私は、実家の両親が熱心な創価学会信者だった事もあってか、昔から神様や仏様に興味があります。


先日、本屋さんで偶然見つけた「神との対話」という本を見つけて、今はそれを読んでいます。



作者と神様(?)との対話を綴った本なのですけど、やたら怪しい題名とは反して、書いている内容は普通の人が読んでもそれほど抵抗は無い内容だと、思います。(固い人には向かないかもしれませんが・・・なんていうか、神様が意外にユーモラスだったり、不謹慎?だったりしますので(笑)


この本の中で、作者が神様に「何で私は、こんなに頑張っているのに不幸ばかりなんですか??」と問うシーンがあります。


また、「世界にはなんでこんなに不幸が溢れているんですか?」「なぜ神様は助けてくれないんですか?」と言った問いもありました。


神様は、「人は皆、神と同じ力をすべて完全に始めから備え持っている。どんな現実でも創り出す力を持った上で、皆がそれぞれ『望んだ』現実を今作り出しているのだ」と言います。


また、この世には善や悪と言ったものはそもそも存在せず、どんな事に対しても、神が罰を下したりする事は無いそうです。(その理由は、説明するのが難しいので詳しくは本を読んでみてください(^^;



いろいろ、これまで思い描いていた、神様像とは違った側面が見れて面白い本です。



読んでいて、妙に納得してしまったのが「人の生きる目的は、自分が描いた人生を『経験』することだ」というような神様の言葉です。


「生きる目的は何だ?」という問いは、ずいぶん昔から繰り返されてきた事だと思います。私自身も何度も思ったことですけど、この答えがなんだか、一番すんなり納得できてしまいました。


人生に勝ちも負けも無い。。。


大切なのは、自分が歩んだ道を、これまで歩いた道や、これから歩く道のりを、いかに大切に感じながら経験していくこと、なのだと私も素直に思えました。



今の私が言うと、なんだか負け犬の遠吠えっぽいですけどね。。。(笑)


でも、神様頼みでは無く、「自分の人生は、すべて自分自身が選んだもので、何を選ぶのかは全て自由だ」という考え方が、私はとても好きです。



哲学の雲