不安症は「生き直し」のスタートメッセージ

不安症は「生き直し」のスタートメッセージ

パニック発作で死ぬのではないかという恐怖から、不安障害、病気不安に苦しむ。
病院に、失望し、
自らが起こした悩みや不安なのだから自らの力でも治せると信念し、自分で勉強、実践してほぼ克服。
日々の思いや、学んだことを書く。

前回
なぜ病気じゃないかと思ってしまうのか?考察した。
それは、
その人のきっかけ(恐怖体験)を通して、
症状について過剰な意味づけをしてしまう。

そしてその緊張感や不安から、神経が過敏になり、
更に症状を増幅させる行動をして、
不安を、繰り返してしまうと言う事でした。

症状について一般的に思われているのは、
悪いものという捉え方だ。

痛みや違和感、症状。
悪いものだから取り除かなきゃ。
という考え方。

熱は、風邪が起こしたものだから、
早く下げなきゃ。
胃の調子が悪いのは、胃が弱いから。だから胃薬飲まなきゃ。
本当にそうでしょうか?
熱は身体の免疫をあげて、菌を弱らせます。
身体の防御反応と言われます。

胃の調子が悪いのは、
食べ過ぎ
消化の負担
胃腸の疲労
などを知らせるサインである場合が多いです。


それらの反応の多くは、身体が壊れようとしているのではなく、守ろうとして起きている反応だということです。



人の脳には、生存の危険を察知するための仕組みがあります。中心となるのが「扁桃体」と呼ばれる部分です。扁桃体は、視覚や音、そして体内の変化から危険の可能性を素早く察知します。

危険かもしれないと判断すると、扁桃体はすぐに自律神経へ信号を送り、身体を守るための準備を始めます。

その結果、

・呼吸を速くして酸素供給を増やす
・筋肉を緊張させ、すぐに動ける状態にする
・消化を一時停止し、そのエネルギーを緊急対応へ回す

といった変化が起こります。

これが、いわゆるストレス反応です。

つまり動悸や息苦しさ、胃の不快感は、
異常ではなく、本質は
身体が命を守るために機能していると言う事です。


この仕組みは、原始時代には不可欠でした。

草むらが揺れたとき、
「風だろう」とのんびりしていた人より、
「猛獣かもしれない」と瞬時に警戒できた人のほうが生き延びました。
危険を大きめに見積もる脳のほうが、生存に有利だったのです。

その仕組みは、現代の私たちにもそのまま備わっています。

違うのは、現代社会では猛獣ではなく、

・仕事のストレス
・人間関係
・健康への不安
・ネットで見るネガティブな情報
など
こうした心理的な刺激にも同じ警報装置が作動してしまうことです。

さらに身体には、常にさまざまな変化が起きています。
血圧の変動、心拍、胃腸の動き、筋肉の弛緩。
これらはすべて生きている証拠です。

ところが一度「危険かもしれない」と強く感じた経験があると、脳は身体の変化を危険信号として覚えてしまいます。

すると次から、
些細な違和感にも警報が鳴るようになります。
不安が起きるとさらに自律神経が働き、
動悸や息苦しさが増します。
そして「やはり異常だ」と感じてしまう。

この循環が、不安を長引かせるのです。

だから忘れちゃならないのが、
身体は本質的にあなたを壊そうとしていないということです。

例えば、

・傷ができれば自然に塞がっていきます
・風邪を引けば免疫が働く
・発熱はウイルスの増殖を抑える反応である
・疲れれば眠くなり回復を促します



これらはすべて、身体が自動的に修復を行っている証拠です。私たちが意識しなくても、身体は24時間、生き延びるための作業を続けています。

動悸や不安も同じです。過剰に反応しているように見えても、その本質は「守ろうとする仕組み」が働いているだけです。

もし今、不安や症状に悩んでいるなら、一度こう考えてみてください。

「身体は壊れようとしているのではなく、生き延びさせようとして反応している」

あなたの身体は、これまでずっとあなたを守りい続けてきました。今も、その働きは変わっていません。

37兆個の細胞が、数億年の進化を背負い、一丸となってあなたを生かそうと今も奮闘しています。

あなたが「ダメだ」と落ち込んでいる時も、
心臓は健気に動き、白血球は必死に菌と戦い、細胞は1秒たりとも休まずあなたを支えています。
もっと身体を信じ、心を緩めてあげて下さい。

身体は、ずっと味方だったと
この認識をするだけでも心は緊張を緩める。
その時、血流は流れ、気も通る。

次は病気じゃないかと囚われない為の具体的なやり方について考えてみたい、