巻・雑誌 番号 発行年月 タイトル
A 20 16 201209 ドラえもん誕生(3-2)
B 4・25 3 200503 ドラえもん誕生
C 10   197811 ドラえもん誕生
コマ 判定 吹き出しなど
A 328 1   お仕事?
B 27 1   お仕事?
C 58 1 おしごと?
A 328 1 うん。
P      
A 328 2 さ、脳細胞をフル回転させよう。
P      
A 328 3 フル回転!!
A 328 3 ブルーン
P      
A 328 4 カラ カラカラ
P      
A 328 5 からまわりばっかりで
B 27 5 から回りばっかりで
C 58 5 からまわりばっかりで、
A 328 5 ちっとも前へ進まない。
P      
A 328 6 考えてみると
A 328 6 しょっちゅうこんなことやってんだよな。
A 328 6   「オバQ」のときも
B 27 6   「オバQ」のときも
C 58 6 オバQの時も、
A 328 6 小田急の中で頭をひねったけど、
A 328 6 ちっともまとまらなかった。
P      
A 328 7   あのときもそうだった。
B 27 7   あのときもそうだった。
C 58 7 あの時もそうだった。
A 328 7   まだ東京へ出てきたばかりのころ……。
B 27 7 まだ、東京へ出てきたばかりのころ……。
C 58 7   まだ東京へ出てきたばかりのころ……。
P      
A 328 8   たった四ページの連載が
B 27 8   たった四ページの連載が
C 58 8 たった4ページの連載が、
A 328 8 しめきりをすぎてもできず、
B 27 8   しめ切りをすぎてもできず、
C 58 8   しめ切りをすぎてもできず、
A 328 8 担当の女性記者が
A 328 8 青くなっておこりはじめた。
B 27 8 青くなっておこり始めた。
C 58 8 あおくなっておこりはじめた。
P      
A 329 1   昭和二十九年椎名町トキワ荘
B 28 1   昭和二十九年椎名町トキワ荘
C 59 1 昭和29年椎名町トキワ荘
A 329 1 原稿がしめきりにまにあわないとですね。
B 28 1 原稿がしめ切りに間に合わないとですね。
C 59 1 原稿がしめ切りにまにあわないとですね。
P      
A 329 2 雑誌のそのページがまっ白のままで
A 329 2 発行されることになるよ。
A 329 2   これは大変なことなんですよ!
B 28 2   これは大変なことなんですよ!
C 59 2 これはたいへんなことなんですよ!
A 329 2 知ってます。
A 329 2 よーくわかってます。
P      
A 329 3   でもたった四ページのことだから、
B 28 3   でもたった四ページのことだから、
C 59 3 でもたった4ページのことだから、
A 329 3 案さえうかべばスラスラスイと!
P      
A 329 4 じゃ、あとどのくらいで案がうかぶんですか。
A 329 4 さあ……、わかりません。
P      
A 329 5   「わかりません」というのは
B 28 5   「わかりません」というのは
C 59 5 「わかりません」というのは、
A 329 5 らんぼうな返事だった。
A 329 5   編集長がカンカンになって飛んできたっけ。
B 28 5   編集長がカンカンになって飛んできたっけ。
C 59 5 編集長がカンカンになってとんできたっけ。
P      
A 329 6 藤子さん!!
A 329 6 あんたらやる気あるのかないのか。
P      
A 330 1   あのときはこわかったなあ……。
B 29 1   あのときはこわかったなあ……。
C 60 1 あの時は、こわかったなあ……。
P      
A 330 2   なにが「あのときは」だ! 
B 29 2   なにが「あのときは」だ! 
C 60 2 何が「あの時は」だ! 
A 330 2 いまだってこわいんだぞ。
B 29 2   今だってこわいんだぞ。
C 60 2   今だってこわいんだぞ。
A 330 2 ボヤーッと思い出にふけってる
A 330 2 ひまはないんだぞ!
P      
A 330 3   しかし……。
B 29 3   しかし……。
C 60 3 しかし……、
A 330 3 これは問題だよ。
P      
A 330 4   あれから十五年以上もたつのに
B 29 4   あれから十五年以上もたつのに
C 60 4 あれから15年以上もたつのに、
A 330 4   まるでかわらないじゃないか。
B 29 4 まるで変わらないじゃないか。
C 60 4   まるでかわらないじゃないか。
A 330 4   つまり進歩がないんだ。
B 29 4 つまり、進歩がないんだ。
C 60 4   つまり進歩がないんだ。
P      
A 330 5 案を考える機械なんか
A 330 5   発明されるといいのにな……。
B 29 5   発明されるといいのにな……。
C 60 5 発明されるといいのにな…。
P      
A 330 6 「アイディア考え機」
A 330 6 パッ
P      
A 330 7 ポン
P      
A 330 8 わあ、おもしろいな。
A 330 8   これをそっくりそのまま描こう。
B 29 8   これをそっくりそのまま描こう。
C 60 8 これをそっくりそのままかこう。
P      
A 330 9 フギャーッ
A 330 9 ハッ。
P      
A 330 10 フニャーゴ!
A 330 10 なんだ、ネコのけんかか。
P      
A 331 1 ガラガラ
A 331 1 せっかくボンヤリとうかびかけていたのに。
P      
A 331 2   そういえば前にも…、
B 30 2   そういえば前にも…、
C 61 2 そういえば前にも……、
A 331 2 ネコにじゃまされたことがあったっけ。
P      
A 331 3 いまみたいにしめきりギリギリで、
B 30 3   今みたいにしめ切りギリギリで、
C 61 3   今みたいにしめ切りギリギリで、
A 331 3   案がまとまらなくてもだえていたときだった。
B 30 3   案がまとまらなくてもだえていたときだった。
C 61 3 案がまとまらなくてもだえていた時だった。
P      
A 331 4 我孫子はそのとき手塚先生のアパートへ
B 30 4 我孫子は、そのとき手塚先生のアパートへ
C 61 4 我孫子は、その時、手塚先生のアパートへ
A 331 4 出かせぎに行ってて留守だった。
B 30 4   出かせぎに行っててるすだった。
C 61 4   出かせぎに行っててるすだった。
A 331 4 もうグータラしてるひまはない! 
A 331 4 尻に火がついているのだ。
B 30 4   しりに火がついているのだ。
C 61 4   しりに火がついているのだ。
A 331 4   よけいなことはいっさい考えず
B 30 4   よけいなことはいっさい考えず
C 61 4 よけいなことはいっさい考えず、
A 331 4 マンガだけに精神を集中しよう。
P      
A 331 5   そのときだ。
B 30 5   そのときだ。
C 61 5 その時だ。
A 331 5 アパートにすみついている
A 331 5 ノラネコが入ってきた。
P      
A 331 6   いつも勝手に戸を開けて入ってくる。
B 30 6   いつも勝手に戸を開けて入ってくる。
C 61 6 いつもかってに戸をあけて入ってくる。
A 331 6 それはいいけど、
A 331 6 あとを閉めないのがこまるんだ。
B 30 6   あとをしめないのがこまるんだ。
C 61 6   あとをしめないのがこまるんだ。
P