はごろも(羽衣伝説

羽衣伝説 [★★★]

 日本の民話『羽衣伝説』には、「ハクリュウという猟師が三保海岸でみたこともない美しい布を拾った。…それが天上人の飛行服だったんだ。天上人はそれをきて雲の上へ帰っていったという」話が出ている。

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はごろも[★★]

  仲間でやる劇のコンクールにおける、しずちゃんとのび太の出し物は『天人のはごろも』である。

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羽衣伝説:天女が水浴中に羽衣を盗まれて天に帰れず人妻となって暮らすうち、羽衣を探して昇天するという伝説である。

 

羽衣型の伝承は、神話や伝説として語られる場合には、特定の家系、英雄の始祖伝承や、特定の神の由来説話の形をとることもあり、また昔話として語られることもある。

 

 天女が地上の川や湖や海に天降って水浴をすると、人間の男が天女の衣をひそかにとって隠し、天に帰れなくなった天女と結婚するというのが標準的な筋である。

 

日本では、駿河国三保松原、近江国伊香小江、丹後国比治山などにあるもののほか、全国に類似のものが多い。

 

バズーカ(バズーカ砲)

バズーカ[★★]

 ひみつ道具である『つかみ取りバズーカ』を使うと、海で泳いでいる魚、つまり、ユーステノプテロンを捕獲することができる。

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バズーカ砲:対戦車用のロケット砲である。アメリカ軍が第2次世界大戦中、1942年の北アフリカ上陸作戦で初めて登場させた口径約60mmのロケット砲の俗称である。

 

バズーカ砲は滑腔であり、両端が開いた約1.5mの鋼鉄製の筒で、重量が約6.6kgという軽量のため、肩に乗せて発射することが可能であった。

 

近接戦闘で戦車、トーチ化の攻撃に使用した。厚さ13cmの鉄板も破る威力があったが、飛距離が短く、不正確なことが難点であった。

 

バスラ

バラス[★★]

 奴隷船の集まりそうな港として、ラシード王はチグリスの河口にある「バラスという港」を紹介してくれた。

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「バラス」は「バスラ」のパロディ版である。

バスライラク南東部の港湾都市であり、ペルシア湾奥、シャトル・アラブ川下流右岸に位置している。七世紀にイスラム史上初めての軍営都市として建設された。

 

裸の王様

裸の王様[★★★]

 のび太はアンデルセンの『裸の王様』を読んだこともなく、話の内容も今までにどうも聞いたことがなさそうである。

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はだかの王様[★★★]

 豪華な服を着た王さまを主人公とする脚本として、ひみつ道具である『オートアクションプロンプター』はアンデルセンの『はだかの王さま』をプリントアウトしてきた。

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裸の王様:1837年に刊行されたアンデルセンの童話である。原題は『皇帝の新衣装』であり、14世紀スペインのドン・マヌエルの『ルカノール伯』中に出ているひとつの挿話の翻案であると言われている。

 

おしゃれ好きの王様が旅の裁縫師のペテンにかかるという大筋もそれに依拠している。しかし二つの点で原作を改編している。

  ペテン師たちが織っている布は姦通から生まれた者には見えないというのを、自分のついている地位にふさわしいだけの才能をもたない者には見えないとしたこと。

  王様は裸だと指摘するのが、もとは馬丁だったのを子どもの口から叫ばせたこと。

 

こうした改編によって、ただ奇異なだけの原作が社会批判を秘めた不朽の童話の名作となったと評価されている。