自分の気持ちに正直に生きるっていうことは、とても難しいものです。
周りの目や、社会の風習や、規則や罰則。。。いろいろなものが、自由な思考に制限をかけていきます。
この世にあるのか無いのかも分からない、善悪の基準らしいものに、心が縛られる事もあります。
誰が決めたのか分からない価値基準に従って、人は勝者と敗者に分類されていきます。
個性なんていうものが認められる事はごく稀で、大抵の物事ではオンリーワンよりもナンバーワンを求められます。
人は誰だって、人に認められたいって思うから、したくも無い生き残り競争の中で必死にあがきます。
人に認められないのが嫌だから、自分の心を裏切ってでも、周りの意見に従います。
人の生き方を教える宗教では、どこでも同じ事を言います。
「信じる者は救われる、さもなくば地獄に堕ちる」と。。。
そんな宗教なんて信じない、なんて言っている人も、結局「お金教」や「ブランド教」なんかにしがみついています。
じゃあ「自分らしさって何か?」
「自分が本当にしたい事は何か?」
「何を望んでいるのか?」
「それは何のためなのか?」
誰も答えを知りません。。。
自分の答えを知らない人が他人に答えを与えようとして、答えを知らない社会が、社会のルールを決めるから、それに認められようとする人が道に迷います。
この世でしなければならない、事なんて本当は無いんだと思います。
何を本当にしたいと思っているのか。。。そのためにしなければならない行動を実行するだけなんだと思います。。。。そのためにしなければならない行動を実行するだけなんだと思います。
私は答えを間違えたから、大切なものを失いました。。。
私はもともとそんなに金銭欲が強い方ではありません。
普通の生活が、普通に穏やかに送る事ができるのなら、別に何の贅沢も望んだりはしません。
そんな私が、何のために脱サラして勝負する必要があったのか・・・?
自分の力を試したかったからにすぎません。
でも本当は分かっていたはずなんですよね・・・
自分の力が決してそんなに大きいものじゃない事くらいは・・・
分かっていたはずの勝負に挑んで、分かっていたはずの挫折を味わっています。
これから先、もしもまた守りたいものができたなら、今度こそ答えを間違えないようにしようと思います。
負け組だってかまいません。
成功なんて必要ありません。
いつだって、私は失ってから大切なものに気付くんですよね・・・(苦笑)