こんにちは。
先日私の実父が亡くなったので当日のことを時系列順に書いてあります。
育児記録と関係なくてすみません。
今は葬儀も終わり、手続きに追われています…。
年金関係、保険関係、納骨式の準備、位牌の購入、クレジットカード解約手続き、NHK受信料解約手続き、役所に提出する諸々の書類、父の自宅の遺品整理、マンションの名義変更手続き、父の銀行口座、携帯電話の解約…
とにかくたくさんあって大変です
続きです。
※人の死について書いてあるのでお気をつけください。
9月20日
3時30分に手術が終了し、一旦実家に帰るもまた病院から電話がありすぐ戻ることになったところです。
6時 病院から着信、家を出てタクシーで病院へ
6時30分ごろ
病院到着。
先生から血圧が下がってきている、厳しいかもしれないことを聞いて待合室で待機します。
父の弟さん(叔父さん)に電話をしました。
10年以上お会いしてなかったのですが、父の状況をお話し、電話でその都度お伝えすることに。
6時50分
感染防止のためICU内は面会不可なので、タブレットで父の姿を見せてもらいました。
「お父さん…頑張ってね…!今叔父さんにも電話したよ」
とタブレット越しに泣きながら声を掛けました。
叔父さんから着信があったので、タブレット越しに声を掛けていただく。
夫にも電話をしてくろたくんに声を掛けてもらおうとしましたが、急に起こされたくろたくんはまだよく分かっていなくて「眠ーい」と言っていました。
7時30分
心拍が90だったのが、80…70…とだんだん下がってきていると看護師さんが教えてくれました。
まだ職員さんが少ないからと特別にICUの中に入ることが出来ました。
父の手に触れると血の巡りが悪いからか冷たくなっていました。
心拍のモニターは既に40前後になっていました。
父の手を握ったり、頭を撫でながらきっともう長くはないだろうから「今までありがとうね、大好きだよ…」と言いました。
こんなことなら、起きているときにもっと言えば良かった。後悔してもしきれません。
看護師さんが「穏やかな顔をしているね、痛み止めの薬も入ってるから痛くないと思うよ」と言ってくれて、そうなんだ、痛くないなら良かった…と思いました。
しばらく父の指を触ったり、声を掛けたりしていましたが職員さんが増えてきたので退室しました。
9時47分
トイレから戻ってくると看護師さんが探しに来ていて「今心拍がゼロになりました」と言われ、急いでICUに入りました。
さっきと変わらないのに、心拍のモニターはゼロになっていました。
でも喉から胸にかけては動いていて息はまだしているの??と一瞬思いましたが、すぐ呼吸器の所為で動いているだけだと、気が付きました。
手術をしてくれた先生が死亡確認をしました。
私は救急車で搬送される前に亡くなる方が多い中、病院でちゃんと治療してもらえて良かった、ありがとうございました、と先生に泣きながら伝えました。
先生も辛そうでした。
7時間も手術をしてくれて、手術自体は成功したのに結果的に亡くなってしまって、先生も本当にやりきれないだろうな…と申し訳ない気持ちでした。
父の姿を見ながら色々な思いが込み上げてきましたが「頑張ったね…」としか言えませんでした。
ICUから退室し待合室へ。
その際、葬儀会社に連絡するようにと電話番号が載った一覧を渡されました。あ、こういうの病院が呼んでくれる訳じゃないんだ…父の死を受け止める暇もなく、ざっと一覧を眺めました。
とりあえず子供たちもいるので自宅から一番近いところ、と探しますが実家周辺の葬儀会社が多く、違うところでもいいと言われたので、インターネットで自宅から徒歩圏内にある葬儀会社を見つけました。
待合室ではもう診察が始まっていて他の患者さんも大勢居たのでなるべく泣いていることを気付かれないように、叔父に電話で報告し、夫にくろすけくんと病院まで来てくれるようにお願いしました。
(くろたくんは保育園)
夫が連絡してくれて義母も来てくれることになりました。
10時
「一階の自販機で浴衣を買ってきてください」と突然言われました。
「ゆ、浴衣ですか?」
思わず聞き返してしまいましたが、父に着せるらしい。言われるがままに自販機を探しました。
自販機発見。
浴衣は3500円。
…父には本当に申し訳ないけど、ちょっと高いと思ってしまいました。
10時30分〜11時
もう一度呼ばれ、ICUとは違うところへ案内されます。
色々な機械が外れた父がベッドに横たわっていました。眠っているようにしか見えません。
夫や義母が来たらもう一度面会出来るとのことでまた待合室へ。
11時30分
義母が先に到着。
病院の外のベンチで一緒に夫とくろすけくんが来るのを待ちました。
栄養ドリンクを買ってきてくれたのでそれを飲みました。深夜にサンドウィッチを食べたきり、何も食べていません。
すぐ夫とくろすけくんも来たので、病院の授乳室で授乳。乳腺炎にならなくて良かったです。
夫に自宅近くの葬儀会社に連絡してもらうように頼みました。
葬儀会社は1時間後に病院まで来てくれることに。
赤ちゃんは面会不可なのと、コロナも増えていて病院内にいるのは不安だったので外で義母とくろすけくんは待機しててもらい、私と夫で父のいる部屋へ。
頭を触るととても冷たかったです。
体温が無いことでもう亡くなっているんだと実感しました。
看護師さんから「お支払いは1週間後、2週間後とか、落ち着いてからでいいからね。」と言われました。
葬儀会社の方が来るまで父と面会していてもいいと言われましたが、正直疲れがピークのため一旦待合室へ戻りました。
外も暑くてくろすけくんの熱中症が心配なので夫が近くのショッピングセンターへ避難、私と義母で待合室で待機することになりました。
疲れたので待合室のソファで横になりました。
13時
葬儀会社が到着したとのことで、看護師さんが父が横たわっているベッドを運んできました。
他の患者さんもいるのに堂々と運んでいたので、きっと誰も亡くなっているとは思わないだろうなあと考えながら後をついていきます。
従業員通用口から病院の裏側に到着すると、葬儀会社の方が待っていました。
私は睡眠不足や疲労の頭痛、空腹による吐き気で立っているのも辛く父が車に運び込まれている間、しゃがみ込んでいました。
これから葬儀会社で打ち合わせをする、ということで誰か一緒に同乗出来ると言われましたが、体調不良なので後で向かいますとお話しました。
病院の外のベンチで義母と座って、くろすけくんと夫が来るのを待ちます。
2人が戻ってきましたが、気持ち悪くて動けません。夫に頼んでウィダーインゼリーを買ってきてもらいました。
少し横になって休憩してから、まずは父の自宅にいる猫ちゃんを連れて帰らないといけないのでタクシーで向かうことにしました。
続きます。