ジョセフ・コットン

 

と、、聞いて

 

ああそうですか、

 

と、、すぐ思い浮かべれる人がいるでしょうか。

恐らくいないのでしょうね。

 

でも

 

わたしにとっては永遠のスターなのです

 

恐らく彼の代表作は

「ジェニーの肖像」だと思うのだが

 

この作品は

 

ジョセフ・コットン、ジェニファー・ジョーンズが甘くメロドラマを奏でていく。

 

貧しい売れない画家のエブンは、ある日、偶然、ジェニーと名乗る少女とであう。
何か運命的なものを感じさせる出会いだった。

不思議な少女は、「私、すぐ大きくなるからそれまで待っててね。」
なんて変なことを言って消えていく。

しばらくのち、再び出会うがそのときはもう数年分成長しているのだ。
エブンは彼女の肖像画を描く、それは画商から初めて、高い評価をもらう。

また再び出会うとすっかり大人の女性に成長している。
エブンはジェニーの肖像画に取り付かれたように励む。

やがて、ジェニーはその悲劇的な宿命のままに、
嵐の海で溺死してしまうことが、古い新聞に書いてあり、
エブンは岬に駆けつけるが、間に合わず、ジェニーは死んでしまう。

しかし、ジェニーの姿は、そもそも、エブンにしか見えないのだ。
それはエブンの妄想が生み出した幻影なのかもしれないともいえる。

確かに古い新聞に、ジェニーの手がかりが出てはいる。
しかし、35年も前のことである。

時間を越えた愛の成就のためにジェニーはやって来たのか?
其れともエブンの生み出した、アニマなのか?

確かに売れない画家のエブンはジェニーに出会ってから、
ミューズの霊感を得たように、すばらしい、肖像画を描く。

エブンの心の中の詩神とも言えるかもしれない。

余韻を残す不思議な映画だった。

映画のラストで、

ずっと後になってから
美術館に飾られることになった
ジェニーの肖像画を
眺める
とある3人のうら若い女性が絵を前にこんなことを語りあっている。

「美しい人ね。」
「実在の人かしら?」
 「でも、きっと、この画家にとっては実在する人なのでしょうね。」

この映画私のベスト5に入る作品です。
勿論ビデオ持ってますので月に一回は見ています。

 
〇ラブレター    1945、ウイリアムディターレ監督のミステリアス・ラブロマンス。
          イタリア戦線で同僚のラブレターを代筆してやったジョセフコットンは
          終戦後、その男の恋人を訪ねて事件にまきこまれる。
「ジェニーの肖像」に遡ること、2年前、
ジェニファジョーンズ、ジョセフコットン、で作られたラブロマンスである。

イタリア戦線に従軍していた、アラン(ジョセフコットン)は戦友から頼まれてラブレターの代筆をすることになる。

そこからこのものがたりが始まり、錯綜と行き違いの果て、

殺人まで起こりやっと結ばれるという波乱万丈の恋の行方に

息も継がせぬ展開はさすがウイリアムディターレの手腕を感じさせる傑作メロドラマである。

さらに、ヴィクトリア(ジェニファジョーンズ)の生い立ちの謎。
そして、殺人事件と、ヴィクトリアへの嫌疑、ヴィクトリアはショックで記憶喪失となり、、、、、、

こうして、荒筋を追うだけでも大変だが、二転三転したのちあっというような、

急展開でハッピーエンドとは、いかにも取ってつけたような結末だが、でも、

少年の私にははらはらどきどきの素晴らしい、ひと時をすごさせてくれた素晴らしい映画であった。
 



 
 

〇旅愁

たまたま乗り合わせた、飛行機が故障でナポリに臨時着陸。、

 

乗客は足止めになります。

 

その時偶然意気投合したジョセフコットンとジョーンフォンテインは

 

二人で観光に出かけます。

 

そして帰ってみればもう飛行機は修理し終わって離陸済み、

 

二人は乗り遅れてしまったのです。

 

ところがその飛行機、

 

やっぱり、治ってなかったんでしょね。

 

墜落して乗客は全員死亡です。

 

二人はナポリでそのニュースを聞きます、

 

さて幸運にも生き残ったこの二人はこれから、どうなるのでしょうか?

 

 

 

 

 

 

〇君去りし後

Since You Went Away

 

戦争中の銃後の家族を描くしっとりと士らメロドラマです

クローベット・コルデールがいい味だしてます

 

 

 

 

 

 

リディアと四人の恋人

1953年5月23日公開

リディアにまつわる4人の恋人の懐旧談です

 

 

 

 

 

ナイアガラ(1953)

 

1953年4月18日公開、

 

ご存じマリリンモンローが主演ですね

 

 

 

 

第三の男

 

1952年9月16日公開、

オスカーワイルドに絡む役どころです。

 

 

 

 

 

 

白昼の決闘(1946)

 

1951年9月21日公開、

 

これは西部劇の名作なのかな

 

 

追加

「ラブレター」のあらすじ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 
 
 
 
 
 
 
 
以下ムービーウオーカーからの引用になります
イタリアの戦線で英軍将校アラン・クイントンは、戦友ロジャー・モーランドに頼まれて、ラブレターを何度か書かされた。相手はロジャーが将校舞踏会で知り合ったヴィクトリア・レミントンという女性であった。ロジャーが休暇で帰国する時、彼女と結婚しようかなというと、アランは激しく反対した。ロジャーの女性観とヴィクトリアの男性観が、余りに違いすぎることを知ってるからだった。その後アランは重傷を負い入院した。ロジャーの見舞状に明日ヴィクトリアと結婚するという追白を読んだ時、アランの心はくもった。半ば傷がいえると彼は本国の病院へ送還された。病院生活一年余りで、アランは退院して家に帰ったが、彼の人柄が出征前とは変わったのを、両親は寂しがった。アランを幼い頃から愛した伯母が死んで、遺産をしてベルトマーシュの田舎屋敷が彼に譲られると、彼は一人で住むことにした。アランの弟デレックは移転の前夜、ディリー・カーンスの夜会に兄を伴った。その夜ディリーの客として泊まることになったアランは、はからずもロジャー・モーランドが一年前に死んだことと、彼の妻となったヴィクトリアがディリーの親友であったことを聞いて、ふしぎな縁に心を動かされるのだった。ベルトマーシュに移り住んだアランは、25マイル隔てたロングリーチののメドウ・ファームを訪ねた。そこは彼はイタリアで書いた手紙の宛名の場所だったが、留守番がいるだけだった。アランはロンドンにディリーを訪ねると留守で、シングルトンという女に会った。この間の夜会の折りに紹介された女だ。帰宅したディリーはシングルトンを遠ざけて話した。シングルトンはビートリス・レミントンがカナダへ行った時、拾って来た孤児でヴィクトリアと名付けられ、ディリーを唯一の友として育ったのだった。彼女のロジャーとの結婚をビートリスは反対したが、果たして結婚は失敗だった。ある夜ヴィクトリアが手紙の束を出して読んでいると、ロジャーはそれを暖炉に投げ込み、拾おうとするヴィクトリアをロジャーはなぐりつけた。彼女が気がつくと、ロジャーは背を刺されて即死し、次の部屋には半身不随となり口のきけなくなったビートリスが倒れており、彼女自身は幼児の記憶しかないシングルトンであった。そして一年の禁固刑を終えて出たシングルトンを、ディリーが保護しているーこの話しを聞いたアランはシングルトンを愛し、彼女もまたアランを愛した。アランはビートリスの許可を得て彼女と結婚し、ベルトマーシュに住んだ。幸福な幾月かが過ぎたある日、庭でいちごをつんでいたシングルトンは、赤い果汁を見て血と叫んだ。記憶を半ば回復した彼女は、メドウ・ファームに赴いた。そこにはビートリスが口が利けるようになり、帰っていた。ロジャーを刺殺したのはビートリスであった。そしてアランこそロジャーの手紙を書いた男であると、全く記憶を回復したヴィクトリアは悟った。暗雲はれて、アランとヴィクトリアに真の幸福が訪れた
 
 
ジョセフコットンよ永遠に輝いている私のスターよ