ある日の休み



早朝、銀座で通行人エキストラ

始発で有楽町へ


10時過ぎに終わる


17時40分にテレビ朝日でクイズモニター(ペーパーテスト)があるのだが、時間が空いてしまう


さすがに鴻巣に帰るのはもったいないので、とりあえず川口の実家に戻り、ひと休み


ちょっとウトウト



「そうだ、お風呂にでも行こう」


時間まで後楽園のラクーアへ


風呂から出て、リラクゼーションコーナーで、ひと眠りしようとしたとたん、会社から電話


ちょっと、ひと仕事できたとのこと


再び川口へ戻る



仕事を終わらせ、時計を見ると、テレ朝集合ギリギリの時間


あせあせと六本木へあせる



なんとか間に合い、小6の算数や中1の英語に四苦八苦あせる


1時間半ほどで終了

家に帰る


会社からの電話が10分遅れたら、テレ朝に遅刻するところだった



鴻巣~有楽町~川口~後楽園~川口~六本木~鴻巣


家から川口までは会社の定期券があるものの、入浴料+移動費で、ギャラが全て消えてしまった



疲労困憊だが、ストレスは感じない



エキストラは、夢を見ているような感覚


非日常的な空間に、身を置くことがいいのかも知れない




独りのとき、人は無言で過ごすのが普通である

そして、公共の場などでは、無意識に自分の空間を守ろうとする


「パーソナル・スペース」とかいうらしい


だから、目の前で妙な行動をとる人間には、過剰な反応を示したりする





隣りに立っていた女が、突然何かブツブツ言い始めて、僕はビクッとした


ある日の仕事帰り、電車の中である


女の歳は30半ばくらいか


「ああ、気持ち悪いなぁ。やめて、やめて~。怖いよ、怖いよ~。」



お前は夏場の稲川淳二か!



視線の方向を見ると、席に座った若い男がケータイをいじりながら、夢中で鼻クソをほじっている

あろうことか、そいつはその指をペロッと舐めた


舐めてはほじり、ほじっては舐め…



何かに夢中になっているときの、いつものクセなのか

はたまた塩分補給か


公共の場であることを、すっかり忘れているようだ



女はしばらくブツブツ言ったあと、男に聞こえるくらいにボリュームを上げて


「あの、鼻クソほじるのやめてもらえませんか」

と言ってしまった


(ああ、言っちゃったよ…)


気付いた周りの人達が、驚いた顔で女を見る


(どうなっちゃうんだろう?)


男は手の動きを止めたが、視線は合わせず

無言のまま、何食わぬ顔をして、次の駅で降りていった


周りがホッとした空気に変わる



なんと、女はこれで終わらず、どこかに電話し始めたではないか


「ねえねえ、今ね、鼻クソほじって、ペロペロ指舐めてる奴がいてね。気持ち悪かったぁ…」

「早く誰かに言いたくてさあ」だと



お前なあ…


確かに鼻クソ男は気持ち悪いが、少なくとも人に迷惑をかけている訳ではないし、嫌なら見なければいい

移動出来ないほどの混雑ぶりでもない


わざわざ、男の前で「ほじるのやめて」と言うか?ふつう



電車を降り、家までの道すがら、どっちが悪いか冷静に考えてみた


確かに人前での鼻クソ男は嫌だが、ブツブツ女はもっと気持ち悪い


しかも、その後の携帯電話の通話は、明らかなマナー違反である


車内トラブルに発展して、電車がストップする可能性もある



でも、鼻クソ男が居なければ、女のブツブツも無かった訳だしなあ



この勝負、引き分けだろうか?



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2、3日前からお腹がシクシク痛い

腰にも疲れがある


たぶん例年どおり、遅い夏バテが出てるんだろう



10月上席は、上野鈴本のトリが小三治師匠

川口の実家に寄ってから、上野に行くつもりだったが、急遽予定変更して温泉へ

体調悪いときの落語は頭に入らない



大宮に戻り、お気に入りの「湯快爽快・湯煙り横丁」へ向かう


今日は露天風呂の一角にある庵湯が「健美泉」という薬湯

月に何度か、薬湯に替わるらしい


色も匂いも実母散そのものだった


知ってる?実母散




風呂のあとは、マッサージを受けることに


付いてくれたのは、可愛らしい女性であった


ちょっと得した気分



薬湯と美人のマッサージで、毒素はデトデト、デトックスしてお腹のシクシクも少し楽になったので、調子こいて焼きそばを食す


メニューには「屋台風焼きそば」とあったが、どこが屋台風なのか分からない


つうか、屋台風と普通の焼きそばの違いは何なんだ?

と考えているうちに、これまた可愛い女の子が焼きそばを運んできた


何度も来ているが、初めて見る娘であった



ちょっと珍しい名字だったので、「珍しいですね」と声を掛けると「ありがとうございます」と言われた


「ありがとうは変ですよね」と言うと、ニッコリ笑った



最後にもうひと風呂、健美泉に入り帰る


駅からの往復は、送迎バスなので楽チンだ



体に実母散臭が染み付いた



帰りは満員電車


周りの人は気になったに違いないが、オヤジ臭よりはマシだと思う




夜中に録画した「半沢直樹」を観る


まだあと2話溜まっている


みんなの噂で結末は分かってるので、ちょっと興ざめ…




またお腹シクシクし出す


ぶりっ返しだ!