人生の問題がなくならない事実に対して | 不安症は「生き直し」のスタートメッセージ

不安症は「生き直し」のスタートメッセージ

パニック発作で死ぬのではないかという恐怖から、不安障害、病気不安に苦しむ。
病院に、失望し、
自らが起こした悩みや不安なのだから自らの力でも治せると信念し、自分で勉強、実践してほぼ克服。
日々の思いや、学んだことを書く。

人生から嫌な出来事や問題が無くなることはないと思います。

ネガティブとかじゃなくてただの事実でしょう。


好きなだけ財産を手に入れても、

仕事が成功しても、

人間関係が上手くても、

人生に問題は100%出てくる。

幾ら稼ごうが、税金や人件費などの問題が生まれてくる。

仕事が成功しようが、いつまでも続く保証はなく、次の決断をしなくてはならない。

病気が治ったとしても、また次いつ調子が悪くなるかわからない。


お釈迦様は全てのものは無常であり、苦であると言います。

常に変化しているのだから、

ずっと安泰とかないし、自分の思い通りにずっとなる事はない。

しかし、人間は問題を抱えながらも幸せに強く生きている人はいる。

問題があるから不幸だと思うことが間違いなのだ。

この問題が嫌だから克服したいとか、

辛いから早く無くしてしまいたいと、

ネガティブな理由で行動を起こしたとき、

ネガティブな理由に意識が集中してしまい、

良い気分にはならないと思います。


不安症の人は、

健康になりたい!という願望を持っていても、

その願望の奥には、

明るい健康的になって元気に過ごす自分ではなく、

病気にならないか不安、

怖い辛い思いをしたくない

という部分に意識がいっているので、

ずっと不安のままなんだと思います。


自分の心からの願い、こうなりたい、あれがしたいという思いは何でしょうか?

不安に夢中で忘れていませんか?

不安から抜け出したいと言う欲ではなく、

不安症じゃなくて元気な自分だとしたら、

どうなりたい?

何をしている?

誰に憧れてる?

そういう自分の本音に気づく視点から考えるくせをつけるのも大事だと思う。


常に変化する事と、

必ず問題は起こると理解して、

自分が心からこれがやりたいと希望に燃える時、

真正面からその問題に正対できる勇気が出てくる。

良くないのは問題から逃げた時、症状から逃げる時だ!逃げるのでなく、

真正面から正対する事で不安や恐怖が減る事を学ぶ。

次は不安症に必ず必要だと思う、

心を守るデフェンスの仕方の学びをシェアしたい。