ヒマラヤン

ヒマラヤン[★★]

  パイプを加えたセレブなおじさんは、血統書つきの「ヒマラヤン」とアビシニアンを飼っているので、さらに新しいネコを飼うのを断っている。

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ヒマラヤン:シャムネコとペルシアネコを交配して作出されたネコの一品種である。体形と顔つきと被毛の長さはペルシアネコから、被毛の色と目はシャムネコから受け継いでいる。

 

被毛の先端の色の濃い部分であるポイントの色によってシールポイント、ブルーポイント、チョコレートポイント、ライラックポイント、フレームポイントなどの種類がある。

 

卑弥呼

卑弥呼[★★★]

 ひみつ道具の『目で見る日本の歴史』という本によれば、「2008年、タイムマシンの発明」により、弥生時代の日本を代表する邪馬台国が九州か畿内のどちらにあったかが明らかになっている。そして、「女王卑弥呼」もまもなくスクリーンに登場することになる。

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ひみこ(卑弥呼):三世紀半ば頃の邪馬台国の女王である。『魏志倭人伝』に見える邪馬台国には、178-183年(後漢霊帝の光和年間)ころ倭国で戦乱があり、卑弥呼が倭国内における約三十国の諸小国の主張によって邪馬台国の王に擁立された結果、邪馬台国を含む倭国の戦乱はいちおう終息したと記録されている。

 

卑弥呼は、呪術的宗教の司祭にたけ、民衆を心服させる能力を備えていた。卑弥呼は、結婚適齢期に達していたが、夫はおらず、現実的な政治の面は、弟に助力をあおいで国を治めていた。

 

卑弥呼は、王となって以来、人々の前に姿をあらわすことがなく、ただひとりの男性が、卑弥呼の飲食を給し、事柄伝達のために、卑弥呼の居室に出入りしていた。

 

卑弥呼は、2396月に、難升米らを帯方郡に派遣し、魏の朝廷に朝貢することを願い出た。この年の12月、魏の皇帝は、卑弥呼に証書を出して、卑弥呼を「親魏倭王」とした。さらに、金印紫綬を仮に授け、卑弥呼の献上した男女の生口10人、班布22丈に対する返礼の品物として、銅鏡1005尺刀2口などを贈ることを明らかにした。

 

氷山(流氷)

氷山[★★]

 「巨大流氷」は「南極の氷山」で、長さ八十キロ、幅三十五キロ、高さ三十メートルで神奈川県よりも広い。

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氷山:氷河や大陸氷の氷が海に押し出されて、割れて流れ出した大きな氷の塊である。この氷は陸上に降り積もった雪が長い年月かかって氷化したものであるから、海水の凍った海氷と成因が異なっている。

 

南極大陸の周縁には大陸氷が張り出して海に浮かんだ棚氷が数多く見られる。それらが割れると上面の平らな卓状氷山となり、その大きなものは、海面上の高さが100m、幅が150kmにも達することもある。

 

北極海の氷山の一部は大西洋の西を東グリーンランド海流とラブラドル海流に乗って南下し、ニューファンドランド沖に達する。1912414日深夜、新造豪華客船タイタニック号が大西洋横断の処女航海で氷山と衝突して沈没したのもこのあたりである。

 

以来、国際氷山監視船隊ができて活動しているが、最近では人工衛星情報が氷山監視に活用されている。また、氷山を中緯度や低緯度地方の海岸近くまで運んできて溶かし、淡水として利用する試みが検討されている。