巻・雑誌 番号 発行年月 タイトル
A 8 13 201006 痛みはね返りミラー
C 2   197609 いたみはねかえりミラー
コマ 判定 吹き出しなど
A 98 1 ゴチン
P      
A 98 2 どうだ、おれは強いだろう。
A 98 2 ガハハハハ。
P      
A 98 3 たけしさん。
A 98 3 なんだ。
P      
A 98 4 らんぼうするのはいけないことよ。
P      
A 98 5 なんだとっ。
P      
A 98 6 あ、あ。よけいなこといわないほうがいいよ。
A 98 6 なまいきいうと女でもなぐるぞ。
P      
A 98 7 で、でも…。
A 98 7   悪いことは悪いわ。
C 139 7 わるいことはわるいわ。
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A 98 8 またかい。
P      
A 98 9 ジャイアンのらんぼうにもこまったもんだ。
P      
A 99 1   「わが身をつねって人の痛さを知れ」
C 140 1 「わがみをつねって、人のいたさをしれ」
A 99 1 ということわざがある。
P      
A 99 2   つねられたらどんなに痛いか、
C 140 2 つねられたらどんなにいたいか、
A 99 2   自分をつねってみろという意味だ。
C 140 2 じぶんをつねってみろといういみだ。
P      
A 99 3   そういう道具を出す。
C 140 3 そういうどうぐを出す。
P      
A 99 4   「痛みはね返りミラー」
C 140 4 「いたみはねかえりミラー」
P      
A 99 5   ぼくの頭、かるくぶってみな。
C 140 5 ぼくの頭かるくぶってみな。
A 99 5 どうして?
P      
A 99 6   なんでもいいから、
C 140 6 何でもいいから、
A 99 6 ジャイアンの頭だと思って。
P      
A 99 7 ジャイアンか!
A 99 7 ようし。
A 99 7 ハーツ
P      
A 99 8 ガン
P      
A 99 9   痛たった。
C 140 9 いたたった。
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A 99 10   これを持ってる人をなぐると、
C 140 10 これをもってる人をなぐると、
A 99 10 変更* なぐった者に
C 140 10   なぐったものにだ。
A 99 10   二倍の痛さがはね返るんだ。
C 140 10 二ばいのいたさがはねかえるんだ。
P      
A 100 1   なぐられたほうはちっとも痛くない。
C 141 1 なぐられたほうは、ちっともいたくない。
A 100 1 いいなあ。
P      
A 100 2 うんとなぐられておいで。
P      
A 100 3 ね、わかるでしょ。
A 100 3   ほんとに強い人は
C 141 3 ほんとに強い人は、
A 100 3   やたらに弱い者いじめなんかしないのよ。
C 141 3 やたらに弱いものいじめなんかしないのよ。
P      
A 100 4 ううむ………。
A 100 4   いわれてみればおれが悪かった。
C 141 4 いわれてみればおれがわるかった。
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A 100 5   二度とこのげんこつを
C 141 5 二どとこのげんこつを
A 100 5   使わないことをちかうよ。
C 141 5 つかわないことをちかうよ。
A 100 5 わかってもらえてうれしいわ。
P      
A 100 6 ジャイアンやあい。
A 100 6 こんなときにかぎって
A 100 6 なかなか会えないんだから。
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A 100 7 いたっ。
P      
A 101 1 こわあい。
P      
A 101 2   あ、そうか。逃げちゃいけないんだ。
C 142 2 あ、そうかにげちゃいけないんだ。
P      
A 101 3 あ、あ、あのジャ、ジャ、
A 101 3 ジャイアーン。
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A 101 4 なあに、のび太くん。
P      
A 101 5 くん、だって。
P      
A 101 6   おれが悪かった。いままでのことゆるしてね。
C 142 6 おれがわるかった。今までのことゆるしてね。
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A 101 7   おれはいい人になるんだ。
C 142 7 おれは、いい人になるんだ。
A 101 7   二度とこのげんこつを
C 142 7 二どとこのげんこつを
A 101 7   使わないと心にちかったのよ。
C 142 7 つかわないと心にちかったのよ。
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