モア

モア [★★★] [Y1] 

 雲の王国の連邦最高議会では、「モアくん」とドードー鳥くんが安心して暮らせる無人島を作ってもらったと証言している。

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モア[★★]

 テレビでは、「伝説の巨鳥モアが何百年か前絶滅した原因についてはさまざまな説がありますが、人間に狩りつくされたとの見方が有力です」とコメンテーターが解説していた。

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モア:ダチョウ目モア科の鳥の総称である。ニュージーランドの南北両島に限って棲息していたが、おそくとも19世紀の初めころまでには、すべての種が絶滅したと言われている。

 

モアは大型の走鳥類で、最大種は頭高約3m、体重250kgに達したと考えられている。翼は退化していて、飛ぶことはまったくできなかった。頭は小さく、脚はじょうぶでよく発達し、尾羽はなかった。羽毛は毛状で、後羽がよく発達している。羽色は光沢のある黒色ないし灰褐色で、眼は小さく、嗅覚はよく発達していたと考えられる。

 

食性はほとんど完全に植物食で、草、若根、漿果、種子などを食べていた。多くのものは平地や山ろくの森林に棲息していた。巣は森林の中の地上にわずかのくぼみをつくり、1腹の卵数は1卵か12卵であったらしい。

 

マオリ族は、食料のための肉を、また武器や飾り物にするための骨を得る目的で、モアを狩猟の対象としていた。絶滅の真の理由は明らかでないが、マオリ族による乱獲と山焼きなどによる森林の荒廃とが原因であると考えられている。

 

モーゼ

モーゼ [★★★] [Y2] 

 ひみつ道具である『モーゼステッキ』のボタンを押すと、あらゆる水を二つに割ることができる。

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モーゼ[★★]

 「モーゼ」は前へ進めば海、後ろにエジプトの軍と絶体絶命のピンチに追い込まれた。モーゼが神に祈ると、目の前の海が二つにわれ、海底に道ができたという、有名な旧約聖書の話がある。

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モーゼ:イスラエル史において最も重要な位置を占める人物である。

 

聖書の記事によれば、エジプトにおける誕生の際に、パロによるイスラエル人の嬰児虐殺から逃れるために、ナイル川の葦の茂みに隠されたが、パロの娘により拾われひそかに育てられて、その子とされた。

 

エジプトの王宮で成長したモーセは、ゴセンの地に定住する同族のイスラエル人が苦役に服せしめられ、圧迫を受けていることを知ったが、たまたま危害を加えられていたひとりの同胞を助けるためにエジプト人を殺害する結果となり、エジプトを去ってエミデアンの地に逃れた。

 

その間に、シナイの神の山ホレブにおいてヤハウェの顕現に接し、苦難の同胞を救出すべき召命を受け、ただちにエジプトに帰った。

 

パロの頑強な反対と戦いながら、ついにイスラエルのエジプト脱出に成功し、紅海の奇跡により完全にエジプトに勝利することができた。その後、シナイにおいてヤハウェと民との契約を行い、モーゼの十戒という律法を与えられて民に公布した。

 

カナンに至るまでの荒野の旅は容易なものではなく、飢えと疲労による民の不満を導きながら40年を費やしてヨルダンの東側まで到達したが、みずからは約束の地に入ることができずネボ山で死んだと言われている。

 


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