだが、顔はゾンビであり、口裂け女でもある。まるで仮装のごった煮のような姿に苦笑してしまう。



「てちは随分と可愛いね。で、友香のそれは何?」



「……ドクターゾンビだ」


「ドクターか、ゾンビかどっちかにしなよ」


「……私に言わないでくれ」



菅井が悲壮感漂う表情でそう言うと、理佐がふーんと鼻を鳴らし、葵を見る。葵が頷くと、何人かの少女と共に奥へと消える。



「今日ウチでパーティーやろうと思っててね。お菓子とかあるんだけど、一緒にやってく?」


「やる!!!」


「……やる」


理佐の提案にねると梨加は即答する。
平手と菅井は断りたかったが、断れる雰囲気ではないので、首を縦に振るしかない。



そして、葵達が奥からお菓子やジュースを持ってきて、それをテーブルの上に並べていく。ねる達も手伝い、ものの数分でテーブルの上はお菓子やジュースが綺麗に並べられる。



「じゃーん、お義姉ちゃんが作ってくれたんだよ」



ねるが紙袋から取り出したのはホールのケーキが入っている箱である。それをテーブルの真ん中に置いて、箱を開けると、カボチャのお化けの顔を象ったケーキが現れる。


これには皆感心したように声を出す。
平手はねるが隠していたのはそういう事だったのかと納得したように頷いている。



更に平手の家で、菅井の家で貰ったクッキーも取り出し、ジュースをハロウィン仕様のコップに注ぐと、



「じゃあ、かんぱーい!」


とパーティーが始まった。




ハロウィンなんてつまらないものだと思っていた平手と菅井だが、パーティーが進むにつれてその考えが変わってきた。


皆で仮装して、お菓子を食べ、ビンゴゲームやらテーブルゲームをやる。笑い合い、1つの事に夢中になる。何気ない事だ。
いつだって出来る事。なのに、楽しい。


これはきっと仮装しないと意味がないのかもしれない。仮装せずにお菓子を食べても意味がない。仮装して、お菓子を食べるからこそ新鮮であり、面白く、楽しいのだ。



「また、皆でやりたいなぁ」


お菓子が減っていき、ねるがポツリとそう溢す。梨加がクッキーをモシャモシャと食べながら頷いた。


「またやろう」


平手がオレンジジュースを飲みながらそう言うと、ねるが平手を見て、満面の笑みを浮かべて、頷いた。



「じゃあ、てちの仮装考えておくね」



「仮装は勘弁してください」



平手がそう言うと、その場は笑いが起きた。


来年も、再来年もまた、皆とこうしてハロウィンを楽しめたらいいなと平手は内心で呟く。


平手達のパーティーは夜遅くまで続く。笑いが耐えず、ねると梨加は途中で寝てしまい、平手と菅井が送っていく事になるーー。



終わり。