「生が当たり前」という視点から考えてれば生への渇望が増す。
「人は必ず死ぬ」と言う視点から考えてれば今生きれてて幸せと感じられる。
生をベースに考えてると死は避けたい恐怖だ。
必ず死ぬものと言う死をベースに考えれば、100%死ぬのだから、その死までの間を生き切ろうと考える。
現代は死を避け過ぎていると思う。
病気不安の人は死を恐れすぎている。
心理療法家のアルバートエリスは、
死は最悪な出来事ではないと言う。
何故ならもっと若くもっと痛みを伴ってもっと最悪に死んだ人がいるから。
また、死は絶対に起きてはならないほど悪い事でもないと言う。
何故なら人は皆死ぬから。
人が死ぬとあの世に行くのか?
無になるのか?
答えはないけど、
無になるのなら
この不安も困難も心配もない。
生まれる前と全く同じになるだけ。
悪くはない。
あの世があるのなら、死んだらどうなるのかと言う不安はなくなる。
身体がなくなるのだから病気不安から解放もされて良い。
こう考えるとどちらにせよ、死は絶対あってはならないと、
人生を棒にふるほど怖がり不安がる必要はないはずだ。
死ぬのは残念で嫌な事だけど、それ以上でも以下でもない。
みんな体験する事。
病気不安で苦しむ人生を死ぬまで送る位なら、
病気になったらなったで良いやと、
死ぬまで生きれてる事を喜んで、
「今生きれてる!」と
今を楽しんでみたらどうか?
人はもっと明るく楽しく必ず生きられる。