みにくいアヒルの子

みにくいのび太[]

 のび太はひみつ道具である『主役はめ込み機』を使って、アンデルセンの『みにくいアヒル』の主人公になった。その童話を読んでみると、「アヒルのお母さんはみにくいのび太に…」と変更されていた。

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「みにくいのび太」は「みにくいアヒルの子」のパロディ版である。

みにくいアヒルの子1843年に公刊されたアンデルセンの童話である。

 

一羽だけ大きく醜く生まれたアヒルの子が、ほかのアヒルたちからいじめられ、農家を逃げ出しました。ようやく住みついたおばあさんの所でも、ネコやニワトリにバカにされて安住できません。

 

氷の中でのつらい冬が過ぎて春が来ました。その頃になると、アヒルの子は自分でも知らないうちに大空を飛ぶことができるようになっていました。

 

あるお屋敷を巡る堀割に飛んできて、先着の白鳥や子どもたちから大歓待されました。そして、自分が美しい白鳥なのを発見することができました。

 

ミニ四駆

ミニ四駆[★★★]

 のび太は「ミニ四駆」を買いに行く途中、ジャイアンに『虹のビオレッタ』を強引に五百円で売りつけられた。その中には、ドラえもんのドラやき代も一部含まれていた。

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ミニ四駆タミヤが発売している小型の動力付きプラモデルである。電源は乾電池であり、ミニ四駆のサイズは一般的に実物の三十二分の一と言われている。

 

 子どもたちには人気のあった製品であるが、欠点は乾電池の消耗が激しいところにあった。

 

三保の松原(三保海岸)

三保海岸[★★★]

 日本の民話『羽衣伝説』には、「ハクリュウという猟師が三保海岸でみたこともない美しい布を拾った。…それが天上人の飛行服だったんだ。天上人はそれをきて雲の上へ帰っていったという」話が出ている。

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三保ノ松原:静岡県清水区の三保半島にある松原である。駿河の景勝地でであり、白砂青松と富士山の眺望によって古来から有名なところであった。駿河湾に突きでた三保半島は有度山が海食されて生じた砂礫を、沿岸流が運んでつくった砂嘴である。

 

羽衣伝説と謡曲『羽衣』にちなむ羽衣の松と言われるクロマツの巨木と、天人の羽衣の断片を秘蔵するという式内社の御穂神社が林の中にそびえ建っている。

 

ミミズク

ミミズク[★★]

 ジャイアンは野比家の庭にあった『バードキャップ』をこっそりもらって、空中に飛び立つと電柱や屋根や壁に「ゴツン ゴツン」とぶつかってばかりいた。スネ夫はジャイアンの被ったキャップは「ミミズク」だから昼間はよく見えないことに気づいた。

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ミミズク:フクロウ目の鳥のうち、頭部の両脇にある羽毛が耳のように見えるものをミミズクと呼んでいる。

 

日本産のフクロウ目の鳥でミミズクまたはズクの名のつくものは、ワシミミズク、トラフズク、コミミズク、コノハズク、オオコノハズク、アオバズクの6種である。

 

平安時代には、ツクがみみずくをさす語の古い形であった。このツクの形の特徴をとらえてミミヅクと命名したものと言われている。

 

みみずく時計

みみずく時計[★★]

 「みみずく時計」は時刻になると、「ポーウ」と鳴いて時間を知らせてくれる。

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みみずく時計:みみずくはフクロウ目フクロウ科の鳥のうち、頭側に長い羽毛を持った鳥です。みみずく時計はそれを模倣して制作された時計のことである。