巻・雑誌 番号 発行年月 タイトル
A 20 16 201209 ドラえもん誕生
C 10   197811 ドラえもん誕生
コマ 判定 吹き出しなど
A 324 1   昭和四十四年十一月
C 54 1 昭和44年11月
A     削除*  
C 54 3   安孫子素雄
A     削除*  
C 54 3   藤本弘
A 324 4   そう! その予告はまずかった。
C 54 4 ●* そう その予告はまずかった。
A 324 5   新年号からいよいよはじ*
C 54 5 新年号からいよいよはじる
A 324 5   アッとおどろくすてきにおもし*
C 54 5 アッとおどろくすてきにおもしろ*
A 324 5   なにがでるか来月のお楽し*
C 54 5 何がでるか来月のお楽しみ
A 324 6   予告なんていままでにあっただろうか。
C 54 6 予告なんて今までにあっただろうか。
A 324 7   そうそう。
C 54 7 そうそう、
A 324 7   いくら考えても、なにも出なかったもんな。
C 54 7 いくら考えてもなにも出なかったもんな。
A 325 1   ひと月よゆうがあるから……。
C 55 1 一月よゆうがあるから…、
A 325 1   そのあいだになにかうかぶと…思ったが、
C 55 1 その間に何かうかぶと……思ったが、
A 325 1   なにもうかばなかったなあ。
C 55 1 何もうかばなかったなあ。
A 325 3   なまけてたわけじゃないのにな。
C 55 3 なまけてたわけじゃないのにな!
A 325 4   「チャンピオン」と「キング」から
C 55 4 チャンピオンとキングから
A 325 5   だから、あとよろしく。
C 55 5 だからあと、よろしく。
A 325 7   いきづまったときは
C 55 7 いきづまった時は、
A 325 7   場所をかえるのがいちばんいいんだ。
C 55 7 場所をかえるのが一番いいんだ。
A 326 2   六時から下絵にかかったとして
C 56 2 6時から下絵にかかったとして、
A 326 2   十五ページだから……、
C 56 2 15ページだから……、
A 326 2   よし! なんとかその線でいこう。
C 56 2 よし! なんとかそのせんでいこう。
A 326 3   夜の十時にもなって、まだまとまらない。
C 56 3 夜の10時にもなって、まだまとまらない。
A 326 3   おれもういやだ!!
C 56 3 おれ、もういやだ!!
A 327 2   どーもどーもすみません。
C 57 2 どーも、どーも、すみません。
A 327 2   もうちょっと待ってください。
C 57 2 もうちょっとまってください。
A 327 5   せめてヒントだけでも
C 57 5 せめてヒントだけでも、
A 328 1   お仕事?
C 58 1 おしごと?
A 328 5   からまわりばっかりで
C 58 5 からまわりばっかりで、
A 328 6   「オバQ」のときも
C 58 6 オバQの時も、
A 328 7   あのときもそうだった。
C 58 7 あの時もそうだった。
A 328 8   たった四ページの連載が
C 58 8 たった4ページの連載が、
A 328 8   しめきりをすぎてもできず、
C 58 8 しめ切りをすぎてもできず、
A 328 8   青くなっておこりはじめた。
C 58 8 あおくなっておこりはじめた。
A 329 1   昭和二十九年椎名町トキワ荘
C 59 1 昭和29年椎名町トキワ荘
A 329 1   原稿がしめきりにまにあわないとですね。
C 59 1 原稿がしめ切りにまにあわないとですね。
A 329 2   これは大変なことなんですよ!
C 59 2 これはたいへんなことなんですよ!
A 329 3   でもたった四ページのことだから、
C 59 3 でもたった4ページのことだから、
A 329 5   「わかりません」というのは
C 59 5 「わかりません」というのは、
A 329 5   編集長がカンカンになって飛んできたっけ。
C 59 5 編集長がカンカンになってとんできたっけ。
A 330 1   あのときはこわかったなあ……。
C 60 1 あの時は、こわかったなあ……。
A 330 2   なにが「あのときは」だ! 
C 60 2 何が「あの時は」だ! 
A 330 2   いまだってこわいんだぞ。
C 60 2 今だってこわいんだぞ。
A 330 3   しかし……。
C 60 3 しかし……、
A 330 4   あれから十五年以上もたつのに
C 60 4 あれから15年以上もたつのに、
B 29 5   発明されるといいのにな……。
C 60 5 発明されるといいのにな…。
A 330 8   これをそっくりそのまま描こう。
C 60 8 これをそっくりそのままかこう。
A 331 2   そういえば前にも…、
C 61 2 そういえば前にも……、
A 331 3   いまみたいにしめきりギリギリで、
C 61 3 今みたいにしめ切りギリギリで、
A 331 3   案がまとまらなくてもだえていたときだった。
C 61 3 案がまとまらなくてもだえていた時だった。
A 331 4   我孫子はそのとき手塚先生のアパートへ
C 61 4 我孫子は、その時、手塚先生のアパートへ
A 331 4   出かせぎに行ってて留守だった。
C 61 4 出かせぎに行っててるすだった。
A 331 4   尻に火がついているのだ。
C 61 4 しりに火がついているのだ。
A 331 4   よけいなことはいっさい考えず
C 61 4 よけいなことはいっさい考えず、
A 331 5   そのときだ。
C 61 5 その時だ。
A 331 6   いつも勝手に戸を開けて入ってくる。
C 61 6 いつもかってに戸をあけて入ってくる。
A 331 6   あとを閉めないのがこまるんだ。
C 61 6 あとをしめないのがこまるんだ。
A 331 7   ネコなんかに気を取られず、
C 61 7 ネコなんかに気をとられず、
A 332 2   こないだ取ったばかりなのに。
C 62 2 こないだとったばかりなのに。
A 332 3   取らなきゃ気がすまない。
C 62 3 とらなきゃ気がすまない。
A 332 4   ネコのノミ取りはなかなかむずかしい。
C 62 4 ネコのノミとりはなかなかむずかしい。
A 332 4   ノミがネコの毛にしがみつく力は
C 62 4 ノミがネコの毛にしがみつく力は、
A 332 4   大変な強さだ。
C 62 4 たいへんな強さだ。
A 332 4   ネコを痛がらせないで取るにはコツがある。
C 62 4 ネコを痛がらせないで、とるにはコツがある。
A 332 5   取ったノミは小ビンに入れる。
C 62 5 とったノミは小ビンに入れる。
A 332 5   ビンの底はみるみる黒くなっていく。
C 62 5 ビンの底は、みるみる黒くなっていく。
A 332 6   やがてノミは一匹もいなくなるのだが、
C 62 6 やがて、ノミは一匹もいなくなるのだが、
A 332 7   ネコをそーっとひっくり返すと……。
C 62 7 ネコをそーっとひっくりかえすと……、
A 332 8   ほら! かくれていたノミどもが
C 62 8 ほら! かくれていたノミどもが、
A 332 8   あわてふためいてもぐりこんでいく。
C 62 8 あわてふためいてもぐりこんで行く。
A 332 9   取ってはひっくり返しまた取って…、
C 62 9 とってはひっくりかえし、またとって……、
A 332 10   気がつくと目の前に編集者さまのこわい顔。
C 62 10 気がつくと目の前に、編集者さまのこわい顔。
A 333 1   あんときゃおれゾ~ッとしたよ。
C 63 1 あんときゃ、おれゾ~ッとしたよ。
A 333 3   もう午前四時!!
C 63 3 もう午前4時!!
A 333 4   むだに失われた時間をもし
C 63 4 むだに失われた時間をもし、
A 333 4   取り返せるものなら。
C 63 4 とりかえせるものなら。
A 333 5   もしここに……、
C 63 5 もしここに…、
A 333 5   「タイムマシン」があったら。
C 63 5 タイムマシンがあったら。
A 333 7   家に帰ってきたときにもどった。
C 63 7 家に帰ってきた時にもどった。
A 333 9   ほんのちょっとしたきっかけで……、
C 63 9 ほんのちょっとしたきっかけで………、
A 333 10   カチャ! カチャ! とつながって…、
C 63 10 カチャ! カチャ! とつながって……、
A 333 10   ひとつの作品にまとまるんだ。
C 63 10 一つの作品にまとまるんだ。
A 333 11   そのヒラメキがくるまでは……。
C 63 11 そのヒラメキがくるまでは……、
A 334 1   チュン。
C 64 1 チュン
A 334 1   チュン。
C 64 1 チュン
A 334 2   ぐっすり寝た!!
C 64 2 ぐっすりねた!!
A 334 4   わしゃ破滅じゃー。
C 64 4 わしゃ、破滅じゃー。
A 334 6   パパ! ポロンちゃんをけとばしちゃだめ。
C 64 6 パパ! ポロンちゃんをけとばしちゃだめっ。
A 335 3   便利な道具
C 65 3 べんりなどうぐ
A 335 4   頭の悪いぐうたらな男を……、
C 65 4 頭の悪いぐうたらな男を……
A 335 4   いや、男の子を助けるためにやってくる。
C 65 4 いや、男の子をたすけるためにやってくる。
A 335 6   いってきまあす。
C 65 6 行ってきまあす。