カキどろぼう（05-32）

Ⅰ	巻・雑誌	番号	発行年月	タイトル
A	5	32	201001	カキどろぼう
C	3		197411	カキどろぼう
Ⅰ	頁	コマ	判定	吹き出しなど
A	166	1	◎	まだ青いうちから、
A	166	1		予約しておいたんだが……。
C	304	1	●	予やくしておいたんだが…。
A	166	1	◎	スネオ　スネオ　スネオ　スネオ　スネオ
A	166	1	◎	ジャイアン　ジャイアン
A	166	1	◎	ジャイアン　ジャイアン
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A	166	2	◎	そろそろ、食べごろだな。
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A	167	1		もぎながら食べるのがいいんだよね。
C	305	1	●	もぎながら食べるのが、いいんだよね。
A	167	1		腹いっぱいになったら、
C	305	1	●	はらいっぱいになったら、
A	167	1	◎	あとは持って帰ろう。
A	167	1	◎	うらやましいなあ。
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A	167	2		おれの予約したのが、まだのこってる。
C	305	2	●	おれの予やくしたのが、まだのこってる。
A	167	2	◎	ゆずってやろうか。
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A	167	3		一個十円。
C	305	3	●	一こ10円。
A	167	3		お金を取るの？
C	305	3	●	お金をとるの？
A	167	3		じゃ一個でいい。
C	305	3	●	じゃ、一こでいい。
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A	167	4	◎	どうせならいちばん大きいのを……。
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A	167	5	◎	バシ
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A	167	6	◎	どろぼうめ。
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A	167	7		だって予約してあったんでしょ。
C	305	7	●	だって予やくしてあったんでしょ。
A	167	7		なにをいうか、
C	305	7	●	なにをいうか。
A	167	7	◎	あいつらがかってに
A	167	7		うちのカキに名札をつけたんだ。
C	305	7	●	うちのカキに名ふだをつけたんだ。
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A	167	8	◎	ようし。
A	167	8	◎	見てろっ。
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A	168	1		種をまいて…、
C	306	1	●	たねをまいて…。
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A	168	2	◎	自分のカキの木を育てるんだ。
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A	168	3		だれにももんくいわれずに、
C	306	3	●	だれにももんく言われずに、
A	168	3		好きなだけ食べられる。
C	306	3	●	すきなだけ食べられる。
A	168	3	◎	気の長い話。
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A	168	4		そろそろ食べに行ってみるか。
C	306	4	●	そろそろ、食べにいってみるか。
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A	168	5		おいおいしっかりしろよ。
C	306	5	●	おいおい、しっかりしろよ。
A	168	5		今まいた種が木になって実になるまで、
C	306	5	●	今まいたたねが、木になって実になるまで、
A	168	5	◎	何年かかると思うの？
A	168	5		昔からモモクリ三年カキ八年といって……。
C	306	5	●	むかしからモモクリ3年カキ8年といって…。
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A	168	6		「タイムマシン」を忘れてた。
C	306	6	●	タイムマシンをわすれてた。
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A	168	7		八年後のうちの庭へ。
C	306	7	●	8年後のうちの庭へ。
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A	168	8	◎	わあい、大きな木に育ってる。
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A	168	9	◎	あれ、実がひとつもない。
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A	169	1	◎	カキどろぼうだ。
A	169	1		取られる前に来ればよかった。
C	307	1	●	とられる前に、来ればよかった。
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A	169	2	◎	二、三日前のうちの庭。
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A	169	3		ひゃあっ、枝が折れそうなほどなってるぞ。
C	307	3	●	ひゃあっ、えだがおれそうなほどなってるぞ。
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A	169	4		自分の木だとえんりょなく食べられる。
C	307	4	●	自分の木だと、えんりょなく食べられる。
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A	169	5	◎	バシ
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A	169	6		どろぼう！
C	307	6	●＊	どろぼう！
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A	169	7		八年間苦労して育てたカキだぞ。
C	307	7	●	8年間苦ろうして育てたカキだぞ。
A	169	7	◎	バシ　バシ
A	169	7		八年後のぼくだ。
C	307	7	●	8年後のぼくだ。
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