いよいよ

 

あの

アイヌの埋蔵金伝説を描いた漫画

 

「ゴールデン・カムイ」が実写化されて

 

来年1月には公開だそうですね?

 

期待して待ちましょう。

 

 

ところで

アイヌの埋蔵金ってただの伝説なのでしょうか?

 

確かに北海道にはいくつかの埋蔵金伝説があります

今は昔、、、、、、

 

蝦夷地の川には

旭日に

夕日に照らされて川底の砂金がきらめいていたそうですから

砂金王国蝦夷には

こうした埋蔵金伝説も生まれたのでしょうね。

 

さて、

古くは「義経の蝦夷渡り伝説」があります。

 

北海道まで落ち延びた義経一行が

 

アイヌの人々からあがめられて、、砂金を献上されてそれを、軍資金として隠したというものですが、、

 

だが?これはあまりにも、げんじつばなれしすぎていますよね

 

あくまでも伝説でしょう。

 

 

 

つぎに、「シャクシャインの埋蔵金伝説」があります

 

これは江戸時代松前藩が蝦夷を納めていて

 

その苛政に反旗を翻したアイヌの首長のシャクシャインが

 

1668年、蜂起した歴史の事実です

 

結局松前藩によって鎮圧されるのですが

 

いつのころからか、シャクシャインはのちの再起のために

 

莫大な砂金をシプチャリ川上流の山中に隠したといううわさが広まったのです

 

実際、当時の蝦夷地は、、朝日に、夕日に川面が砂金で光るほどの砂金の宝庫でした。

 

その川の上流の金鉱脈から流れ出てきたものが大量の砂金でした、

 

実際,砂金堀りに本土から和人が渡ってきて

 

シプチャリ川の上流に豊富な金鉱脈を見つけて採掘していますね

 

 

 

 

 

さて

次は武田信広の埋蔵金伝説ですシャクシャインの乱に、さかのぼること、

 

1456年、和人の横暴に反旗を翻したアイヌの首長コシャマインは

 

発端は、こうだ、

 

アイヌから頼まれた和人の鍛冶屋がマキリ(刀)の値段で争いになり

 

鍛冶屋がアイヌ人を殺してしまったのです

 

これに端を発して不満が一気に爆発して蜂起がおこったのです

 

当時、蝦夷は蝦夷管領・安東氏が納めていたが、次々に

 

和人館が攻め滅ばされた、

 

そこで若き武田信広(のちの松前藩の始祖)が抜擢されて、

 

ついにコシャマインの首を討ちとったのである、

 

だがいつまたアイヌが反乱を起こすかしれぬので

 

砂金を大量に、千軒岳の山中に隠したという、

 

千軒岳一帯は砂金の一大産地で、当時は大量に砂金が取れたのである

 

のちには

 

埋蔵金を探すのだと多くの人が訪れたがいまだ発見はされてはいない。

 

さて時代は下って、、、、、

時は、明治も終わりのころ、当時樺太と呼ばれていたある村で

一人暮らしのアイヌ女性が亡くなったそうです。

 

と、ここまでは別に何の珍しい話でもありませんね。

ところがこのアイヌ女性の家を調べてみたところ、

なんと金の延べ棒十本が発見されたのです、鑑定した処全部金無垢の本物でなんと

十万円の価値があるという、当時の十万円といえば今の価値で六千万円?くらいでしょうか?

 

 

そしてもう一つ、ぼろぼろの日記も発見されました。それは安田徳太郎(仮名)という人の日記で読み解いてみると、なんとそれはコシャマインの埋蔵金についての記録ノートだったのです。

 

 

その日記を読み解いてみると、、、、、、、、、、、、、、、

 

おおよそ、

 

こんなことが書かれたいたのだった

 

何でも、安田はもともと、猟師で、北海道の〇〇村で山中深く分け入って猟をしていた時、とある深い山中で、隠れ住んでいたアイヌ一家と巡り合ったそうです。アイヌは「どうかここで隠れていることを誰にも話してくれるな」と安田に頼んだという。

 

そして口止め料としてアイヌの主が差し出したのがなんと金の延べ棒だったという。安田はどうせ、まがい物と思ったがとまず受け取ってその地を後にしたという。

安田は猟以外は興味はなくて

 帰宅して延べ棒はタンスにしまいすっかり忘れていたという、さらに数週間後再び山に猟に行くと、今度は津軽藩士の子孫という二人連れの男に出会ったという。二人の話すところによると、先祖の伝承で、コシャマインから奪い取った、砂金を延べ棒にして隠したという、

例の武田信広の埋蔵金伝説の延べ棒数百本を探しているのだという。

 

 

 その場はわかれて帰宅した安田はふとあの延べ棒を思い出した。そこで、箪笥から取り出して町に行って、大きな両替商兼質屋に持ち込んだところ、なんと本物の金で、千円で引き取ってくれたのである。明治後期の千円といえば、今の価値で、四百万円だろうか? 安田は「あのアイヌ一家は、埋蔵金を見つけたんだな。だから自分たちのことを話してくれるな、といったんだな」と悟り、再びあの出会った山中に分け入ったがそこはもう、もぬけの殻だった。

 

 

 それから1年後、安田は山で猟をしていた。今まで行ったこともない深くまで分け入ると、クマザサの中にあのいつかであった、津軽藩士の二人連れの死体に出くわしたのだった。白骨化していたが身なり服装からあの津軽藩士に間違いなかった。そしてその死体をどかしてみると、その下から、あのアイヌの主からもらったと同じの金の延べ棒が数本、出てきたのである。安田はその延べ棒を拾い集めて袋に入れて持ち帰った。その延べ棒を元手にこっそりと埋蔵金とわからないように少しずつ売りながら、猟師はやめて、街に出て小料理屋を始めたのである。

 

 

 それから2年後、安田は偶然町であの消えたアイヌ一家の、娘とばったり出会う。聞けば父も母もなくなり、今はこの町で、あの延べ棒を少しずつわからないように売りながら生活しているのだという。ただしその隠し場については亡くなった両親がたたりを恐れて娘にすら決して教えてはくれなかったそうです。安田は自分も金の延べ棒でこうして小料理屋を開くに至った経緯を話す。二人は意気投合して、同居し始めたのである。

 

 

 そしてこのコシャマインの埋蔵金、実は武田信広がコシャマインから奪った膨大な砂金を延べ棒に鋳なおしたもの数百本と言われているわけなのであるが、二人はぜひ残りの埋蔵金を何とか、探してほりだそうとはなしあったのである。

 

と、日記はここで終わっている。

 

では、その後二人はどうなったか、巷間の伝承によれば

 

安田はその後、コシャマインの乱で殺されたアイヌの呪いなのか? 頭がおかしくなり、小樽の親類に引き取られて間もなくこの世を去ったという。

ではアイヌ女性はどうなったか? この女性はやがて樺太にわたり、

ある男と所帯を持ったというがその男も、すぐ亡くなり一人住まいののち、

最初に書いたようにある日、金の延べ棒10本とともに変死体となって発見されたのである。これもコシャマインのたたりなのか?

 

ところで砂金ではなくて金の延べ棒だったという点ですが

砂金はこぼれて散逸しやすく保存も面倒ですから

延べ棒に打ち直して居るのです

砂金はほぼ純金ですから柔らかくて

それを延べ棒にするのは簡単ですからね

延べ棒なら保管も運搬も楽です。

 

さて

 

その後多くの人がこのコシャマインの埋蔵金を探しに山に入ったがまだ誰も大発見には至っていないようだ。それとも誰か運よく発見してこっそりとすこしずつ運び出しては売り払いわからないようにひっそりと地味に暮らして死んでいったのだろうか? そうしてまだ大量の手つかずの何百本もの、金の延べ棒の山は北海道の大地の奥深くねむりつづけているのだろうか?

 

さて、、、、、、、、、

「ゴールデンカムイ」という漫画がありますが

アニメ化されていますね

 

 

この北海道のアイヌ埋蔵金伝説

 

コシャマインの埋蔵金伝説

 

シャクシャインの埋蔵金伝説などが

 

恐らくは

 

元ネタ?なんでしょうね?

 

いずれにしても

 

莫大な埋蔵金がどこかに埋まっていて

 

誰かが探し出すのを待っている?

 

というのは

 

 

 

正にロマンあふれる話ですよね

このアニメなんと

実写化されて

来年1月公開だそうです

 

楽しみにして

公開を待ちましょう。