埴輪
埴輪[★★]
スネ夫の家の客間の陳列棚には、「埴輪」や高価な壺が飾られている。
[S01368・A01068・037007]
埴輪:日本の古墳の装飾として墳丘の上あるいはその裾の部分に並べ置かれた土製品である。
円筒形をしている円筒埴輪と人物、家、動物、器材などをかたどった形象埴輪の2つに区分されている。前者は墳丘の表飾として、あるいは墓域を示すために置かれ、後者は葬送の儀礼、あるいは祭祀などに関連して墳丘の頂部や墳丘の上の各所に置かれたと考えられている。
形象埴輪には衣服、装飾品、武器その他当時の生活を表わすものも多く、また素朴ななかに、よく感情を表現しており、美術史研究の対象にもなっている。
「ハニワ」のハニ(埴)は、赤または黄色のきめ細かい粘土のことであり、古代には瓦や陶器をつくるのに使用され、また顔料としても用いられていた。ワ(輪)については、この土製品を輪のように並べて立てたからとする説が古く伝えられている。
母の日
母の日[★★]
のびタはおやつに草もちを五個も食べたため、のび太のパパが「母の日」に作ってくれた料理をあまり食べる気がしなかった。しかし、無理やり「ゲープ」が出るまで食べることになった。
[S03240・A02011・037205]
母の日:母の愛情に感謝し、その労苦を慰める趣旨の日である。日本では昭和初め頃から皇后誕生日(3月6日)を母の日としていたが、第2次世界大戦後アメリカにならって5月の第2日曜日とするようになった。
アメリカでは、1910年頃に一女性が教会でカーネーションを配ったことから始まり、1914年ウイルソン大統領が制定したと言われている。
母の日には、母が健在の者は赤いカーネーションを、すでに母を失っている者は白いカーネーションを胸に飾る習わしとなっている。
母をたずねて三千里
ママを訪ねて三千キロ[★★]
ひみつ道具である『ママを訪ねて三千キロ錠』を一粒飲むと、「ママをさがして三百メートル歩かないと会えなくなる」
[S12092・A21139・018003]
「ママを訪ねて三千キロ錠」は「母をたずねて三千里」のパロディ版である。
母をたずねて三千里:イタリアの港町ジェノバに住む少年マルコが、アルゼンチンに出稼ぎに行った母アンナを訪ねる作品である。長く苦しい旅にも関わらず、マルコは持ち前の明るさとバイタリティを発揮して、所期の目的を達成するのである。
なお、この作品はフジテレビ系列で1976年1月4日から12月26日まで、毎週日曜日に全52話放映されたものである。