ビーグル号

ビーグル二世号[★★]

 ひみつ道具の『目で見る宇宙開拓者たち』という本によれば、「2093年有人恒星探査船」である「ビーグル二世号」が「太陽系をはなれ、はるかな未知の宇宙へ!!」出て、「地球型惑星を発見!」している。

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ビーグル号航海記:進化論を確立したダーウィンの著作である。ビーグル号はイギリス海軍の測量艦で、10門の砲を備えた木造帆船である。

 

1831年暮れにイギリスのプリマスを出港、5年後の183610月に帰港するまで、南アメリカ沿岸、太平洋諸島、ニュージーランド、オーストラリアを周航した。

 

ダーウィンはこの航海の間に各地の動植物や地質を観察、調査し、標本を収集した。航海記の第17章には最も著名なガラパコス諸島が充てられている。

 

日出処は天子

日出処は天気[★★★]

 ひみつ道具である『刷り込み製本機』を使って、たくさんの雑誌に刷り込んだ作品『アンコロモチストーリーズ』、『日出処は天気』、『ペロペロキャンディキャンディ』はジャイ子に言わせると、「どれもこれもプロのまねじゃないの。わたしのかきたかったまんがは、こんなものじゃないんだわ」と怒って、畳に投げつけている。ジャイ子はマンガに対して高い志を持ち、あくまでもプロのマンガ家を目指す姿勢を崩していない。そして、雑誌の編集部に「第一歩から勉強し直します」と電話を入れている。

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「日出処は天気」は「日出処の天子」のパロディ版である。

日出処の天子:初出『LaLa』(白泉社)19804月号~19846月号山岸涼子作。厩戸王子の少年~青年時代を、飛鳥時代の確立と重ね合わせ描いた作品。

 

大和朝廷の有力豪族・蘇我氏の長男である蝦夷はある日、天才として一目置かれる厩戸王子の、常人にはない能力を目にする。その能力故に母親から疎まれた厩戸は、彼を恐れない蝦夷に興味を持つ。

 

互いに強く魅かれ合う二人が、血で血を争う政争の中で運命は岐路に向かう…。超人の壮絶なまでの孤独を描く結末が話題となり、伝説の多い聖徳太子に、通説を覆す大胆な解釈を加え迫った人物像が、高い評価を得た(現代漫画博物館による)

 

ピーターラビット(ポター)

ピーターラビット[★★★]

 しずちゃんは今でも、『ピーラーラビット』とかクマのプーさんといった絵本が大好きである。

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ポターイギリスの著名な絵本作家(1866-1943)であり、1902年に生涯の代表作となった『ピーターラビットのおはなし』を出版した。

 

物語と挿絵がみごとにコラボしたこの小型絵本は、創作絵本の出発点であると同時に、20世紀絵本の出発点となった記念すべき作品として高く評価されている。