ヤマタノオロチ(八岐大蛇

ヤマタノオロチ[★★★]

 ドラえもんは「ヤマタノオロチ」を、全く理解できないのび太に詳しく説明を始めた。「いいか、頭が八つだろ、八つのまたに分かれているからヤマタ、わかった!?」と尋ねると、のび太は「頭が八つならまたは七つだよ。ナナマタのオロチというべきだ」と、緊急事態にもかかわらず、鋭く反論してきた。

 

ドラえもんが冷や汗をかきながら「昔からヤマタと決まっているの!」と逃げると、のび太は執拗に「どうして!?」と問いかけてきた。堪忍袋の緒の切れたドラえもんは「それどころじゃないっ」と怒鳴って、話を打ち切っている。

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ヤマタノオロチ [★★]

 猿か何かが押した『モンスターボール』から「ヤマタノオロチ」が出てきて猛威をふるったので、ドラえもんは桃太郎印のきびだんご、ホームミサイル、スモールライト、空気ピストル、催眠機、ラジコンロボ、ゼロ戦などあまり一貫性のないひみつ道具を手当たり次第出して攻撃に備えた。

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八岐大蛇(やまたのおろち)記紀神話で、出雲の簸川にいたという大蛇であり、頭尾はおのおの八つに分かれていた。

 

 ヤマタノオロチは年ごとに一人ずつ娘をいけにえにしていたが、素戔嗚尊が酒槽を用意させてこの大蛇を退治し、最後のいけにえ奇稲田姫を救出した。

 

 そのとき、ヤマタノオロチの尾の中ほどから神剣が現れ、天照大神に奉献されて三種の神器のひとつになったと言い伝えられている。

 

山中鹿之助

山中鹿之助[★★]

 「山中鹿之助」は「願わくは我に七難八苦を与えたまえ」と月に祈ったと、のび太のパパは強調している。

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山中鹿介:戦国時代の武将(1545-78)尼子氏の重臣であり、幼名甚次郎、元服して名を幸盛と改めた。

 

1563年に毛利元就軍に包囲されて尼子軍は敗退し、以後尼子勢は富田城に籠城し、156611月ついに落城し、尼子氏は滅亡した。

 

山中鹿之助の生涯は、その後も、尼子家再興の執念と毛利氏に対する敵愾心に徹したものであった

 

ヤンバルクイナ

ヤンバルクイナ[★★★]

 イリオモテヤマネコや「ヤンバルクイナ」は新種であり、新種の発見は世界的な大ニュースになる。

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ヤンバルクイナ:ツル目クイナ科の鳥であり、沖縄本島の特産種で、本島北部の山林に留鳥として棲息している。ヤンバルはこの種が発見された本島北部の国頭地方の別名である。

 

全長約30cm。頭上および背面は暗いオリーブ褐色であり、顔とのどは黒く、眼の後ろに白斑がある。上胸以下の下面は黒と白の横縞模様で、くちばしと脚は赤いのが特徴的である。

 

山林や湿地近くの茂みの中に単独かつがいですみ、ほとんど地上で生活しているが、夜は木の上にとまって眠るといわれている。この鳥は飛翔力がほとんどないと言われている。食物は植物食の餌や穀物、昆虫類や小動物であると考えられている

 

 ヤンバルクイナは1981年に新種として記載されたが、日本国内で新種の鳥が発見されたのは今世紀になって初めてのことである。現在は天然記念物などに指定されている。