まどろみの中で・・・ | 陶工の独り言・・・

陶工の独り言・・・

日常のこころの内を少しだけ・・・

そして講師をしている陶芸教室の出来事を・・・音楽も少しね

午後昼寝を久しぶりにした・・・


目を開けるとかすかに寝汗をかいている


何か別の世界へ引きずり込まれたような錯覚を覚える


ふと思い出したのは・・・


中原中也の「春の日の歌」の一節・・・

        

        午睡の 夢の ふくよかに

        野原の 空の 空のうへ

        うわあ うわあと なくなるか

        黄色い 納屋や 白の倉

        水車の みえる 彼方まで

        ながれ ながれて ゆくなるか?


前文を読めば非常に哲学的でもあり・・・


はたまた宗教観が見えたり・・・


中也は私の心を乱します!


私はいつも中也の詩に女の影を感じます!


「流れ」は女でありまたは人生でもあるかのように・・・


いま60歳を過ぎ・・・


子が巣立った終の棲家に居を構えどんな将来の夢を託そう?


自分の夢ではなく・・・未来ある孫子の夢を実現させる・・・


そんな手助けを少しでもしてやりたい・・・


寝起きで夢見心地で書いた心の中を・・・


ちょっと流してみました!